2008年09月03日

9/3東京・荻窪 象のあし


zounoasi.jpg駅北口を出て青梅街道を左に進み、環八にぶつかる手前にあるお店。店名が独特で聞いただけでは、古本屋さんとはとても思えない。駅から遠く離れていても人が激しく行き交う店前。壁際には棚、通りにはワゴンが置かれている。入口右の棚は、背が派手な廉価コミックが勢揃い。その前には重い辞書類を満載したワゴン。左には、雑誌を面出しでディスプレイしたワゴンが二つ、女性コミック誌を並べた棚が一つ、大衆小説・雑学文庫のワゴンが二つとなっている。店員さんも出入り激しく、こまめに棚の整理をしている。入口右脇には。重ねられた買い物カゴ。店内は広く白っぽい。壁は出入口以外は本棚で覆われている。背中合わせの棚が右に一つ、その隣にラック形式の背中合わせの棚が一つ、レジ前には柱との間に棚が一つ、その奥にも棚がある。この広さから見たら、余裕のあるスペース作りと言えよう。右端の通路に進むと、入口横にコミック棚、壁際は岩波文庫・思想・哲学・宗教・民俗学・風俗・映画・美術・図録と並び、中間の柱で一区切り。柱の前には木製のラックが置かれ、ビジュアル本・ハードカバー・文庫本、様々にセレクトされた本がディスプレイされている。ここを過ぎると、幻想文学・オカルト・日本文学・現代文学と続く。さりげなく古い本が挿まれているが、リサイクル書店のように新しい本も目に付くようになっている。向かいは小さいスペースだが児童書から始まり、ビデオなども置いてある。この棚の上には、デン!とデカイテレビが入口に向けて据えられ、無音で幼児番組を流している(この時はトッポジージョ)。隣は文庫棚となり、日本のファンタジー&幻想小説・海外文学・日本のサスペンス&ミステリーと言うジャンルが大量に並んでいる。奥の壁際は、航空・軍事・鉄道・写真などの雑誌やムック・単行本が収まっている。文庫棚の裏も文庫がギッシリで、女流作家・エッセイ・現代文学・近代文学・時代劇文庫の構成。その隣のラック棚には、すべて雑誌が並んでいる。ファッション・文化・スポーツ・etc...多岐に渡るジャンルの雑誌が、バックナンバー含め揃っている。新刊書店で買い逃してもここがある!奥の壁際は、ペット・映画・音楽の雑誌やムック。左スペースはほとんどがコミックだが、奥に一部アダルトがあり、レジの前に実用書・新書・社会の文庫。柱の裏にアニメのムックや研究本が収められている。本の値段はカバー裏バーコード部分に、シールで貼り付けてある。お値段は普通でしょうか。店内にはジャズがかかり、ファミレスなみに冷房が効いている。ちょっと寒いので長居には不向きです。幻冬舎文庫「キャンティ物語/野地秩嘉」を購入。
posted by tokusan at 21:52| Comment(1) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

9/2東京・世田谷区です!の池ノ上二店!

何気に古本屋の多い、世田谷区・池ノ上をさまよいました。


yuen.jpg●池ノ上「古書 由縁堂」
駅前通りを南に下ると右に見えてくる。場所柄か、色々な人が足を止めて覗いていく。店名がある打ちっ放しコンクリの張り出しの下に、均一棚と入口。棚にはハードカバーと文庫本が半々ずつ。入口には『2の日 本日2割引』の貼紙が!おぉっ!いい日に来たな。そして何と素晴らしいサービスなのだ!ホクホクしながら店内へ。中は狭く、正面に背中合わせの棚が横向きに置かれる。壁はグルリと棚。左側も壁は棚、その前に背中合わせの棚が一つ。奥はレジになっている。順に見ていくと、入口正面は雑本と児童文学、入口横には小さなコミック棚。壁際は大判美術本や図録が収まり、角を曲がると映画・TVが並び。その横には文学・評論が。向かいも文学で、漱石の研究本が多く見られる。レジ横には、床に積み上げられた本の山に半ば隠れながら、伝統芸能の充実した棚。左スペースに移り、背中合わせの文庫の棚を眺める。新し目の日本文学中心……ここで右方向に違和感…レジの方を見ると、そこには猫!レジ台の上から、黒キジの鉢の大きな猫が寝そべって、こちらをジッと見ている!睨まれている!何故オレをガン見する!?しばらく視線で火花を散らしていると、ヤツは口を軽くカパッと開け「……アッ…」と小さく鳴いた。すると後ろで本を読んでいたおばあさんが立ち上がり「どうしたの?」。慌ててレジから視線を逸らす。あぁ、もう本に集中出来ない!猫が気になってしょうがない!こうなったら棚を素早く見て、早くレジにたどりつこう…。入口横にはノベルスの小さい棚。壁際には歴史・戦記・民俗学などが収まる。文庫棚の裏は、これも文庫と新書。岩波・ちくま。中公などが中心である。本を手に取り「撫でてやるっ!」の意気込みと共にレジへ。「すいません」と声を掛けた瞬間、猫は起き上がり床へしなやかに飛び降りた!残念!!おばあさんに猫の名前を聞くと「クロちゃんって言うの。『クロ』って呼ぶと『ニャア』って返事するのよ。その時の気分によるけど…」返事しない時もあるんじゃん、などと心の中で揚げ足を取る。「ここで生まれて、他にも三匹いるの」とのこと。クロは足元で紙袋の匂いをクンクン嗅いでいる。猫にはこの本たちは、どんな物に見えてるのだろうか。それにしてもかわいい…。講談社ノベルス「DOOMSDAY/津村巧」を購入。


bunkido.jpg●池ノ上「文紀堂書店」
駅横の線路沿いにあるお店。店頭には小さい机やカゴが置かれ、本が置かれたり詰められたりしている。目を瞠るのは後ろの均一棚。50音順に大量の文庫が並び『これが100円!?』と思わせる品揃え!左の女流作家の文庫棚も同様である。足元には「暮らしの手帖」のカラフルな背が並んでいる。店内は通路が広く清潔な雰囲気。左のガラス窓前には本がディスプレイされている。下の棚上にはウエットティッシュが置かれ、自由に使えるようになっている。手が汚れた時への気配り…初めて見ました。店内の壁はすべて本棚、そして真ん中に背中合わせの棚が置かれたシンプルな回遊式。右のレジでは若い店主が、本を手際よくクリーニングしている。左の壁際は図録・美術本・雑誌から始まり、料理&生活・美術・建築。奥の角にはナナメに本棚が置かれ、スポーツや格闘技の本が収まる。向かいには最近の日本文学・細かくジャンルの分かれた音楽・鉄道・写真が並ぶ。奥の壁際は、思想・哲学・宗教、角はまたもやナナメの本棚になっており、江戸関連の本。そしてレジに向かって、戦記・歴史・社会科学となっている。レジ横の棚は非常に独特で、韓国・朝鮮文学の訳本、在日作家の作品、学術・資料本も充実という、ただのアジア枠では収まらない意志の込められた棚。向かいの棚はセレクトされた文庫本棚である。それぞれの棚には、かなり古い本が少量紛れ込み、深さを作り出すのに成功している。レジで本を渡すと「ありがとうございます!」とハイトーンな声。店を出る時も「またどうぞ」と超丁寧なハイトーン。目の前を京王線がやかましく通り過ぎる。そう言えば店の中では。この音がまったく気にならなかった…。誠文堂新光社「思い出の七十年/原田三夫」を購入。

線路を越えたところにもう一店あるのですが、シャッターが半開きなだけで、店は開いていませんでした。またクロを見に行くついでに見に行きます。
posted by tokusan at 17:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする