2008年07月31日

7/31東京 明大前&東松原!

意外に近い井の頭線沿い、明大前と東松原を襲撃してきました。


furudai.jpg●明大前「古本大学」
明大前駅前(ややこしい…)の路地奥にある。大学ではないのに『大学』とついていると、何故か『バカ田大学』を連想してしまう…。店頭ワゴンは、古いハードカバー・文庫・カバー無し文庫など。窓には『明大教科書・参考書四割引!』の貼紙。さすがは大学のお膝元。中に入ると左が番台のようなレジ、右にはビデオ&新書のラック、正面には歌集などが入ったガラスケース。店内の構造がどうなっているのか、何故か掴めない。選択肢が多過ぎるのか?どこから見るのがいいのか、しばし立ち往生。取り合えず目の前のコミック棚をスルーし、文庫の棚を眺めながら、店内の把握に努めてみた。通路は五本。背中合わせの四つの棚に仕切られ、そのうち真ん中の二本の棚は中央部分が通れるようになっている。現在見ているのは三番目の通路の絶版文庫の棚。出版社別に大量の絶版文庫が並んでいる。奥は新書。向かいは絶版コミック。……こんな風に店内を説明していると、探偵小説の密室描写をしているような錯覚に陥る…それにしても正確に描写するのは難しい作業。間違いも多々あると思うので、実地で自らの目で検証されるのが一番である。さて閑話休題!その一本奥は右がハードカバーで、演劇・映画・現代文学・趣味・近代文学。向かいは文庫。その奥は全体的に硬くなり、歴史や戦記・詩歌、そして教科書類がズラッと並ぶ。通路奥の登山・山岳棚を見ながら歩を進めると、謎の小部屋にたどり着く。そこには古道具・レコード・映画パンフ・ポスター・雑誌などがひしめいている。それにしても「トラック野郎」のポスターは何故こんなに高いのか…桃さんもビックリだろう。小部屋から出ると、壁沿いに実用書やスポーツ関係、そして再び文学の棚。ここには芥川賞受賞作やネットに掲載されている本が並んでいるようだ。棚の横には暖簾が掛かっており、レジ前小部屋の目隠しとなっている。ここはもちろんアダルトコーナー。大学前で教科書も扱う古本屋さんと言えば、大抵は硬い感じになると思うのだが、ここは非常に柔らか。高潔な知識から堕落した知識まで、全てを授けてくれる欲望の大学だったのです(小部屋も二つあり)。ハヤカワ文庫「さもなくば喪服を/ラピエール&コリンズ」を購入。


nakagawa.jpg●東松原「愛書 中川書房」
駅前の細い路地にある小さなお店。店前には文庫・コミック・雑誌などが入口を囲むように“コ”の字に置かれている。扉には「宮脇俊三と鉄道紀行展」のイカしたポスター。中に入ると流れるのはジャズ。壁は一面の棚、二本の棚により作られる三本の通路。店自体の形なのか、中は入口から見ると少し右に斜めである。左には実用書やムックなどが。いわゆる町の古本屋かな?と思っていると、その下に「ZENTAI」と言う芸術的な表紙の本が。よく見ると全身タイツの本!?…侮ってはいけないのかもしれない…。その横は『最新刊。あの本がもう古本で買える!』と言うコーナー。まぁよくあるスペースだな、と思いつつ流していると、二日前に出たばかりの「IWGP」シリーズ最新刊がっ!!…どうやら侮ってはいけないようです。そこから文庫・音楽・映画・芸能などセレクトされた本が並んでいる。向かいには文学・時代劇の文庫。真ん中は左がコミック(絶版もあり)、右が思想・哲学・オカルト・文学など。入口脇のサブカル系の棚を横目に、最奥の通路へ。左が歴史や江戸物、右が美術・図録・写真、そして鉄道・飛行機・車などの交通関係が充実。店内には目線のちょっと上に監視カメラがあり、にらめっこも可。通路には本が入った紙袋が置かれまくり、ちょっと棚が見難かったりする。店主は横顔は若い澁澤龍彦、正面を向くとアジカンのゴッチ似です。本は新しいものが多め。方向性と個性がハッキリしているので、見ていて楽しいのですが、少し物足りない感じも。しかし本は安めです!文藝春秋「池袋ウエストゲートパーク[・非正規レジスタンス/石田衣良」を購入。石田先生すみません!
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2008年07月29日

7/29東京・幡ヶ谷 BOOK HOUSE なつかし屋


natsukashi.jpg以前幡ヶ谷を訪れた時、閉まっており入れなかったお店。六号通り商店街を抜けた所にあり、車道に出た看板が目印。キレイなビルの1F、店前にはケースに入った三冊100円の文庫やノベルスなどが。何故かテレビ台の中に入ったドライヤーなども置いてある。入口のガラス引き戸に目をやると、そこには恐ろしい光景が!本の山が、壁が、目の前にそびえているっ!入れるのか?ちょっと入りたくないぞ…このまま帰ろうか?…と思いつつよく見ると、どうやら通路は確保してあるようだ。入口脇のイーゼルにも「OPEN」の札が掛かっている。意を決して中に踏み込む。…蒸し暑い…冷房をかけていないのだろうか…不思議な現代音楽のような、やけにメルヘンチックなインスト曲が流れている…妖精でも出て来そうだ。それにしても肩までの本の山!肩幅も無い通路。どうやら元々は“U”字型に回遊出来る構造のようだが、もはや右の通路は天井近くまで、本&ダンボールの山。通路は左への一本道のみ!どうやら冷房をかけていないのではなく、こっちまで冷気が届いていないらしい。積んである本はジャンル分けなどとても確認出来ません。古書や新しい本、ムック・雑誌・コミック…。棚を見ることが出来るのは目線から上の三段くらいのみ。まぁ、落ち着いて本を見てみよう。左には文庫が収まり、時代劇から始まっている。整頓はしっかりとしてあるので、物凄く見やすい…しかし目線から下は本の壁に遮られ、謎のまま。ちなみに品揃えは素晴らしいです!あぁ、全部見てみたい…。向かいはコミックから始まり文庫へとつながっていく。それにしても通路が狭い。体を反転させるのにも苦労する。例えて言えば『本の塹壕』…。真っ直ぐ塹壕を進むと、レジ(?)とは思えぬ本の山の前で、ビニールに本を積めている店主の姿が行く先に見える。彼は…立って作業しています。立ち続けて梱包しています。流れてませんが流れ作業の工場のようです。レジ周りも当然本の山。おもちゃ類もちらほら見える。中にはマルサン『バルタン星人』のプラモも!しかし物が溢れまくっている割には、全体にキレイな印象。積み上げっ放しと言う感じはありません。不思議です…もしや店主はこの状態で、何処に何があるかしっかり把握してるのではないだろうか。しかし、あの入り込めない奥の方は一体…そんな想像膨らむ店主に本を渡すと「ありがとうございま〜す」と透き通るような声&満面のスマイル!応対が丁寧です。しかしそのシチュエーションは本の隙間でのやり取り。本とお釣りを受け取り、後ずさりして少し広い場所でUターン。すると一冊の文庫本が体に引っかかり、床へバサリ。かがんで拾おうとすると「いいんですよ〜」のやさしい声。こちらも「いえいえ」などと訳の分からないことを言い、本を戻す。以後、本にぶつからないよう細心の注意を払い入口へ。サッシをカラリと開けると「ありがとうございました〜」と遠くから店主の声。こちらも思わず「どうも」などと訳の分からないことを言ってしまい表へ。あぁ。何だか不思議の森に迷い込んでしまったような、トロリとした時間でした。集英社文庫「艦と人/飯尾憲士」中公文庫「東京の昔/吉田健一」を購入。
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2008年07月28日

7/28東京・石神井公園 草思堂書店


sousidou.jpg駅南口、人通りの激しい狭いバス通りに面して建つ。何だか勘亭流書体の店名がとてもデカい。店頭には面差しのラック。雑誌やグラフ誌・絵本、珍しいところでは「科博ニュース」が並んでいる。下にはケースに入った文庫本。均一と言うわけではなく、モノによって値段が違っている。店内は天井が高く奥行きもある。パッと見リサイクル古書店に見えるが、実はしっかりした古本屋。壁は両側とも棚、そして二本の棚が真ん中に置かれ、三本の通路を形成している。左はコミックと100円均一本。均一本は手前だけだが、コミックは最奥まで続いており、レジの近くは絶版漫画度がアップ。真ん中は左が思想・哲学・歴史・文学・音楽。そしてクラシックCDと、足元には多種多様なLPレコードがどっさり。向かいにはハードカバー。右の通路はハードカバーと文庫。文庫は出版社・ジャンルに関係なく、作者名の五十音で並ぶ形式で、角には新書の棚も。どの棚の上にも全集の揃いなどが横積みされている。店内はここからもう一つのブロックに分かれている。このレジ前地帯は、壁の棚プラス二つの短い平台付きの棚で構成され、古本以外の物も多数置かれている。右にはCDやビデオ(値下げしました!の貼紙が)、その横の奥まったスペースにはスーファミなどの懐かしのゲームカセット。壁にはフィギュアやキャラおもちゃなども掛けられている。その周りは絵画・建築・刀剣などを含む美術関係。真ん中の通路は左が戦記・戦史、平台に何故かぬいぐるみ。右が鉄道などの雑誌関係。そして左の通路は絶版漫画と少量の文庫本。最奥レジ脇の棚は、厳選されたプレミア本。古い探偵小説などもあり、この棚がこの店の古書値の平均値を上げているのは確実である。作業スペース脇には、コの字型のレジ以外からうまく目隠しされた、アダルトスペースも。レジに目をやると不思議な違和感。梱包作業をしたり、レジを打ったりする人が一人。パソコンを操作している人が一人。前の人が梱包作業に入ると、後ろの席と縦並びの一列になってしまう。大の大人が超近接距離で縦並び…その光景はさながら戦闘機のコックピット!前の人は働きにくくないのだろうか…慣れれば何てことないのかもしれない…。このお店の特徴として、本の状態が細かく書き込まれたシール(普通の値札ラベル。だから小さい)がカバーやビニールに貼られている。買う方としては便利である。列記する事柄が多くなると、シールの枚数も増えるようだ。古い本も多めである。本の値段はしっかりがっちり!新潮文庫「木の一族/佐伯一麦」を購入。
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2008年07月27日

7/27東京・高円寺 西部古書会館


seibu.jpg一般人はあまり入れない古書会館。普段は古本屋同士の取引や市などが開かれている、問屋のような場所。東京都古書籍商業協同組合に加盟していると出入り出来るようだ。今日は「中央古書展」と言う一般にも開かれた即売会なので、大手を振っていざ館内へ!オリンピックの横にある、モルタルの古い白い建物。入口の両脇は多数の自転車がビッシリと駐輪中。そしていつもは荷降ろしに使われる、トタン屋根の掛かる作業スペースは本だらけ。小さい台・スノコ・あるいは地べたに本がてんこ盛り。中々原始的な風景である。通路は狭く、人とすれ違うことは困難を極める。前に進めないことに業を煮やし、本列をまたぐツワモノも。奥のスノコでサンダルを脱ぎ(履物は無くなっても責任はとりません!との貼紙が…)、サッシを開けて一段高くなった館内へ。入った所にはおばさんが二人待ち構えており、そこでバッグを預ける仕組みになっている。番号札を受け取り、館内を見渡す。かなり広めな板張りの集会場のような雰囲気。右側・おばちゃんたちの後ろはレジ兼作業スペース。出品している10人前後の古本屋さんたちが集まり、激しく喋くりながら作業中。「3500円ナ〜リ、6800円ナ〜リ…」などと計算したりしている。古本屋さんと言うのは、たくさん集まるとこんなにも活気溢れるものなのか……知らなかった…。たくさん並べられている古書会館スリッパを履かず、裸足のまま歩を進める。板が冷たくて気持ちいい。壁一面は頭くらいまでの棚。そして背中合わせの棚が三列。しっかりと冷房の効いた館内で、多くの人が棚を食い入るように見つめている。この即売会はすでに二日目終了三時間前なので、棚にも空きが多い。しかしその前に立つ人たちは真剣である。脇には持ちきれないほどの大量の本。本のタワーと一緒に微速前進しているツワモノもいる。膨大な手製の探書リストをパラパラと血眼でめくる人、手に取るそばから本を積み上げていく人、ガンガンぶつかっても全く意に介さない人…色んな人がいます…普通の人はあまりいません…。本は古書から新しいところまでオールジャンル。雑誌や絵葉書などの紙物、資料類も盛りだくさん!しかもかなり低価格!レジの後ろでは古本屋さんが作業!会議!作業!会議!何か学校の委員会のようにやることがたくさんあるようで大変そう。がんばってください!みなそれぞれ屋号で呼び合い、プロの雰囲気が伝わってくる。その中で気になったのは「○○堂さんはこっちね。あ、アバッキオさんはこっから…」…?『アバッキオ』!?イタリア人!?ジョジョ第五部の!?スタンド使い!?…色んなお店の名前があるものです。最近は変わった店名も多いので、屋号で呼び合ってると、おかしなことになっていそう…。バッグを受け取り外に出ると、湿気と共に降り出した雨。そして雨宿りついでに古本を物色する人たち…。古本屋のプロフェッショナルな面が垣間見られる楽しい会館でした。新潮社「人間の建設/岡潔・小林秀雄」を購入。
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2008年07月25日

7/25水道橋追記


erika.jpg誠心堂の近くには、ここも映画の舞台の一つになった「喫茶店エリカ」がある。しかし今は休業中。もう一年ほど前から閉まりっぱなしだ。果たして再開するのだろうか…。神保町近くでちょっと前に、この外観に似た新しいお店を見かけたのだが、この時は何故か見つからず、結局関係があるかどうかは分からず仕舞い。映画「珈琲時光」は都電!一青窈!古本屋!フィールドワーク!と言う映画。古本屋は他にも高円寺の「都丸書店・本店」を訪ねたり、同じく高円寺の「球陽書房・本店」が映り込んだりしている。都電!一青窈!古本屋!フィールドワーク!日本をこんな風に美しく撮ってくれた侯孝賢に感謝!
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7/25東京・水道橋 誠心堂書店


seisin.jpg水道橋と神保町交差点の中間あたり、白山通り沿いにある。映画「珈琲時光(監督:侯孝賢)」で浅野忠信演じる古書店主のお店として登場する。店内最奥から通路を通し写される、頻々と行き交う車の反射光が店内に鋭く飛び込むシーンは、世界最高の美しい古本屋イメージ。ありがとう、侯孝賢!通りから古風なスクラッチタイル張りの店に近付き、まずは均一台を…と思ったら、無い!?出ていないのではなく、無い!!!いきなり高くなったハードル。早鐘のごとく鳴り始める心臓。しかしここで怖気づく訳にはいかない。意を決して引き戸をカラリ、と開け中に入る。目の前には和本の入門書がお出迎え。横には和本のDVDまである。始めてみる代物だ…恐らく一生見ることは無いだろう。店内に目をやると、通路は案外と奥行きが無い。ガッカリするより映画の魔術に感心。レジを底辺としたU字型の通路。しかし…恐ろしいことに興味を惹く本が一冊も無い!と言うか私の知識不足で何にも分かりません!ここが書や和本のお店だと予備知識で知ってはいたが、ここまでアウェーだとはっ!!知っている名前を懸命に棚から探す。會津八一!知ってる!!…「會津八一の筆蹟」…いらん!あ、榊莫山……さらにいらん!「百万塔陀羅尼」の複製が100円…逆にこれをレジに持っていく勇気が無い!とにかく右を見ても左を見てもチンプンカンプン…恐ろしい所に入ってしまった…あぁ、レジからは、こいつは何なんだ?って見られているんだ……しかし、このままおめおめと引き下がる訳にはいかない。せめて何かを得て帰らなければ、と思い一番最初に見た、店主の書いた和本入門書を買うことに。『2310円……高いな…』と本を手にした途端、舌の根も乾かぬうちに先ほどの向上心はどこへやら。俺、ホントに読むのか?と思いつつショーケースとなっているレジに持って行くと、ポロシャツを着た古書店主とは思えないスポーティーなお兄さんと、壮年のお母さんらしき人が出迎えてくれる。本を渡すと「いらっしゃいませ…あ、2000円で」といきなり値引き!ありがとうございます。ちゃんと読みます〜。ちなみに映画にも登場する飼い犬(ムートン)は不在でした。平凡社「和本入門/橋口侯之介」を勉強のため購入!
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2008年07月24日

7/23東京・渋谷 若者聖地4店

若者が集う渋谷にもひっそりと古本屋はたたずんでいるのでした。


shibuya.jpg●渋谷「渋谷古書センター」
マークシティ横の焼き鳥の匂い漂う飲み屋街にある、2F〜B1Fのお店。2Fは後ほど紹介する別な店舗。開放的なラーメン屋の向かいに並ぶワゴン。ハードカバー・文庫・雑誌。間には古い本が多く挟まれている。文庫は海外文庫も多く、カバー無しの美本も並ぶ。右から中に入ると、海外・ミステリー・文学の棚。文学は古い書籍もちらほら。不思議なジャンル分けになっており、真剣に見ていると弄ばれること必至!浅瀬と深みを行ったり来たり…。奥には辞書。その向かいは戦記やノンジャンルの古い本。平台には雑誌や図録などが並んでいる。真ん中のスペースはいつ来ても活気溢れる空間。料理・仏教・建築・写真・写真集・アダルトがギシギシとひしめく。中年から初老の人達が、背広・作業服関係無く吟味中。通りに面したウィンドウは縛られた全集・美術本・揃い本・文庫が積み上げられ、通りからの視線を目隠ししている。レジの人はいつもニューウェイブな感じ。レジ横は経営・ビジネス・コンピュータ・岩波・ちくま文庫などが並ぶ。左のスペースは文庫天国。時代劇・ミステリー・文学・海外文学などがメイン。そこから脇に出ると階段室。新書やペーパーバックを横目に地下へ……と思ったら何と閉店している!6月からネット販売に移行したとのこと。以前は美術関係がうず高く積まれた、魔の空間だったのですが…残念です。

●渋谷「Flying Books」
と言うわけで仕方なく2Fの書店へ。階段途中からプレミア写真集や画集などがディスプレイされている。2Fの一面ショーケースの前を通り過ぎると店内入口。絞られた照明、こげ茶の木材で統一された内装…間違いなくオシャレ空間である。しかし古本屋で高級感と言うかセンス良くしようとすると、何故か似通ったイメージになる気が…。レジとカウンターが一体化し、足の高いスツールが並ぶ。ドリンクも出るようだ。入口右からシュルレアリズムの棚。そこから日本の詩人や宮澤賢治へつながっていく。向かいはセレクト棚と日本の写真集が中心。奥の壁は一面の棚で、L字型となり店の最奥までつながっている。その構成は民俗学・宗教・精神世界・山岳・サブカル・オカルト・幻想文学とマニアック過ぎる棚揃え。真ん中の通路は大判の国内・海外美術本・海外の雑誌・グラフ誌がズラリ。最奥の通路は海外文学と思想。「ユリイカ」がずらっと並んだりしてます。奥のショーケースにはプレミア本の海外写真集や「血と薔薇」の4号揃い(オリジナル)などが恭しく収められている。お値段はそんなに安くないが、この品揃えでほとんどがプレミア本…納得せざるを得ません。カウンターではアーティストが何やらサイン中。写真家さんと詩人さんが自分の本に、次から次へとサインし、乾かしてます。ごくろうさまです!美術出版社「美術手帖/特集:美術の土方巽」を購入。


nakamura.jpg●渋谷「中村書店」
宮益坂を上り246号にぶつかる近くにある。青山からの人通りがかなり激しい。店頭には回転ワゴン・文庫満載ワゴン・木箱が置かれる。均一だが古く背の焼けた本が多い。「手動です」と書かれた引き戸を開けると、細長く小さいお店。左側は文庫がビッシリ。こちらは店頭とは違い、しっかりと新しいところも揃えてある。文庫の奥は全て詩歌。短歌から始まりレジに向かうほど詩集が古くなり、スゴイ棚を作り出している。決して買うことは無いだろうが、これだけの古い詩集を一堂に収集しているお店は見たことが無い!驚愕の棚の対面は美術、そして芸能・映画・建築・文学・歴史・思想と続き、新らしめのハードカバー・新書類となり再び入口へ。このお店、小さい店内に似合わないレジ上の旧式大型クーラーから噴出している冷気が途轍もなく寒い。しかしレジのオヤジは半袖で眉ひとつ動かさず本のページをめくっているのだった。


tatsumi.jpg●渋谷「巽堂書店」
中村書店の20Mほど先にある。腰までの均一棚が、戦場の防御壁のようにジグザグに配置してある。棚を眺める時は当然ジグザグに進むことに。文庫・文学・美術・歴史などの本が古い本も含め収まっている。自動ドアを潜り店内に入ると、左にはまず文庫。しっかりと最近の棚になっており、その先は岩波文庫で固めてある。そしてさらにその先は、聖書関係・歴史・郷土史が重厚に続く。頑固そうなオヤジがいるレジ前を通ると、美術・映画・演劇・哲学・江戸がズラー。その対面は建築などが並ぶ。そして最後は新書やハヤカワミステリーで締め。

宮益坂をダッシュで駆け上がったら、心臓が破れそうになるほど脈打ちました。
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2008年07月22日

7/22東京・新大久保 古書畸人堂 百人町店


kijindo.jpg駅を一歩出ると、そこは無国籍なアジア的空間。そんな賑やかな通りに面したビルの地下にある。なだらかなスロープが店へのアプローチ。入口両脇に均一の文庫・ハードカバー・廉価コミック・ノベルス、そして雑誌。これらを見る時は坂道のため、体はナナメとなる。ちなみに棚下にDIYな工夫がしてあるので、棚はしっかり水平です。店内はコンクリむき出しの低い天井…アプローチから想像出来る通り、ガレージを改装した店舗なのだろう。でかい梁と低い天井。しかしさほど圧迫感はない。壁はご他聞にもれず一面棚。その間は三本の通路によって構成されている。小さい音量で流れるクラッシックをBGMに、まずは左の通路から眺めてみる。趣味実用・ビジネス・音楽・映画・文学。その対面は音楽・思想・哲学・都市・オカルトなどハードカバー中心。この通路の奥はアダルトスペースになっている。真ん中は文庫通路。左が新書・岩波・中公・ちくま・講談社学術や絶版文庫を中心に、中々見応えのある棚を作っている。向かいは現代文学の文庫・時代劇の文庫、そしてアダルトの文庫少々。右の通路は雑誌・料理・児童書・コミック・専門書・辞書など。コミックは絶版の古いものもあり、こだわりのセレクトである。専門書は何故か学術書が多い。特に昆虫関係の本が目を惹きつける。お客さんは年配の人がコンスタントに入ってくるので驚き。お値段は普通です。ちなみに棚を見ている間(店内滞在時間20分)に、三ヶ所を蚊に刺されました。油断大敵、カユイ…。夏の古本屋は注意が必要です。新宿駅南口に系列店あり。ちくま文庫「古本極楽ガイド/岡崎武志」を購入。
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2008年07月19日

7/19東京・雑司ヶ谷 旅猫雑貨店


tabineko.jpg鬼子母神から雑司ヶ谷に向かう途中、偶然発見してしまったお店。「女子の古本屋」と言う本で、お店の存在は知っていたが、まさか行くことになるとは夢にも思わず…。パッと見は、ホントに雑貨屋。看板には『和雑貨と古本』と明記してある。中に入ると足元に古本、一歩進むとまた足元に古本、そして右の壁に違い棚風に収められた古本の列が続く。量は雑貨より遥かに少ないが、暮らしの手帖関連・猫・陶芸・民芸・京都・食・竹久夢二など厳選された本が、雑貨とシンクロしつつ、お店の雰囲気を作り出している。本はみんなお安め。雑貨は見たことも無い物、実用的な物、ちょっと意味なく欲しくなる物などが大量に売っている。本を買う時値段が見当たらなかったのだが、丁寧に店番の人が私に断りを入れ、店主に電話で確認。丁寧な対応でした。予想していたお店とは全然違い、また来てみたいと思わせるが、果たして次回たどり着けるかどうか不安。このお店はこの町にすっかり馴染んでいるが、このお店を必要としているのは、町の外から来る人なのだろう。何か不思議である。ハヤカワ文庫「おかしなネコの物語/乾信一郎」暮らしの手帖社「一銭五厘の旗/花森安治」を購入。
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7/19東京・葛飾 青木書店


aoki.jpg堀切菖蒲園駅沿いの商店街にある。先日購入した「古本屋四十年」の青木正美氏のお店。店頭のワゴン(下は廃棄物の冷蔵庫?)は古い本が多め。その古さは仙花紙本も混ざるほど。ショウウィンドウには永井荷風の印刷写真(木村伊兵衛撮影)や小山清の本など、下町に相応しいモノが見える。右の入口から店内に入ろうとするとビックリ!!扉の取っ手が本で作られているのだ!正真正銘、本物の本である。本への無尽蔵な愛がビシバシと伝わってくるが、本に本来以外の用途を強いると言うことは、本への裏切りになるのでは…などと意地の悪いことを考えつつも、ニヤニヤしながら店内へ。来店を告げる鈴が涼やかに鳴り続ける。それに呼応したかのように、目の前に整然と並ぶ本。左側に選書・新書・文庫、右には戦記・戦史・宗教・音楽が並ぶ。文庫以外はパラフィン紙かビニールがしっかりとかけられ、店内に統一感を生み出している。真っ直ぐ進み、レジ横の文学棚へ。作家ごとに作品&評論がまとめられ棚に収められている。レジには中年のオジサン。ここまで来ても、まだ店の全貌は掴めない。全く見通せない店内と複雑な棚構成がそうさせているようだ。レジ前下には、岩波文庫がビッシリと並べられている。第二の通路には、古代史・歴史そして対面に美術。美術は棚に入り切らないものが、手前の肩ぐらいまでのキャスター付き棚に収められズラリ。ただしこれを動かして、裏の棚・下部を見るのは至難のワザ…物凄く重いのである。しかも可動式だからと言って、動かしてよいと言うことではないわけで…。このキャスター棚の中には特撮・アニメ・フィギュアなどの柔らか〜い本も。第三の通路は料理・人物伝(評伝・自伝も含めこういうまとめ方をしているお店は見たことないです)・芸能・映画・江戸・東京・生物など。第四の通路は自然科学・思想・哲学、対面には文学の文庫。第五の通路には風俗・児童書・ノンフィクション・世界各地の歴史・紀行文などが。特徴的なのは各ジャンル棚ごとに、重要な新書・文庫も並べられていること。さらにレジの左横には、出版・古本関係のスペースがしっかりと取られている。この業界に造詣の深い店主ならではのエリア!もちろん青木氏の本も多数並べられている。とにかくこの店舗スペースに、整然と並ぶこの量は驚異的である。まるで小さい図書館のように、知識が広く敷き詰められているのだ。しかしこのスペースを実現させるためのしわ寄せは、通路の狭さに如実に表れている。足元の本は体を横にして屈まないと見えません。店から出る時は、左の出入り口から。ここの取っ手も、当然本で出来ていました。ただし右側扉とは色違い…。有隣堂「美術の中の横浜/宮野力哉」岩波文庫「新編 みなかみ紀行/若山牧水」を購入。
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2008年07月17日

7/17東京・三鷹 古書上々堂


jojo.jpg駅から「こりゃ歩いて戻るの大変だぞ」と思い始める位の位置にあるお店。ただし駅からは直線で来れる。店名は「しゃんしゃんどう」と読むようだ。広い店前、八百屋のように大きい平台が二つ置かれ、絵本や雑誌を展開。二つある棚は両方ともハードカバーが詰まっている。柱には買取本のジャンルが貼られ、その下のオシャレな看板が、垣間見える店内と合わせて、何故か緊張の度合いを高めている。勇気を持って扉を開けると、シックな木材で統一された店内。白熱電球の照明は絞られ、高級感を醸し出している。目の前には巨大な木製のラック。美術書・海外絵本・図録・イラスト集・写真集などが余裕を持って置かれ、プレッシャーをかけてくる。まるで洋書店の雰囲気…英国の本屋にでも迷い込んでしまったようだが………しかし先ほどから店内に朗々と流れる透明な歌声…これは!徳永英明!!徳永英明の「VOCALIST(予想)」!ありがとう徳ちゃん。ここは日本だった!別にファンじゃないけど、おかげで緊張がほぐれました。気を取り直し右から棚を見ると、まずは美術・図録類が収まっている。隣は文学の棚で70年前後の本から始まり古めの本が増えていく。稲垣足穂や山口瞳、野坂昭如などは複数の著作が。詩歌もあり。向かいは選書・新書、そして岩波文庫が大量に揃う。奥には特集コーナー。この日は岡崎武志氏、南陀楼綾繁氏、内澤旬子氏のミニ古本屋が。ポップなどもあり、楽しい空間になっている。店奥はレジ兼作業台のどデカイ机が鎮座。店の中は三つの棚で仕切られている。レジ前から最初の通路へ。そこから見ると入口方面は、先ほどの巨大ラックののっぺりした背面が視界に広がる。最初の棚は安い文庫と文学。向かいは絶版文庫も多く含んだセレクト棚。隣の通路は海外文学文庫や時代劇、105円文庫など。そして一番奥の通路がハードカバーの海外・幻想・思想。その向かいには紀行文学、そして充実した児童文学&絵本。よく考えて見るとこのお店は珍しい構造をしている。普通は出入りも激しく目立つところに、安いお買い得な本を並べたりするものだ。ところがここは店の真ん中にその部分が隠されているのだ。普通の店がデコラティブなケーキならば、この店は中に餡子の隠された和菓子と言えるのでは!?(もちろんこの説は何がその店の中心なのかを見極めない事には、全く逆の意見にもなり得る。本を安く買う事に重きを置くのか、いい本をたくさん置いていることに重きを置くのか…あぁ、自分で書いてて何だか分からなくなってきた…)とにかく色々と見所の多いお店ではあります。本を買うと、次回来店購入時に「50円引き」のちょっと不気味なチケットがもらえる。潮出版社「眉屋私記/上野英信」を購入。
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7/17東京・国分寺 ら・ぶかにすと


labucanisuto.jpg車通りの激しい道に面して建つ。文庫とハ−ドカバーが詰め込まれたワゴン、雑誌・絵本のラックが置いてある。引き戸を開けて入ると、店内はちょっと狭い。レジは入ってすぐ左。三方の壁を棚が埋め、真ん中に背の高い棚。右は文庫コミック・下に美術本、そして文学・戦記と続く。左の棚はすべてコミック。突き当たりは趣味の本やそれらに類する文庫。そこから左の通路に回り込むと壁際は一面文庫の棚。古いものから新しいものまで綺麗に五十音順に揃えられ、時代のグラデーションを作っている。その向かいはアダルト・ハードカバーもろもろ。途中、店に入って来た乱歩の盲獣(竹中英太郎・画)にそっくりなお爺さんが『ハフンハフン』言いながら美少女コミックを出し入れしてました。元気があるのはいい事ですが、店の人も大変だなぁ。レジ横と前の棚にプレミア本がまとめられている。文学・ミステリー・主義関係・スパイ・幻想・文庫などが。これらは値段はしっかりと高め。すぐ近くにに二号店があり、ハードカバー中心の品揃え。コミックは無く、文学・趣味・映画・演劇・世界・オカルト・宗教・戦争・郷土史・美術・文庫などが。こちらは通路にも本が積み重ねられ、雑然率高し。


mitama.jpg●追記:国分寺「三多摩図書」
南口の繁華街にある。訪ねてみたところ、店は閉じられている…と言うか解体中?改装中?木材がベリべり剥がされている。本の入っていない棚が、骸骨のように暗闇に浮かび上がっている…。
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2008年07月14日

7/14東京・月島 文雅堂書店


bungadou.jpg「佃島ふたり書房」の出久根達郎氏が修行していたお店。月島駅から地上に出てすぐ、本を積み上げた店が目の前に現れる。下町風なミニ出桁造りの店構え。すぐ横には下町特有の路地が奥の方まで伸び、心を和ませてくれる。店前には文庫満載のワゴン。雑誌&ハードカバーを差している棚、そしてハードカバーを中心としたワゴン。その中には驚くくらい古い本も含まれている。さて、店内に入ろうとしたが、コワイ!レジで「水戸黄門」を見ているオヤジさんもコワイ!そして店の中もコワイ!!その様子はまるで古本倉庫。紐で束に括られた本がドシドシ積み上げられている。もちろん棚もちゃんとある。そこには多ジャンルな本が古書を含め、歪んだ棚に差してあるのだが…。レジのオヤジ(古本屋らしからぬ風貌)がこっちを見ている。その視線を感じる…いや、彼の存在感にすでに心が折れているのだ。右手にはスチール棚が連なり、コミック・廉価コミック・文庫・ハードカバー・古書・ビデオ・DVDなどが。店のど真ん中に据えられているワゴンはアダルト専門。そして奥には本束の山が連なる。物凄く未整理なのだが、新しい本も多く含まれているので、決して停滞しているわけではない。しかしぶっちゃけると、素人目には全く何だか分かりません。こんなのは初めての体験です。恐るべし古本道…。と、このように冷静に店内を検分しているつもりだが、決してレジ方向に視線を向けられません!チラ見も出来ません!店内に連なるは古本けもの道。作家が修行したお店で、別な意味で修行不足を痛感してしまいました…。みそ汁で顔を洗って出直してきます!
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7/13東京・代々木上原 Los Papelotes


papelotes.jpg代々木上原駅北口、突然閉店し始めた高架下商店街を抜け、坂を下ったところにある。店名が「Los Papelotes」…何て読むのか分かりません…ロス・パペロテス?西班牙語?“Pape”の部分に紙や本が関わってる感じが…。非常に洗練された店構え。ハッキリ言ってオシャレである。警戒センサーが頭の中で点滅し始めている。面差しされたグラフ誌の間を通り、店内に。するとちっこいヨークシャーテリアがお出迎え。ニオイをクンクン嗅がれまくり。内装はこげ茶の木材で統一されている。入口脇にはすぐレジ。若いオシャレなお兄さんがハンチングを被り、本を整理している。狭い空間にハードカバー類が詰め込まれたワゴン。左の棚に目をやるとまずは特集コーナー。宮澤賢治関係と猫の本の特集。そこからぐるりと建築・ファッション・デザイン・イラストとアート関係がつながっていく。無駄な本が一切無く、美しい無菌室のような棚である。古い本や汚れた本もほとんどなく、1970年代以降を中心としてまとめられているようだ。ワゴン後ろには児童書の棚。その裏には東京本が、植草甚一・松山猛・池波正太郎などを核に並べられている。ここで再びテリアと再会。お腹を撫でてあげると満足そうにして立ち去る。左を見ると半地下スペースの全貌が目に入る。その様子はまるでミニミニ巨大迷路!90度に折れ曲がる階段を下ると、壁は全面棚。中には三本の肩ぐらいまでの棚。タレント本・村上春樹・和田誠と三谷幸喜を中心とした映画の周辺・ファッション・コミック・サブカル全般・デザイン・イラスト・写真・文庫・向田邦子・雑誌など上階と同じく厳選された本が棚を作っている。文学もあり、1970年代〜現代までうまくフォローされている。全体の印象は、物静かなエッセイストの本棚を見るかのようで、何だか植物的である。店の外観&内観も含め、全体を美しく統一すると言うことが、こんなにも気持ちのいいことなのか、と気付かせてくれる。センスあっての賜物か…羨ましい限りである。自然と頭の中の警戒センサーもなりを潜めていた…。先ほどの犬は入口付近に寝そべって、通りを眺めながら何処吹く風。福武文庫「古本屋四十年/青木正美」を購入。
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2008年07月11日

7/11東京・中野新橋 伊呂波文庫


iroha.jpg川を越えた急な坂の途中にある。店前は小さいダンボールに入った均一本と棚ざしになった雑誌。店の中を覗くと、電気が点いていないようで暗い。構わず扉を開けて入った瞬間!明かりがピカピカッと点る。自動!?と思ったが、レジの店主がスイッチを入れたようだ。流行のエコだろうか?店内は逆“山”字型。真ん中の左は一面がコミック。右は文庫と様々な本。建築や図案・イラスト関係が戦前のものも混ざり、いい棚を作っている。「近代建築ガイドブック[関東編・関西編]」の二冊が売っているとは!これだけでもボルテージはアップ。いいものがそれほど高くない値段で並んでいる。レジ前を右に入ると、角の棚は写真集。そこから映画・隠秘学・幻想文学。伝統芸能と続くのだが、品揃えがスゴイ。完璧とも言っていい棚(ちなみに私にとってと言うことです)。欲しい本がそこかしこに、と言う夢のような状態に久しぶりに陥った気がする。奥にはアダルト、折り返して新書と文庫。こちらの文庫もピンポイントで心を打ち抜いてくれました。再びレジ前を通り左側へ。まずは図録類が出迎えてくれますが、ここでもツボを押さえまくり。何だかクラクラしてくる、そして何故か気ばかりが焦る…。クラクラしつつ左に目をやると、犯罪・文学・江戸といったジャンルが新旧取り混ぜ並んでいる。対面はコミック。床には珍しい雑誌類が、これも新旧取り混ぜキレイに積み重ねられている。店自体はそれほど大きくはないが、棚をいかに輝かせるかと言う事を、心血を注いで熟考しているのが伝わってくる。しかしその偉業を成し遂げている店主はと言えば、二台のテレビでそれぞれ違う番組を一度に鑑賞中…。違うドラマのセリフがゴチャゴチャと重なり合い……あぁ、本に集中したいのに気にすれば気にするほど何故か聞き入ってしまう!…とにかく軍資金をしっかり携え、もう一度訪ねたいお店である。岩波新書「画家と画商と蒐集家/土方定一」フィルムアート社「ATG映画を読む/佐藤忠男編」を購入。
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2008年07月10日

7/10東京・新宿御苑二店

御苑はデカイ公園だけではなく、最近知って通ってるお店、昔から知ってたのに最近始めて入ったお店の二店があるのでした。


kunishima.jpg●新宿御苑「國島書店」
雑居ビルとマンションに囲まれた地区にある。「古書と古本」と看板に大書してあるが、店名は何処にもない。店前には均一棚が二つ。ハードカバーと廉価コミックだが、文庫の棚が出ていることも。店内は二本の通路。縦に奥行きがある。右は児童書・料理の本から始まり、廉価コミック・ミステリー・文学・歴史が並ぶ。対面はノベルス・文庫漫画が一部、他は文庫で棚が埋め尽くされている。五十音順で古い文庫多し。奥には純文学文庫だけでまとめた棚もある。左側の通路は小さいラックに古代史、壁の棚は充実した戦記・戦史から始まり、趣味・雑誌(通路にも雑誌。折り畳み椅子の上やカゴの中や多様な置かれ方をしている。ディスプレイの一環か?)・辞書・海外文学・詩歌・文学が。対面は海外文学の文庫・新書、そして奥は絶版文庫・ミステリーが多い。レジ前は複雑な構成。大小様々な棚に本が詰められ、入り組んだ形に置かれている。雑誌・美術・文学・古代史・料理・図録・映画・芸能などオールジャンル。このお店は色々な場所に重複するジャンルが存在する。濃度の違いはあるが、そのつながりは店主でない私にとっては理不尽。しかしさながら、脳内の記憶のつながりを見るようで楽しくはある。レジに陣取る店主(ミュージシャンの會田茂一似)は、いつ来ても一人でラジオ番組に聞き入っている。そして笑う!そして番組の会話に突っ込む!!これを繰り返す!最高である。レジ奥には小スペース。たくさんのLPレコードと宗教・写真技術・アダルトが置かれている。ちなみにこのお店は非常に安いです。いつも感謝!出版社不明「写真とその周囲/川上四郎」を購入。


syouyusya.jpg●新宿御苑「昭友社書店」
喧騒激しい新宿通り沿いの角地にあり、20年以上前から同じ姿でたたずむ。店前にはビデオ(¥100&¥500あり)・雑誌・図鑑、そして棚には文庫。新しい物もあるが、古く動いていない本も。特に純文学系はその傾向にある。ショウウィンドウがあり、刺青写真集と刺青ビデオ、芸術系ヌード写真集が飾ってある。出入口は二つ。左から入ると、そこは行き止まりの広めの通路。左側に伝統芸能の棚、その横から並ぶ文庫(時代劇・歴史・官能・ミステリー&ハードアクション)はさながら男の夢である。奥は文学・思想・ビジネスなど硬めの本があるが、段々とバラエティ豊かな本が増えていく。膝上の平台はパンフが詰まったカゴがズラリ。きちっとファイリングされたチラシやポスターもある。奥の膝上は雑誌が充実。右は本の山の奥に図録や写真集が。最奥には漫画&絶版漫画。レジ前に行くと横に少量の絶版文庫。その前を通り右側のエリアへ行くと、本が胸の高さ位まで積み上がっている。棚には写真集。本の山の向こうには絶版漫画の棚が見える。しかし近付くのは至難の技であろう。さらに奥に小さいスペースがあり、そこはアダルトで埋められている。右のサッシを開けると再び路上へ。この店は随分前から認識していたが、表の文庫を眺めるだけで中に入ることはなかった。原因は昔からウィンドウに飾られている刺青の写真集かもしれない。
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2008年07月09日

7/9東京・幡ヶ谷 小林書店


kobayasi.jpg幡ヶ谷駅近く、細いが賑わう『六号通り商店街』にある。細い路地なのに、はす向かいにはブックオフ。恐ろしい光景だが、この店のたたずまいは揺るがない。まず日除けのロゴが可愛い。何となく鳩をイメージさせるデザインだ。店前には小さいのも含めると七つの平台。ほとんどハードカバーと文庫本で、少量の漫画がある。通りに向けられている棚は、文庫&ハードカバーの揃い本が納められている。左から中に入ると、膝上から天井までピシッと整頓された棚がそびえ立つ。店内はレジ前でターンするU字型の通路。床はコンクリートのたたき。ジャリジャリ感が心地良い。店がオープン形式なので、冷房は入っていない。しかし気持ちのいい風が店内を通り抜けている。左は文学評論・思想・世界史・民俗学など。対面は紀行・風土記・ガイドブックなど土地に根ざしたものから始まり、料理・建築・土木・工学・辞書などが続く。膝下の平台は100円のハードカバー(オールジャンル)で途中から300円に変わる。レジ周りにはグラフ誌類が壁に貼り付けてある。レジ奥は住居に続いており、おばあさんがその境で本を読みながら店番中。右側の通路は、文庫・映画・宗教・オカルト・占い・初版本・趣味・生物・児童書などが。面白いのは文庫棚の横にある空間。高めの敷居を素早くまたぎ(立ち止まると防犯センサーが鳴りっ放しになる)入り込むと、そこは本棚で出来た秘密の小部屋。棚の隙間から通りが見え、音も筒抜けだが楽しい空間である。ここには新書・美術・アダルト・海外文学・文学・時代劇などが納められている。普通はこう言う空間はアダルトで埋め尽くされたりするものだが…。本は全体に古めが多い。しかしすべて丁寧に扱われ、本への愛情を感じ取れる。現在持てるスペックを最大限に使い戦っているような、そんな古本屋であった。筑摩書房「映画物語/大森一樹」を購入。
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2008年07月08日

7/8東京・練馬 一信堂書店


n_issindou.jpg夏になると気象の特異点になる練馬の老舗のお店。練馬駅南口方面、一信堂ビル一階にある。通りに面して一面の棚、そのほとんどを安い文庫が占める。しっかりと新しい本も入っているので、棚の空気が頻繁に入れ替えられているのがわかる。並びも五十音順で非常に見易い。中に入ると普通の古本屋とは何か違う感じ…。いや、構成物(古本&棚)はまったく同じなのだが、棚の並べ方が変わっている。レジを中心にして三本の通路+小広間が、扇形(気味)に広がっているのだ。通路自体は逆“く”の字で、すべて行き止まりの袋小路。レジから通路を見渡せるように、と言う工夫なのだろうか。まるでミシェル・フーコーのパノプティコン(全展望監視システム)を実現しているかのようだ。しかしその実用性はいかほどか…でも確かに見られている感じが…。入口左側にも小さくショートな通路がある。色々なジャンルが新旧まぜこぜに置かれているので、ちょっと混乱。一体ここは何の棚なのだろうか…?本通路は左が文学・美術中心。古い本が多い。完璧な分類になっていないのが、逆に面白さを感じさせる不思議な棚が続く。次の通路は文庫・新書・海外文学。特に文庫は細かく分けられ、右に文学、左はジャンル別になっている。店主が書いた、メモの切れ端・鉛筆書きのジャンル表示「生き方」「歴史」etc...などが棚枠にセロテープでとめられている。右の通路は宗教・歴史・古代史・世界情勢・郷土史・ビジネスなど硬めな本が中心。そして一番右は小さい広間になっており、雑誌・古い性風俗・映画・TV・演劇・音楽・茶道・刀剣などがひしめいている。通路や広間の所々に本が積み上げられている。時間に余裕があったせいか、久しぶりに隅から隅まで本を見ることが出来た。非常に楽しい。店内に音楽を提供している、レジ後ろの古いラジオ(SONY製)がイカしてます。JTB「日本異界発見/内藤正敏」を購入。
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2008年07月05日

7/5東京・池袋西口五叉路付近古本屋

まだ梅雨明けしていないのに30度を越えた池袋西口で古本屋ツアー。そこは映画と乱歩が印象強く残るエリアでした。


natsume.jpg●東京・池袋西口「夏目書房」
乱歩の土蔵がある立教大学近くのお店。阿佐ヶ谷にもあった「ギルド」系古本屋の総本山である。池袋リブロの3階にも出店していたが、最近閉店した。店前には安売りの棚。学生の往来が激しく、棚を凝視していると通行の邪魔になる。慌てて店内に入ると迎えてくれるのはジャズ、そして左側に音楽関係の本。「ギルド」系列店はサブカル色も持ちながら、正統派の品揃えだった。本店もそれに相応しいマニアックな棚揃えになっている。映画関係が棚を覆い、段々と芸能関係に変化していく。対面は大学が近いせいか学術書や思想、辞書などが。レジ前を回り込み、次の通路は文学がズラッ。戦前・幻想・詩歌が充実。この時は斉藤茂吉のミニ特集が組まれていた。署名入りの本も多く並ぶ。中井英夫「他人の夢」を手に取る。献呈署名入りと書いてあるので、見返し部分を開いてみるとそこには『金子信雄様 中井英夫』と署名が…金子信雄!?俳優の!?あの山守組の!?欲しい気もするがやめました…いや、どうしよう…。そして奥は美術関係の本が。大判・図録・評論…とにかくたくさんです。漫画もセット販売が少量と、文庫も入口付近に。レジ横にDMや宣伝ハガキのようなものがあったので手に取ってみる。その内の一枚は「江戸川乱歩 完全復刻眼鏡」!!キャッチに「乱歩とあなたが一つになる」……成れないと思います。


hassyoudou.jpg●東京・池袋西口「八勝堂書店」
とにかく天井の高いお店。天井が高いと言う事は、自然と棚もバカ高くなるのであった。店内は古書とレコード&CDに二分されている。レジ前にレコードが裸のまま積み上げられタワーと化している。しかしこれもちゃんとした売り物。こんな置き方は工場でしか見られない光景だろう。文学復刻本のワゴンをスルーし左に入ると、まずは探偵小説&幻想文学が淫蕩な微笑みで出迎えてくれる。スゴイです。ここまで古本からリバイバル本まで、まとまって見られる所はそうは無いはず。おかげで首が上下運動を果てしなく繰り返す破目に…。そこから映画(充実!)・芸能・芸術・文学・評論と流れて行く。店奥が図録や美術本。レコード側へ行く通路をスルーし引き返すと、古本関係・風俗・文学・海外文学・文庫。文庫コーナーも探偵小説は大充実。お値段は本によってまちまち。通路真ん中の棚・正面に江戸川乱歩の色紙「うつし夜は夢 夜の夢こそまこと」の色紙が(売り物)。レジ後ろのレコード針収納棚がとにかくカッコいい。白地社「編集者の仕事/安原顯」を購入。


ikekosyo.jpg●東京・池袋西口「池袋古書館」
地下1F、地上2Fのデパート型古書店。ビル自体は六階建ての渋い建物。各階窓に宣伝文句が。6Fは「映パン・雑誌・文庫」、4Fには「愛しき紙文化」。この標語たち、恐らく誰にも見られていないだろう。1Fは映画パンフ・ポスターが充実。他にも絶版文庫・雑誌・写真集・文庫・オカルト・児童書・料理・ビデオなどが。B1Fは漫画中心のフロア。絶版漫画が棚の多くを占める。懐かしいサンコミックスもずらり。このエリアは一段高くなっており、足を踏み入れると『ギキキッ』と不気味に軋む。棚も一緒に軋む。そのさらに奥に、アダルトや美術系写真集・文学などが。2Fは堅めの本とアダルトがフロアを二分(何だ、この組み合わせは!)。岩波や中公の絶版文庫・新書・幻想文学・民俗学・江戸東京・囲碁将棋、そして宮澤賢治本が充実。アダルト方面に近づくと、棚が不思議な融合を見せ始める。牧野信一全集と緊縛写真集が隣り合ったりしているのだ(帰り際に入口扉の貼紙を見ると「アダルトたくさん有」って書いてありました)。
三フロアには重複しているジャンルがあり、尚且つそれぞれの階にレジがあるので、違うお店に見えないこともない。ちなみに隣の和菓子屋「三原堂」は、江戸川乱歩のお気に入りだったお店。その縁で『乱歩の蔵』と言うブッセを販売している。大月書店「写真で何ができるか/英伸三・桑原史成・中村梧郎」を購入。

西口で巡った三店はどの店も映画関係が充実していた。この町にある『池袋文芸坐』が何らかの形で影響をおよぼしているのだろうか。そして江戸川乱歩の濃い影…。いつか立教大内の土蔵を訪ねてみようと思う。

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2008年07月03日

7/3東京・八重洲地下街古本屋

東京は何処から巡り始めるのが正解か?真剣に考えた結果、巨大ターミナル・東京駅の地下からスタートすることにした。


yaesukosyo.jpg●東京・八重洲「八重洲古書館」
このエリアは、まるでゲーム「女神転生」のダンジョン内を彷徨ってる気分になる。サミットが近いせいか警官の姿が多い。逆T字の形をした地下商店街、そのT字の付け根に近い部分に店はある。ディスプレイが通路面に向けられ、その姿はまるで新刊書店。キレイ目の本・雑誌・グラフ誌・美術本などが美しく置かれている。店内も木材で、台・床・壁が統一され美しい(雰囲気としては「高円寺レコード」に似ている)。場所柄のせいか、人の出入りも非常に激しい。その外観と内装から、激しく高尚な匂いを発しているが、意外にも漫画やハーレクインなどもあり、固目一辺倒になっていない。文学・詩歌・評論・児童書・グラフ誌・美術・写真・歴史・思想・映画・芸能・文庫・絶版文庫などがあり、全体的に古い本が多め。文庫・文学・ビジネスには新古書多し。本自体は量が少なく通路も広い。だから一通り見ても全く疲れない。古本屋では珍しい体験である。値段は普通。新らし目の本は半額か2/3ほど。店内ワゴンには「難ありコーナー」があり、古い本が積まれている。昔、私の友人はこの店で「古本ウエスタン(一冊の本を狙い、直接的or間接的に牽制し合う事)」を経験したそうだ。うらやましい限りである。当然負けたら、果てしなく悔しがる破目に…。古本屋としては、この立地条件だけでも面白いお店である。ただし東京駅から旅に出る前にここに寄り、荷物を増やしてしまうのは、愚か者の行為と言えるだろう。角川書店「幻想小品集/嶽本野ばら」を購入。


rsbooks1.jpg●東京・八重洲「R.S.BOOKS」
前述の「八重洲古書館」の系列店。通路に沿い二軒の店舗が続く。両店も奥行きは無く横に長い。オープンな店舗は白で全体を統一してある。レジ周りの棚にある新古書がスゴイ。ほぼ現在の新刊書店と変わらない品揃えなのである。一体どんなルートを確保しているのであろうか。横に並んでいる棚は江戸・東京に関するものや絵葉書・美術・写真集・文庫などが。目を引いたのは、暮らしの手帖から出ていた「吉兆味ばなし」のシリーズ本。この時期にこの本をディスプレイするとは中々嬉しい。棚上には全集の一部(販売は揃い)が値段札と共に数多く置かれている。


rsbokks2.jpgそしてその隣は、ただのシマシマの壁ではなく、ここも店舗。外壁に店を説明するボードが飾られている。「ドアを店内に向かい強く押してください」とドアに貼紙が。中に入ると床からの照明が店内を高級に浮かび上げている。古い地図・観光案内・マッチラベル・東京関係・東京オリンピック関係・絵葉書・版画・肉筆画などが、ギャラリーのように展示されている。本も少量置いてある。店奥では店長が本の値付けをしている。いわゆる紙モノに興味のある人なら足を運ぶ価値があるだろう。

この二店、特殊な場所にあるのだが大繁盛している。周りの店とあまり違和感が無いのは、全く持ってあっぱれ。古本修羅道の匂いなど1ミリも感じさせない。ビルに囲まれ疲れたら、古本に囲まれホッと一息つくのもいいだろう。
posted by tokusan at 22:26| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする