2008年12月28日

12/28東京・祐天寺から気付いたら目黒へ二店!

いよいよ本格的な年の瀬に、まだジタバタと古本屋ツアー。『こんなことしてる場合じゃないだろ!』と自身を心の中で戒めながらも、足は決して止まらない…。


akainisin.jpg●祐天寺「古本 赤い鰊」
駅東口を出て、祐天寺商店街・本通りをひたすら直進。駒沢通りを右折するとすぐにお店に行き当たる。店名から勝手に『日除けは赤だろう』と決め付けていたら、予想を見事に覆すネイビーブルー。立看板も同色に黄文字で、アンダーラインにようやく赤が。店頭には小さな本棚が一本置かれ、100均文庫が並んでいる。本棚の上には絶妙なバランスで、揃いの文庫たちが三段積み重なっている。足元には三冊100円の文庫が横積み。店の前面、二面しかないガラス窓は一方が入口、一方には映画のパンフがディスプレイされている。中に入ると、薄暗く狭い空間で一瞬その暗さに戸惑う…が、目はすぐに慣れる。本はパラフィンに包まれ、しっかりと整理された棚が出迎えてくれていた。壁は左右とも本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、窓際にも小さな棚。奥は右がレジ、左は棚となっている。壁には映画のパンフが飾り付けてある…おぉ!ATGのパンフ!左の壁際は、日本文学・最近のミステリー・幻想小説・推理小説(雑誌あり)・探偵小説・映画と並んでいる。所々に文庫や新書も交え、細かな気配りの棚作りがされている。棚の前をカニ移動していると、自然とボルテージがアップ!奥のレジ横には映画パンフとチラシのファイル。ミニシアター系と全国ロードショーにしっかり分類されている。右の通路棚には、海外のミステリ&幻想文学…マンディアルグのこんな本見たことないぞ…。入口近くには旅の本や食の本、思想・ルポなどが並ぶ。入口脇の小さな棚は『漫画』でくくられている。漫画評論・単行本・漫画文庫・漫画雑誌と少ないながらも求心力あり。右の壁際には、教養系文庫・日本文学文庫・海外ミステリ・幻想文学・探偵&推理という並び。向かいの通路棚は、ポケミス・海外&日本SF・探偵&推理評論・推理ノベルスが並んでいる。60年代〜現代の本でお店は出来ている。小さめだがよく吟味された気持ちのいい棚が多い。値段もわりと安めなのがさらに気持ちいい。レジは本の壁に囲まれ、店内よりさらに薄暗い場所で、店主が本にパラフィンを掛けている。壁には額装された映画「デリンジャー」のパンフ。小さくても余裕のある感じがたまりません。ハヤカワ文庫「街の博物誌/河野典生」新潮文庫「歌行燈/泉鏡花」を購入。


gekko.jpg●目黒「古書・CD・LP 月光堂目黒店」
油面地蔵通りと目黒通りがぶつかる交差点に面して建つ。店頭には色んなものが大量にあふれ出している…が、そこに古本は一冊も見当たらない。衣服・鞄・食器・靴・CD・おもちゃ…。中に入ると広々とした空間なのだが、店頭同様雑然とモノがあふれ返っている。右スペースは大量のCDとLPレコード。真ん中辺りにはアクセサリの並ぶケースや大量のファミコンカセット。左側には衣服の山…おぉ、壁の棚に本をようやく発見。しかし近付いてみると、アイドル系写真集とコミックのみ。棚の下半分が見えないので、棚前に積み重なる大量の衣服にバフッと覆い被さり、手を伸ばし棚下を掘り返す…でもやっぱりコミックが続くのみ。どこかに本はないかと店内を徘徊するが見当たらず…。『古書って一番最初に書いてあるんだから、もう少しだけ…文庫10冊でいいから比重を高くしてくれい!』と心の中で叫びながら、空しくお店を後にしました。

帰りはもう目黒から、と思い金比羅坂を下り、権之助坂を上り始めたところで『そういえばここは弘南堂があるとこか』と思い出し、立ち寄ることに。棚を眺めていると、店に入って来た若いカップル。女の子が棚を見ながら、突然近藤真彦のミッドナイト・シャッフルを歌い出す!何故っ?そして「あぁ〜こう言うの見てると、何か病院行きたくなってくる…あたしコンビニ行ってくるねぇ〜!」と店を飛び出して行った…ある意味古本屋に対する正しい反応なのであろうか…。
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2008年12月26日

12/26東京・茅場町速攻リターンズ二店!

あまり日を置かずに再び訪れた茅場町。ギャラリーのようなお店だけではなく、いわゆる普通の古本屋さんもあるらしい。それにしてもこの辺りは、オフィスビルと下町が渾然として不思議な雰囲気。古い住居・店舗・多数ある神社は、ことごとくビルの谷間に沈んでいる…。


sakai.jpg●茅場町「酒井古書店」
新大橋通りを南下し、明正通りを左へ。霊岸島の交差点を過ぎると、角地に建つその姿を確認することが出来る。…酒屋さん?店の外壁は横も正面も大量のタバコ自販機で覆われている。外に出ている本棚と看板で、何とか古本屋と認識出来る。それにしても店名に入っている『酒』の文字が、より一層酒屋を連想させる。歩道に出された棚には100円文庫が並ぶ。『カムイ伝』の初期コミックも三巻から売られていたりする。後ろを振り返ると細い入口。両脇をタバコの自販機に挟まれ、右側には文庫の詰まった100均棚が一本。足元には雑誌の入ったラックが数個。入口左側には、外と店内に跨って100均棚が設置され、入口をより細く狭くしている。そして中に入るとそこは文庫天国!文庫を満載した薄い棚が多数林立中!店内の壁は、左奥のレジ以外はすべて本棚で埋められている。真ん中左側には、背中合わせの棚が手前と奥で微妙に互い違いに置かれ、通れるか通れないかの微妙な隙間を作り出している。右側にも背中合わせの棚が一本。左の壁際は、日本のミステリ&アクション小説からスタート。多作な作家になればなるほど棚の占有率が高くなっている。50音順に並んでいるわけではないが、作家ごとにしっかりブロックが作られているので、決して見にくくはない。奥に進むと段々古くなり、推理小説の棚…むぅ、空気が変わった…濃厚な棚が独特の雰囲気を醸し出し始めている。さらに歩を進めると、探偵・幻想小説が並び、濃度が否応なしに上昇していく。レジ前に来ると、上には東洋文庫・下には推理ノベルス・ミステリに関わる新書・東京・落語が収まっている。おぉ、レジ脇に、は各社の様々な年代の目録が並んだ棚が!向かいには時代劇&歴史文庫・江戸文化&風俗が大量に並んでいる。レジ右横には、国内紀行&旅行・外国紀行&旅行が棚一本ずつ並んでいる。真ん中の通路に入ると、左側は教養系の文庫中心の棚。各社思想関連・岩波・講談社学芸・ちくま・教養などが並ぶ。通路なのかどうか分からない微妙な隙間を抜けると、入口側の棚にはノンフィクション・戦史&戦記が並べられている。隙間を再び戻ると右側には、フランス文庫・岩波青・音楽・映画が収まる。右側の通路へ行くと壁際には、海外幻想・日本SF・海外ミステリ・海外文学・現代日本文学・雑学&エッセイ。そして入口横には、新書が文庫に比べ控えめに並ぶ。左の通路棚は、海外SF・海外ミステリ・文学評論・日本近代文学・俳句・詩歌・古典となっている。とにかく文庫!文庫!文庫!…オフィス街にこんなお店があったとは…。日本・海外共にミステリが大充実。作家ごとに出版社の垣根を飛び越えて、夢のように本が集まっている。もちろん作家によってバラつきはあるが、とにかくドキドキする棚作り。もちろん珍しい本には、しっかりとした値付けがされている。お客さんはひっきりなしに訪れるが、本を買っていくのは半分ほど。では後の半分はと言うと、タバコを買っていくのだ。タスポを持ってない人が、奥のレジまで次々と飛び込んで来る。彼らにとってこのお店は、どんな風に見えているのだろうか。レジには視線の鋭い店主と、タバコ補充に忙しい奥さんらしき人。この二人の仕事連携プレイは素晴らしい。お互いに気を配り、お互いにテキパキとフォローし合っているのだ。店には駆け込みで70冊の本を売りに来た人も。じっと棚を見つめていたおばあさんが店主に話しかける「ここは何日までやってるの?」「今日までなんですよ」…おぉ!滑り込みセーフ、今日来てよかった。おばあさんは何も買わずに出ていってしまった。それにしても文庫本の多様さには、ただただ驚かされる。今後も古本屋や新刊書店を訪ね歩くとして、生涯どのくらいの文庫に出会えるのだろうか…。過去の大量のエッセンスが、独自の視点で凝縮された古本屋。まだまだ新しい出会いの旅は続きそうである。ちくま文庫「清水町先生/小沼丹」を購入。


syurai.jpg●茅場町「(株)周禮・新川店」
『断腸亭日乗』に荷風も渡ったと記載のある、古めかしく格好良い南高橋のたもとにある。何だか古本屋らしからぬ名前…そして店構えもオフィスっぽい。ガラス窓に『中古本販売』…『古本』が『中古本』になると何だか途端にそっけなくなるなぁ。自動ドアから中に入ると、フロアは左右に分かれている感じ。右の手前がコミック、その奥に古本。左の手前がゲームソフト・CD・DVD、奥に古本。真ん中には雑誌ラックや古道具の入ったガラスケース、その奥にレジ。入口左側には絶版も混ざる古いコミック棚が置かれ、何故か白土三平を中心に構成されている…ここにも『カムイ伝』が。左奥に進むと壁際に、海外文庫・ちくまや雑学文庫・戦争関連文庫・新書と言う並び。通路棚には時代劇文庫…のはずなのだが、結構な確率でエッセイ文庫が混ざり込んでいる。レジ前を通り右側へ。通路棚には、大判のビジュアル本・図録・洋書・50音順文芸文庫が並ぶ。壁際には、児童書・実用・ガイドブック、角を曲がりブックオフ的にジャンル分けされた単行本。しかしこのジャンル分けは当てにならないことも。何だって小説類が色んなところに紛れ込んでるんだ…重複するジャンルもあったりするぞ…。レジ横の歴史はしっかりしたまとまり。お店は新古書店の部類ではあるが、古い本もちらほら見受けられる。店内にはたくさんの子供がおり、立ち読み・座り読み・寝転び読み…さすが子供!自由だな。店内に入って来た時から、お正月のインストミュージックがエンドレスで流れ続けている…長く聞いていると、ちょっとした悪夢の中に引き込まれたかと錯覚する…。福武文庫「文士の風貌/井伏鱒二」を購入。

そろそろ古本屋さんも仕事納めに入り始めているようだ。一年間お疲れさまでした。さて、年末年始のツアーは一体どうしたら…ちょっと途方に暮れ気味です…。
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2008年12月25日

12/25埼玉・朝霞 コミック広場


comic.jpg駅南口を出て朝霞本町商店会を進み、本町二丁目交差点を左に曲がると道沿いに現れる。店名の通りコミックだけしか売っていない可能性があるが、ここまで来たらとにかく行ってみるしかない!と道をズンズン進んで行くと、黄色い看板に『古本』の文字。あぁ、何だかオアシスにたどり着いたようだ。ガラス戸からチラッと見える本棚には…おぉ!ちゃんと文庫本が並んでいる!よしっ!とさらに近付くと、入口付近まで迫り出している本棚の脇に、何かが額装され飾られている……何と本宮ひろ志先生の色紙がっ!誇らしく飾られている!描かれるは金太郎!ちゃんと『コミック広場さんへ』と書いてある。しかし、もう通りから丸見えなのがおかしい。大口を開けた直筆金太郎の前を激しく車が行き交っている…。普通はレジの近くとか、奥に飾ってあるものだが。自動ドアが開くとさらに金太郎が目前に近付く。店内を見回すと、右の壁際とその横の通路棚一本に古本が並んでいる。他はすべてコミック(一部ゲーム攻略本やビデオあり)棚が縦横に複雑に設置され、決して広場ではなくコミック迷宮を作り出している。迷宮の奥には、アダルトコーナーとレジの二つのゴール。右側の通路に入ると、壁際に日本作家50音順文庫と、さらに角を曲がると一面がラノベ棚。向かいの通路棚は、50音順文庫の残り・雑学文庫・海外文庫と言う構成。70年代〜現代の文庫が、数はそれほど多くないが安い値段で詰まっている。通路棚の裏には、ノベルス・新書・単行本・実用・ビジュアル本などが並ぶ。大量のコミックは別として、まぁリサイクル書店に近い品揃え…違うことと言えば金太郎…店を出る時も背後でしっかり見送ってくれます!講談社文庫「伯林-一八八八年/海渡英祐」を購入。
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12/24東京・高円寺 あづま通りの始めと終わり二店!

クリスマスだと言うのに、夜の八時過ぎに古本屋に行こうと思い立ち、遅くまでやっているはずのお店に目星をつけて高円寺へ。そして一店で済ますはずが何故か二店に…。


zq.jpg●高円寺「USED CD BOOK ZQ」
駅北口、あづま通り商店街の入口近くにある。店名ロゴの下には『BE STUPID』…バカになれ……大丈夫です、言われなくてもバカの部類です…。店内の明るい光がガラス窓を透過し、店前を照らし出す。そこにはCDの入った棚とラック、そして本を満載して傾いた回転式ラック。『1冊105円・3冊262円』で、コミック・文庫・単行本…野球の本が多い。中はコンビニのように明るく、同じく明るめな「いらっしゃいませ」の声に出迎えられる。左右の壁は棚、真ん中に鉄製のラックを利用した棚が二本。入口右横にはアイドル写真集のラック、左横にはビジュアル本やカルトビデオがディスプレイされたガラスケース。一番右の通路はすべてCDで埋まっている。真ん中通路の右側には、音楽ビデオと音楽本。上段に洋楽、下段に邦楽が並ぶ構成。左側はサブカル本が並び(このお店の本はある意味すべてサブカル本なのですが…)、みうらじゅんや唐沢俊一が一段ずつ豪気に占領したりしている。隣りには、世相・社会・犯罪・警察などの本、下にはVOWが数冊。奥のレジ下には、カルトコミック・UFO・心霊・超能力など、おどろおどろしい棚が作られている。左側の通路は、通路棚にプロレス・格闘技…そしてエロ(notアダルト)。壁棚には、入口側の下に大百科や入門本が置かれている。そして大量のお笑い本が壁に!ダウンタウン一族&ビートたけしの本は一列を独占。続いて、俳優・タレント・アイドルとなり、最後に『どてらい奴』と名付けられた驚異のジャンルが待ち構えている。ここには、勝新太郎のような破天荒な生き方や独自の持論・哲学・美学を持つ人の本が並べられている。云わば『俺がルールだ!』な人々がこれでもかこれでもかと…あ、女性の本も少数だがしっかりある。しかしこの棚を、この本の人たちが見たら、みんな声を揃えて「いっしょにするなっ!」と怒鳴りそうでコワイです。しかしよくまぁここまでこの類いの本を集めたものです。通常のお店ではないがしろにされる本たちが、こんなにも肩を寄せ合えば、しっかりと輝くことがもはや奇跡である!本のほとんどはノベルス&四六判サイズのソフトカバー。値段もただただ安め。何かムシャクシャすることがある時は、このお店に来るといいのかもしれない。棚をゆっくり見回せば、いかに自分が小さいことにこだわっているか認識出来るはずである。店員さんは低姿勢で超丁寧。幻冬舎「ニセ坊っちゃん/東貴博」をジャケ買いで購入。


korabou.jpg●高円寺「古本イベントSHOP 古楽房」
あづま通り商店街を北上し『コクテイル』を通り過ぎ、さらに進むと右手に見えてくる。通りに溢れ出している本棚!いつの間にこんなところに古本屋が!と焦りながら早足で駆け寄ってみると、緑の日除けの下にたくさんの貼紙。『外の本100円均一』『開店前バーゲン』『プレオープン企画』『1月本格オープン予定』などなど…どうやらまだ本格的に開店していないようだ。お披露目的な意味で取りあえず開けているのだろう。店前には、文庫・単行本・学術本・新書が満載されたワゴン・ラック・本棚・箱が、やや扇形に置かれている。店の前面部分が弧を描いているため、このような配置になっているようだ。棚の向こう側を見ると、ガラス窓を通して半地下の店内が見えている。左側にある階段を降りて店内へ。中はまだガランとしており、まだまだ取りあえずな雰囲気。右の窓際には白い大きなテーブルが置かれ、その上には小さな本棚が一本。真ん中には背中合わせの棚が一本、奥の壁際に本棚、左側がレジ&作業スペースとなっているようだ。棚に入っている本はジャンルも含め、本格開店時には変わるのかもしれない。目立つのは、映画・日本文学・アジア関連本など。これらがお店の得意ジャンルとなっていくのだろうか…。また一月以降に改めて訪れ、真相を確かめる必要アリ。そして店名の冠に『古本イベントSHOP』とあるが、最近の古本屋さんはイベントを開催するのが必須になっているかのようだ。もはや定着し始めているこの形態、どんな古本屋の未来を切り開いて行くのだろうか…ハッ!もしや『古楽房(こらぼう)』は『コラボ』に掛かっているのだろうか(違ってたらすみません)?中央公論社「東京・京都・大阪/吉井勇」を購入。

新しいお店はいいものです。どう変化していくのかが非常に楽しみ。そして『あづま通り商店街』はもう少し古本屋が増えたら、何だか『古本屋通り』と名付けてもいい様相。古本屋開店予定の方は、あづま通りでぜひ!きっと面白いことになるはずです。それにしても高円寺はまだまだ古本屋が多く、引き続きツアーを継続予定…。
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2008年12月23日

12/23東京・新宿 disk union 新宿本館


diskunion.jpgディスクユニオンの『新宿ルーツ&トラディショナル館』と言う所で、古本市が開かれるという情報を入手。ジャンルは『アメリカルーツ音楽を中心とした本』とのこと。どんなことになっているのか確かめたく、新宿へと足を向けた。駅東口から東口中央通りを進むと、左手に赤と黒のビル。古本市が開かれているのは五階らしい…フロアなのに何故『館』と付いているのか…。エレベータで上へ上がると、左側にフロアが展開。しかし、見渡す限りCDとレコードの棚・棚・棚…これは間違えたかな?と思っていると、目の前の平台にダンボール二箱に入れられた古本…どうやらこれが古本市らしい。想像とのギャップに肩を落としながらも、本の背に目を走らせる。看板通りすべて音楽の本で、ルーツミュージックに関連する本・楽器の教則本・ビジュアルムック。パンフレットなどが並ぶ。値段はしっかりしており、プレミア本もあるほど。…あぁ、一瞬で見終わってしまった。『市』だったらもっと盛大にして欲しいものだが…と思いつつ一冊抜き取りレジへ。時間が余ったので日本のロックも見て行こうと、狭い階段を地下一階へ。狭い通路に人がひしめき、棚には中古レコードとCDがひしめいている…似たような環境なのに、古本屋さんより活気に溢れるフロア。おっ!相対性理論(驚異の理系的文系ミュージック!)がいよいよフルアルバムを出すのか!などと興奮し握りこぶしを作っていると、レジ横に本棚を発見。何と古本が売っている!日本のミュージシャンの単行本・ビジュアル本・ミュージックマガジン…なるほど、ここは音楽関係なら古本も扱っているのか…まてよ?と言うことは他の階にも古本があるかもしれない!と、思いついてしまったので狭い階段を最上階までダッシュで駆け上がり、上から全階を確認してみた。他にも古本が売られていたのは四階と一階。統合すると、地下一階『日本のロック・インディーズ館』、一階『ロックCD・DVD』、四階『ラテン・ブラジル』、五階『ルーツ&トラディショナル』に古本があることが判明。当然フロアのジャンルに即された本が売られている。う〜ん知らなかった。もはやこれは立派なツアー場所のひとつ。ただし新刊も一緒に売られていたりするので注意が必要か。尚、未確認だが別の場所に『ジャズ館』『ヘヴィメタ館』『クラシック館』などもあるので、そこでも古本が売られているかも…。オンブックス「歌で知るアメリカ/東理夫・神崎浩」を購入。
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12/23東京・武蔵小金井 古本ジャンゴ


django.jpg駅南口を出て小金井街道を南下。商店街のミニアーケードを通り過ぎ、さらに交差点を過ぎて、下って行く坂道の始まりにある。マンション一階の店舗前面は木枠のフレームにガラス張り、上に緑の看板。そこには『古本』と『雑貨』の文字。それにしてもこの店名…血なまぐさい…。店頭には100円均一の文庫ワゴン、同じく均一の文庫&単行本本棚・100円雑誌カゴ・雑誌ラック・50円コミック棚が並んでいる。文庫の「帝都物語」が、1・2巻が本棚に、3〜11巻がワゴンに…お願いですから一緒にしてあげて下さい!左側ショウウィンドウには、古いアメリカ映画のパンフがディスプレイされている。ドアを引いて中に入ると、耳に流れ込んでくるジャズのクリスマスソング。左右の壁は本棚、真ん中に背中合わせの棚が二本、入口右横には雑誌ラック、左横にはトートバッグが掛けられている。奥にレジが見えるが、何やらその周りがこまごまとしている。右側の通路はすべてコミック。奥にはBLコミックのコーナーも。真ん中の通路右側は、復刻本・児童書・絵本・ハーレクイン・食&料理・ガイドブック・実用・ビジネス・雑学文庫と並び、レジ前はゲームソフト棚となっている。向かいは、ラノベ・岩波&ちくまなどの教養系文庫・海外文庫、そして作家50音順に並ぶ文庫の『ま〜わ行』部分。左の通路へ行くと、通路棚は50音順文庫の前半部分。あ、『角田喜久雄』が『か行』に入っている。喜国雅彦先生、直しに来てください!(正式には『つのだきくお』「本棚探偵の冒険」参照)。その横には丁寧にアダルトが収まり、ジャズ雑誌・CDと続いている。壁際の棚は新書から始まり、文学(探偵小説少々)・ノベルス・エッセイ・文化・コンピュータ・スポーツ・芸術・オカルト・精神世界・映画・建築・歴史・思想・詩歌・文学評論と息の吹き込まれた端整な棚が作られている。その横には、雑誌(STARLOGあり)・大判のビジュアル本・CDと棚が続く。レジ周りには、パラフィンに包まれた絶版漫画棚・様々な雑貨・古い少年漫画誌が置かれ、右横にはレンタルボックスも設置されている。レジに立つのは、血なまぐさい店名とは無縁な女性がひとり…。値段は中々しっかりめ。本は70年代以降からの新しいものが中心。棚はしっかりキレイに整頓され、並びにも神経が行き届いている模様。カメノコブックス「浅草/高見順編」を購入。
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2008年12月22日

12/21熊本・土砂降りの中二店!

熊本の朝は土砂降りだった。ホテルから古本屋へはかなりの距離。まぁアーケードにたどり着けば、しのげるだろうとそこまでダッシュ。ところが長いアーケードの半分が工事中。足場から雨が流れ落ちるブレードランナー的商店街をまたもやダッシュで通り過ぎる。ようやっとアーケードにたどり着くと、屋根を叩く激しい雨音、車のタイヤが水を弾く音、そして突然の雷鳴!…この季節に、と思ったら路面電車の行き交う音……古本屋はまだ遠い…。


jyobundo.jpg●熊本「舒文堂河島書店」
繁華街のアーケード・上通りを北上し、アーケードが終わり並木坂通りに入ると、すぐ右手にある。入口は奥まっており、その手前には大量の特価ラックや本棚がひしめいている。右側には金メタリックの厳しい店名プレート。左側の壁にあるライトを見上げると、そばに何かがへばりついている。おぉ!ヤモリの彫刻。身をS字にくねらせ、明かりに接近中のその姿は、まるでつげ義春の『やもり』(高松で買った本にその場面が掲載されていた。シンクロニシティ!?)。屋根の下に入ると特価本・100円文庫・新書・雑誌・美術書。文庫には、これが100円?と言うものがさりげなく並んでいる。このスペースだけで、もうちょっとした古本屋。ショウウィンドウの中には宮本武蔵の画幅まで!入口横には巨大な木彫りのフクロウと、『29日まで20%OFF』の貼紙が!やった!胸を躍らせながら店内へ。右側にレジがあり、二人の女性が「いらっしゃいませ」。店内は静かで天井が高く、背の高い本棚が山脈のようにそびえている。壁はすべて本棚で覆われ、真ん中に背中合わせの棚が三列、真ん中以外は手前と奥に一本ずつ置かれ、中央に通り抜け出来る通路が確保されている。三列それぞれ入口側の脇に、細長い棚が設置されている。真ん中の奥には、畳敷きの台が置かれ、その奥には薄暗い部屋が見えている。レジ前、左の棚から見てみると、『趣味』と言う大枠で括られた棚で、映画・相撲・落語・料理・写真・お茶・山岳・自然科学などが詰まっている。とても面白く目が離せない。手を伸ばすことも多くなり、非常に時間を食べられてしまう恐るべき棚なのだ。レジ側には全集と海外文学が並ぶ。床にも全集の島があり、その上に文庫などが重ねられている。通路棚の脇には三本の文庫棚がそびえる。右から日本文学、海外文学&エッセイ、学術文庫というラインナップ。ここも全部に目を通さないと気が済まない棚作り。さっきから奥とレジを店主と若者が行き来している。全員何だか知識の泉な会話…そして色んなことがしっかりしていて働き者。朝10時からちゃんと開いてるのもスゴイ!全体的に自然な規則正しさと、規律が感じられるお店なのです。一番左端の通路には、伝記・美術・宗教・哲学・教育・社会科学・民俗学が並び、多くは箱に収まった厳格な姿である。二番目の通路は、古代史・詩歌・俳句が並ぶ。三番目の通路はすべて郷土の本。左には長崎・福岡など九州各地方、右には熊本郷土誌がドッサリ並ぶ。当然地方出版社のものが多く、出版社名を見てるだけでも結構楽しめる。店の最奥は薄暗く、ショウケースがぐるりと巡らされ、古典籍や掛け軸などが美術館のように収められている。傍らでは先ほどの若者が、たくさんのフクロウの置物に囲まれパソコン操作。そして一番右の通路は文学スペース。通路棚は中国文学と古典、そして壁際の、近代文学評論・近代文学・郷土文学の充実っぷりに目を瞠る。地元に所縁のある作家には特に力が入れられている。夏目漱石・小泉八雲・寺田寅彦・徳永直・上林嘵…正にこれはその地方ならではの醍醐味。通路の終わりにはガラスケースが設置され、日本文学のプレミア本が古色泰然とした姿で収められている。古い本がとにかく多い。そして全体的には硬めなのだが、硬めながらも優しく微笑みかけてくれる本が混ざっているのが、棚をいい感じに緩めてくれている。そのせいか、むやみな敷居の高さはなく、ちょっと居心地がよかったりする。店内のそこかしこには、扁額や絵画・版画などが飾られ、知の空間に彩りを添えている。ここは何度来ても新しい発見があり、踏み込めば踏み込むほど奥が広がって行く、懐の深〜いお店なのでした。新潮文庫「コンビニエンス物語/泉麻人・いとうせいこう」ちくま文庫「犯罪百話 昭和篇/小沢信男編」を購入。


amanoya.jpg●熊本「古書籍 天野屋書店」
並木坂通りをさらに進むと左手に発見出来る。雨のため店頭ワゴンにはブルーシートが掛けられている。店の横には『二割引三十日まで』の貼紙…おぉここもか!と喜び勇んで店内へ。目の前には先客が一人。文庫棚の前にしゃがみ込み、何やら難しい顔で棚を物色中。その脇にはすでに数冊の本の山…真剣勝負なのですね。その文庫棚から見始める。並びはバラバラな所もあるが、目を惹く本がチラホラ。先ほどのオジサンは三番目の棚前から、テコでも動きそうにないので、取りあえず右の棚に移動。掛け軸の掛かったショウウィンドウ横に、300円・200円・100円均一の単行本。後ろの通路棚には海外文学。その裏には新書が詰まっている。お、オジサンが移動した。すかさず再び文庫棚前に立つ。岩波文庫の隣りには多ジャンルな棚。映画・芝居・音楽・世相・山岳などの本が並び、その横には辞書類が。ここからそのまま半島のように棚が飛び出し、弧を描いてレジ横へとつながって行く。右側の壁は均一棚の後ろに行き止まり通路的空間があり、海外文学評論・日本文学評論・俳句・詩歌と並び、その横のレジ正面には、小説と郷土文学が並ぶ。オジサンは今度はこの棚の前に陣取り、動く気配ナシ。仕方なく次へ進むと、そこは郷土史・九州地方の本。さらに横は思想・経済・教育・歴史・美術と続く。奥の壁際には図録と画集。その横には二階へのエレベーターと全集類の山。レジ横には二階への階段があり、見上げると階上は真っ暗。断れば見せてくれるのだろうが、今日は時間がないのでスルー。ちなみにこの階段には、カゴに入れられた写真や絵葉書が多数段々に並んでいる。先ほどのお店より規模は小さいが、その分シェイプされた棚はシンプルでも重みがある。しっかりとお店の特色が滲み出しているので、侮るわけにはまったくいかない。そしてこのお店、店名に何故か見覚えが…と記憶の引き出しを引っかきまわしてみると、以前ネットでここから本を購入したのを思い出した。う〜ん、全国巡っているとこんなことも。知らないのに知っている…文通の相手と対面したような微妙で不思議なニュアンス。でも何だか密やかな嬉しさがこみ上げてくる。ちくま文庫「東京百話 地の巻/種村季弘編」を購入。

二軒とも営業開始時間は午前10時。土砂降りでもキッチリ開店しているのには感動!そして二軒とも嬉しい二割引!そして二軒とも本を買うと、通常の書皮の半分くらいの紙を、のり巻きみたいに巻いて包装してくれる!ビバ・熊本!
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2008年12月20日

12/19香川・高松で様々なお店三店!

四国の道は何だか白い。特に陽が照り返すとスペインのように白くなる。そしてここ高松にも、うどん屋さんだけでなく古本屋さんもある。…初めて出会うタイプのお店もそこに…。


pukupuku.jpg●高松「ぷくぷく書店」
巨大アーケード・田町商店街の終点にある。白いボードに覆われた店入り口の両脇には、ゲームのポスターが貼り付けてある。店頭には二台のワゴンがあり、どちらもコミックが入っている。入口から真ん中の通路に入ると、目に入るのはすべてコミックとゲーム。左側の通路も同様である。おぉ、スーファミの在庫がすごいなぁ…。本の姿を求め右側の通路へ。入口側に向かって“コ”の字に棚が並び、壁際には単行本と作家50音順文庫。文庫は基本100円だが、ビニールに入ったものは少しだけ値が張る仕組み。コバルト文庫とソノラマ文庫がさりげなく充実している。初老の夫婦がそのソノラマ文庫に狙いを定め、棚に張り付いている…孫にでも読ませるのだろうか…もしやセドリ?奥に小説単行本、通路側棚には古いコミック・ノベルス・新書が並んでいる。レジ横にはゲーム攻略本も。本は安いが、ほぼ小さな新古書店の趣き…。新潮文庫「海の仙人/絲山秋子」Nintendo「Baseball/旧ゲームボーイソフト」を購入。


fuji.jpg●「不二書店」
田町商店街から出て左に進み、住宅街の中に入り込むとたどり着ける…はず。道路に出ている立て看板がなければ、古本屋と認識するのはほぼ不可能だろう。店前に大きく開かれたスペースに入り込み、入口前に立つと、ガラスの向こうに本があることがようやく分かる。印象は『本に埋もれた工務店』である。扉に手を掛けようと思ったら、突然ガラララッ!ただのサッシと侮っていたら、しっかり自動ドアでした。お店も侮れないかも…。中は森閑としており、左のレジと言うか机におばさんが一人。棚は何やら雑然としているイメージ。右・正面・左の壁際に棚が置かれ、目の前にある雑誌ラックの後ろの背中合わせの棚が、右側に行き止まりの通路を一本作り出している。右奥と左手前、通路棚の裏には比較的整頓された文庫が並ぶ。ほとんどは小説だが、新しいものから古いものまで中々いい感じ。それ以外の棚には、あらゆるジャンルの新本古本がタテヨコに収まり、非常に見にくい棚構成。単行本・ムック・全集・ノベルス・新書・コミック…。所々ジャンルっぽく固まっているところもあるが、私には判別不能…。各棚の各段には、白い四桁の数字が書かれた帯を巻いた文庫本が、横向きに入れられており、どうやら棚がしっかり分類されていることを表しているらしい。と言うことは店側は明確な意思を持って、棚を作っているのだろうか…。左側の広いスペースに向かう。棚は相変わらずなカオスぶり。こちらにはアダルトも混ざり、部屋の真ん中にはエロ雑誌の島まで出来ている。レジ裏には二台のパソコンと誇りまみれの運動器具。先ほどの分類コードと言い、どうやらネット販売もしているようだ。文庫から一冊抜き取りレジへ。値段が書かれていなかったが、お店側が把握していればいいこと。とりあえずおばさんに声を掛け、本を渡すと100万弗の笑顔がキラリ。しかしその笑顔とは裏腹に「値段書いてあるかなぁ〜」と不安な一言。「ないなぁー、あぁ〜、どうしよう…」何やら一人で懊悩開始。「値段分からないんですか?」「うーん。インターネット見たら書いてあると思うんだけど…それ見て確認してもらえれば…」な、何を言ってるんだ?私が店に本を買いに来たことを、根底から揺るがす発言!「じゃあ売ってもらえない?つまりはムリだと?」「そうね〜」「…じゃあいいです…」「ごめんなさいね〜」10弗の渋い笑顔。あぁ、ついに本を売ってくれない古本屋に出会ってしまった…切ない…。


river.jpg●高松「リバー書房」
中央通りと兵庫町商店街がクロスする場所から、少し高松駅寄りにある。店の前面はガラス張りで、大きなシンボルマークと店名が描かれている。店頭棚は硬めだが、文庫中心で充実な並び。横には雑誌・ムック・写真集・絵本が入った小さいラックが二つ。どっちに開けたらいいのか戸惑う扉を引き開けて中へ。奥行きのある明るい店内、床は木の板、奥は何故か壁が鏡張り。通路は広々としており棚も見やすい。そして少し雑然…奥のレジ周りが雑然…さながらベーカー街のシャーロック・ホームズの部屋。壁は左右とも本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本。左の壁棚にいきなり目を惹き付けられる。探偵小説とその周辺・都市文化・ジャズCD・別冊太陽などのムック…サブカルとはまた一味違う、カルチャーな棚。下にはちくま文庫がズラズラと並んでいる。その奥は大判な本がメインで、芸術・骨董・民藝・建築。向かいは図録から始まり、ポケミス・講談社文芸文庫・サンリオ文庫・教養文庫・講談社大衆文学館などがラインナップ。奥には、書・建築(単行本。おぉ伊東忠太の法隆寺が!)・音楽が収まる。この通路棚は低めである。レジ前を鏡に映りながら通り過ぎ、右の通路へ。通路棚には、映画・歌謡・新書・岩波文庫・講談社学術文庫が礼儀正しく並んでいる。壁棚は文学評論・詩歌・幻想文学・海外文学・戦前の満州&台湾&朝鮮などのアジア関係・生物・山岳・社会・歴史・思想・郷土本と硬めな並び。下には岩波文庫・青がズラズラズラ〜。古い本や珍しい本が多く、とにかく見ていてウキウキアセアセ楽しい。お値段はジャストな感じ。店主は一見無愛想な感じですが、私はこの人の「ありがとうっ」が大好きです。買う本を差し出すと、普通の声ながら「ありがとうっ」と言う短い言葉に、『本を買ってくれてサンキュー!』と言う思いと親しみが滲み出しているのだ。それだけで何だかホッとする。遠い旅の地でホッとする…。福武書店「『COMICばく』とつげ義春/夜久弘」を購入。

とにかく…こう…本は売って欲しい。店番の人でも売れるシステムをしっかり確立しておいて欲しい。本が買えなかったことより、ある意味資本主義を根本から揺るがすほどのシステムに衝撃を受けたツアーでした。安穏としてられませんな。
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2008年12月17日

12/17東京・保谷 古書・古本 アカシヤ書店


akasiya.jpg駅南口を出て、目の前を貫く都道を左へ100mほど進むと右手にある。店頭には廉価コミックや単行本の安売り棚。雨降りのため、しっかりとビニールが掛けられている。その横に入口…何だか細いなぁ…隣りのラーメン屋と合わせて一店舗な感じである。ところが中に入ると、店内には恐ろしいほどの奥行きがっ!どう言うテナントなんだ…。本の谷間の通路を透かし見ると、遥か奥のレジに座る人の体が、半分見え隠れ。まずは左の棚から見てみると、そこは均一安売り棚。ムック・単行本・コミックなどが並んでいる。横には、廉価コミック・教養&雑学文庫・新書と続き、そこからはさらに細分化された棚作りがスタートする。手書きのジャンルボードが本の間に挟まれ、文芸・エッセイ・小説・語学・哲学・芸術・映画・音楽・旅行&地図・食&酒・実用・コンピュータ・ゲーム攻略・ビデオ&カメラ・民俗・宗教・精神世界・サブカル・歴史・時代劇・囲碁&将棋…などなど。ジャンルによって本の量にバラつきがあるが、見やすい棚となっている。その奥にアダルトと車関連の古書。そしてこちらの棚下には大量の箱…「いすず」とか「ホンダ」とか書いてある。すべて車のカタログらしい。昨日に続き車に縁があるなぁ。右の棚は、大判のビジュアル本・ムックから始まり、文庫がズラッ。右奥への通路入口を通過し、さらに文庫!そしてコミックと続き、レジ前には車の単行本…そして棚の上段にズラーッと並ぶ白い背表紙の雑誌…「CAR GRAPHIC」が大量に並んでいる…これも昨日見たなぁ、と思いつつ右の通路に入り込むと、驚きの車関連通路!すべて端から端まで、車雑誌・ムック・写真集・カタログで埋め尽くされている。やっぱり何だか昨日見た景色…しかも昨日よりちょっとエスカレートしてる。二日連続で車の古本屋に来てしまった…。しかし半分は普通の古本屋さんなので、門外漢は救われました。岩波新書「災害救援/野田正彰」を購入。
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2008年12月16日

12/16東京・表参道 自動車趣味の店 ロンバルディ


lonbardi.jpg芸能人風の人たちが闊歩する表参道から青山通りを左へ。一つ目の信号手前の細い道を右に折れ、真っ直ぐ進んで行くと、道にぶつかる手前のビルの一階にある。外見は古本屋さんではなく洋服屋さん。看板下に置かれたボードに『クルマの本屋』と書かれていなければ、絶対素通りしてるだろう。店のマークは青地に金文字の外車のエンブレム風。左のショウウィンドウには、ツナギや写真集、LPなどがディスプレイされている。あっ、グランプリのサントラがっ!かっこいい…。店内に入ると狭く縦長な空間。右側には洋服類が置かれている。左と奥が古本屋スペースのようだ。狭い通路の壁際に、車やバイクの本がギッシリ詰まっている。一人しか通れない通路の中ほどで、一人の男が奥とマガジンラックを行き来し、つぶやきながら本のチェックを繰り返している…この人が店主なのだろう。入口横には日本車中心の棚。車・レース・F1・車会社など多彩な範囲で車に関する本が集められている。他にも、カタログ・車に関わるビデオ(映画含む、B級映画多し!あっ、グランプリもある!)・スーパーカー(児童書含む)・サーキットの狼・車やバイクを利用した紀行本・小説……許容範囲の広さに脱帽!角を曲がるとバイク関係も多くなる。その横は外車のスペース。ビジュアル本・写真集・カタログ・洋書とこちらも様々。その奥には白い棚に「CAR GRAPHIC」のバックナンバーが大量集結。向かいにも様々な車雑誌のバックナンバーが箱に収められている。ここでまた一人来店。店内はそれだけで何だか混雑気味。取りあえず何とか人すれ違い、入口付近に戻る。…さて、ここで考えた。私は車にまったく興味がないのである。つまりはまたまた門外漢!しかしそれでも何かが読みたい。幸いこの店の許容範囲の広さに突破口を見出せそうだ。と言うことで、文庫類にターゲットを絞り込み集中。むっ、田宮模型の本はこの前買ったばかり…スーパーカーの児童書…ここでこの本を買う人がいるのだろうか…そうだ、小説にしよう。二冊ありどちらも同じ作者…一冊はノベルスで日本全国を舞台にカーチェイス…キャノンボールみたい…もう一冊は文庫で、日本全国を舞台にレースが…おんなじじゃないか!ん?こっちは『暴走族のリーダーに大実業家から招待状が…』よし!こっちにしよう。先ほどの人が丁度こちらの棚に来た。すかさず「すいません、これ下さい」と本を差し出すと、本をチラッと見てから「あぁ、私店員じゃないです。奥にいますよ」と奥を指差す。す、すみません…は、恥ずかしい…。言われた通りに進むと、確かに人がパソコンと壁の間に潜んでいる。こちらが店主でした。文春文庫「ビッグ・ラン/田中光二」を購入。
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12/15東京・六本木 かじ川書店誠志堂


kajikawa.jpg人々でごった返す六本木交差点から、六本木通りを赤坂方面へ。丁度俳優座の向かいあたりに、そのお店はひっそりと存在する。ビルの一階に入口を構えているが、自販機や飲み屋の看板などの中に、完全に埋没している。この賑やかな大通り、ここに古本屋があることを知らずに通り続ける人も多いことだろう。『引いてください』と書かれた木枠の引き戸を開けて店内へ。中は通路のような細長い空間で、両側の壁が本棚になっている。奥からはテレビの音…そして誰もいない…店主さえいない…とても六本木のド真ん中とは思えない不思議な雰囲気。入口左横の壁掛けラックには数冊のアイドル写真集。その横から天井までの本棚が始まり、文庫・戦争関連・時代劇・コミック文庫・音楽・選書・新書・芸術・骨董などが並んでいる。右側の棚は雑本的な棚から始まり、出版・社会・エッセイ、足元にノベルス&文庫(この土地で「キャンティ物語」や「六本木聖者伝説」などを目にするのは、中々感慨深いものが…)、再び壁棚は、日本文学・文化・東京・古代史・歴史・映画・演劇・歌舞伎・落語などが並ぶ。本は奥に向かえば向かうほど古くなっていく。この右側の棚下には本が積み重ねられ、場所柄だろうか外国の古雑誌も散見できる。レジ近くの本の山の上には、永六輔のサイン入り新書が平積みされ売られている。本は安く古いもの多し。加えて何かありそうと思える品揃え。こんなとこにこんなお店があったなんて…。途中、棚を眺めていると入口から人が入って来た。ギロっと私を一瞥した後、手刀を切り頭を下げて眼前を通り過ぎる…そのまま奥へと進み…レジに座った…店主だったのだ!おぉ、異空間。本を買うと、消しゴムで丁寧に値段を消してくれました。外に出ると、そこはまた違った意味の異空間…街は年の瀬に向かい、華やいでいるようです。岩波文庫「雨夜譚/渋沢栄一」を購入。※『かじ川書店』の『かじ』は『木』へんに『世』の漢字表記です。環境状、漢字が表記出来ないので平仮名表記としました。
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2008年12月15日

12/14長野・長野 平安堂 古書センター


heian.jpg長野駅善光寺口、ながの東急百貨店の左脇にある千歳町通りを、200メートルほど進むとたどり着く。このお店は従来は長野駅前にあり、12月3日にこの場所に移転したようだ。閉店したのか?と思わせた旧店舗の前で、一瞬間途方に暮れたが、ドアに張り出されている地図により、何とか新店舗にたどり着いた。打ちっ放しコンクリのスマートなビル。左側に曲面を描くウィンドウがあり、旧店舗のファサードを踏襲しているようだ。店内に入ると右にすぐ二階への階段。左にレジと『本の探索隊』と銘打った探書カウンター。店内は明るく本もキレイで、まるで新刊書店である。左右の壁に本棚、真ん中に背中合わせの低めの棚。左から戦史などを中心とした『昭和フェア』棚・全集類・図録などのビジュアル本・歴史・新書・名作廉価DVDと続く。向かいは文芸単行本が並ぶ。右の壁際は、児童書・最新入荷本・文芸&エンターテイメント文庫となっている。向かいの通路棚には、エンターテイメント単行本・教養&エッセイ&雑学文庫・時代劇&歴史文庫。古い本も発見出来るが、最近の本を中心としたフロアになっている。入口まで戻り二階へ。一階とは違った薄暗い古本屋的雰囲気だが、打ちっ放しコンクリ内装がオシャレな感じを醸し出している。階段左横にはアンティーク調のショウケース。上には『稀覯本』と書いてあり、豆本や復刻本が収められている。古本の稀覯と言うより工芸本的稀覯の印象。この裏にも本棚が見えるが、そこは進入禁止のエリア。二階もほぼ下と同じ棚構成。真ん中に低めの背中合わせの棚があり、両壁とも本棚になっている。違うところと言えば、右の棚が低めなところか。通路棚にやけに古い本が多そうだな、と思い近付くと、棚の上にポップがあり『専門古書店セレクト棚』とある。市ヶ谷・麗文堂書店、吉祥寺・りぶるりべろ、さいたま市・古書肆マリトロール、京都市・書肆砂の書の四店が共同で出品している。まさかこんなところで麗文堂さん&りぶるりべろさんに出会うとは…。さすがに濃い品揃え…ちなみに本を開かないとどの店の本かは分からない。この棚の奥部分は平安堂の人文ジャンルが並んでいる。右の壁際は、趣味・女性・実用・エッセイ・詩歌・文芸評論などが。左側にも『人文』と言う広いくくりのジャンルで、評伝・社会・宗教・芸術など様々な本が並べられている。階段近くには充実の郷土本とビジネス&経済が治まっている。全体で新しい本2/3、古い本1/3といった感じだろうか。新しめの本は定価の半額ラインが基本か。古めの本には、安い本もプレミア本もあり。店員さんは皆チョッキを着用し、非常に丁寧。通路を通るたびに「申し訳ございません」「いらっしゃいませ」を連発するほど、腰が超低空飛行。お客さんが頻繁に出入りし、新店舗も定着し始めている様子。常連らしき杖を突いたかなり高齢のおじいさんが、店員と親しげに話している。顔見知りらしいのだが「ワシャもうすぐ死ぬから。フガヒャッッヒャ!」と返しに困る大胆発言。「いや、まだまだ…」と困惑する店員。このおじいさん、移動速度は極めて遅く棚前ではカニのようにコツコツと横移動。しかししっかりと二階にも上がり、すべての棚をチェックしてました。まだまだ大丈夫だと思います!文化出版局「本とその周辺」京都新聞出版センター「京都文学散歩」を購入。
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2008年12月13日

12/13愛知・大須観音 古本や 猫飛横丁


nekotobi.jpg駅を出て伏見通を南へ。アーケードの商店街・仁王門通に入り、丁度真ん中辺を右に入ると、路地の角地に発見できる。外観は古本屋さんにはまったく見えず、看板を見落としていたら通り過ぎていただろう。その看板がまた可愛らしい。街&翼の生えた猫のシルエットが、昭和初期的アールデコ風文字で書かれた店名を囲んでいる。左にあるガラス扉を覗くと、嬉しいことに完全なる古本屋!扉に何やら貼紙があるのに気付き注視すると『本日都合により5時にて終了しました。お出でになった方には申し訳ありません』とかなり小さな文字で書いてある。現在3時45分…やってないのかと不安になりつつも、扉に手を掛け引き開けてみる。鍵は掛かっていない!中に入ると壁一面の棚と本の山…右側にレジらしきものが。その本の山の向こうから店主が顔を出した。「いいですか?」と聞くと「ああ」…気の早過ぎる貼紙にだまされなくてよかった…。左の壁は、演劇・映画・文学のハードカバーが並ぶ。目の前には本の山と小さな文庫棚。レジ前から迂回しないと奥には進めない。上から見ると“?”の下の点が無いカタチに、一本の通路が構成されている。文庫棚には。幻想文学・映画・演劇・美術・芸能などが並ぶ。レジ横の本の山の上にも文庫の入った小さな箱が二つ置かれている。通路を進み右壁際の棚。そこには演劇関連が大量に並ぶ。演劇論・演劇史・戯曲…奥には歌舞伎や落語などの伝統芸能。角を曲がり奥の棚には、幻想文学・美術・哲学・思想・海外文学が広く収まる。さらに角を曲がり再び左の壁際、詩歌・日本文学・映画&テレビ・シナリオが並ぶ。店の真ん中は、本が横積みされた山が占めている。深い品揃え&値段も安めでいい感じ。レジで本を手渡す、といきなりの50円引き!ありがとうございます!レジ横の柱を見ると、麦藁帽子の下に何やら古いモノクロ写真が飾られている。町の狭い路地…『猫飛横丁 昭和11年』のト書き。店主に「この辺りは猫飛横丁って言うんですか?」と聞くと「ん〜ん、猫飛横丁って言うのは、別にこの辺のことじゃなくて、いわゆる遊郭の軒と軒とが触れ合いそうな狭い路地の通称。屋根から屋根へ猫が飛び移って移動しそうだから、そう言われたんだ。昔、年寄りにそういう話を聞いたことがあって、色んな流れで店名になったんだよ」と丁寧に説明していただく。「まぁこの辺でも、奥に入るとまだそんな雰囲気が味わえるよ」…おぉ、何とロマンチックな。意外な楽しい店名の由来話に礼を言い、店を辞す。早く戻らなければならないのだが(これさえ無ければ…)、試しに狭い古びた路地に入り込み、ちょっと遠回り。路地を歩きながら頭上を見上げる。今にも毛だらけのお腹を見せた猫が飛び出して来そうな、屋根と庇に切り取られた、そんな狭い空が見えていた。新潮文庫「気まぐれ美術館/洲之内徹」を購入。
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2008年12月12日

12/12東京・茅場町 森岡書店


morioka.jpg駅から地上に上がり、永代通りを東へ。すぐに亀島川に架かる霊岸橋にぶつかるが、渡らずに右へ曲がる。すると川の畔に建つ古めかしい箱のようなビル…ここの三階に古書店があるのだ。ビル中央に据えられた石造りの玄関、目の前には観音開きの扉…『男には負けるとわかっていても戦わなければならない時がある!(byハーロック)』と心の中で詠唱して、いざビル内へ!少し暗く意外に小さめなエントランス。郵便受で確かに書店が入っているのを確認して、階段に足を掛ける。内部も外観と同じく、期待を裏切らない年季の入り方。これぞ昭和初期の雑居ビル!階段は一直線に三階まで続いており、途中二階を見ると結構色々な事務所が入っているようだ。廊下の端には共同の給湯室が設置されている。三階にたどり着くと、そこにも給湯室。男の人が何やら洗っている。廊下に歩を進めると、すぐ右側に開け放たれたドアがあり、覗き込むと本が!ここか、と思い緊張しながら室内へ。すると後ろから「こんにちは」と声をかけられる!どうやら先ほど給湯室にいた人が店主だったようだ。『いらっしゃいませ』じゃないのかと思いつつ、こちらもこんにちは。店内は白一色でシンプル。そして天井が高くとても明るい。縦長の窓が開かれ、川面のきらめきが室内にも飛び込んでくる。この時点でかなり緊張しつつも、すでに魔法にかけられていた。ここはどこだ?ここは何だ?古書店か?外国みたいだ。ギャラリーみたいだ。外に川が。今は何時代?何でこんなに暖かいんだ?…といつもの古本屋と勝手が違い過ぎる状況に戸惑いつつも、この異邦人状態は中々に楽しかったりする。ちょっとした旅行に匹敵するくらい面白い…などと浮ついているが、がんばって店内見聞を開始。かなり広いフロアは、右半分が作品展示中のギャラリー、左半分が古書店となっている。レジと言うか店主は、ギャラリー奥の長机に、展覧会を開いている作家さんと共に腰掛けている。入口左横にはかなり古い洋書の飾られた陳列棚…何の本だろう?『STAMP』って書いてあるな…。その横には彫刻などの本が並べられたテーブルがある。何かの作品も一緒に置かれている。左の壁際には白い小箪笥の上に古めかしい洋書、窓近くには低い棚が置かれ、グラフィック本・写真集などが並ぶ。ここには和書やインディーズ写真集も見受けられる。真ん中には三つのテーブル。入口側は少し小さめで、小型の同フォーマットの写真叢書、真ん中には写真・デザインなど、窓際には建築関連。すべての本が余裕を持って置かれ、一冊ずつ手に取って見られるようになっている。テーブル下にも本が並べられているが、しっかり見るにはしゃがみ込まなければならない。フロア真ん中の、丁度ギャラリーとの境目にも物凄く低い棚が置かれ、セレクトされた本が余裕のディスプレイ。本はほとんどが洋書のビジュアル本である!色々な国の本があります……はっきり言ってやっぱり太刀打ちできません!もう階層が違い過ぎるので完敗です!値段も高いのか安いのか見当もつきません!しかし、こう言う自分とはあまり接点の無い世界に入り込むのは、非常に楽しくワクワクドキドキオドオド…。決して冷やかしのつもりではないのだが…。取りあえず欧州映画に出てくる古書店のような雰囲気に飲まれながらも、がんばって気に入った本を買うことに。目をつけていた本(一目ぼれ)を手に取り、奥の長机に近付く。読んでいた本から目を上げた店主「ありがとうございます」と笑顔で精算。ところがお釣りが見つからず、引き出しの中をガサゴソ…ガタガタと揺れる机…隣りで書き物をしてた作家さんが店主をガン見してます…。苦心惨憺探し出したお釣りを受け取ると「袋にいれますか?」と言われたので、せっかくなので入れてもらうことに。すると今度は袋が見つからない…店内を右往左往する店主。すると奥から引っ張り出してきたのは大きな紙袋…いや、それはちょっと(本は小さいのだ)…結局袋は断りそのまま持ち帰ることに。はにかむ店主は長身でハンサム。うーん、このお店にピッタリな人だな。この人にも乾杯(完敗)!暗い古い階段を降りながら、春のようにきらめく室内で、棚ならぬテーブルの間を回遊した体験…店から離れるとともに緊張を解きながら、無事に日常へと帰還完了。vaclar zykmund「Vilem Reichmann」を購入。
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12/11千葉・千葉 稲生書房


inou.jpg駅南口を出て、千葉街道を東へ。頭上を静かに過ぎる、千葉都市モノレールと街道が交差する手前にある。稲生は『いのう』と読む。青い巨大な日除けの位置がずいぶん高い…この分だと店内の天井高はかなりのものなのだろう。店頭にはタバコ自販機と、右側にタバコ売り場の窓口…しかし足元には無数の本箱が置かれ、近付くことは容易ではない…(買う時は店内レジで)。もちろんそこだけではなく、店頭には大小無数の本棚・平台・カゴ・ダンボールがびっしり置かれ、さながら古本朝市的な様相を呈している。古い本から新しい本まで、大判から文庫まで、大量の雑本が並び積み重ねられている。出入口は二ヶ所。左から店内に入ると、天井は想像通りに高い!そして奥に二階がある!二階が見える!二階と言うよりは高めの中二階か…早く上がってみたい!と言う気持ちをなだめつつ、まずは一階に集中する。左右の壁は高い作り付けの本棚。真ん中に背中合わせの棚が三本、さらに階段の昇り口に一本、階段下に一本、入口横に一本、三本目の通路棚脇にも一本棚が置かれている。各通路では、小さなカゴに入れられた本たちがさりげなく増殖中。左の壁際、由緒ある図書館のような立派な12段の棚には、日本文学・文学評論・海外文学が収まっている。う〜む、壮観!棚の上部には古く珍しい本が並び、下には新しめの小説が並ぶ。上を一生懸命見ていると、その高さに自然と口が半開き。向かいは新書とノベルスの棚。二番目の通路は左が時代劇文庫&海外文庫、右は文芸&海外文庫。この辺は新しい本が多い。通路奥正面には、階段下棚があり、山岳・登山の本が並ぶ。三番目の通路は、左が歴史・教養・エッセイ・絶版文庫。右はさらにグレードアップした絶版文庫・プレミア文庫&新書がズラ〜っと、光り輝き収まっている…いい値段付けてるなぁ。背後の入口横棚には、食や山岳の文庫本が。レジ前には戦記・戦史の棚があり、その横は行き止まりのスペースとなっている。通路棚裏は、絶版&プレミア&新書の続き。奥には揃いのプレミア文庫が並ぶ棚。右壁際には上が三階への階段なので、左よりはちょっと低い本棚。歴史・民俗学・哲学などが収まる。よし、これで一階は見終わった!と言うわけでいよいよ二階へ!上り口にも棚が一本置かれ、日本近代文学が詰まっている。階段の両脇にも本の山が続いている。上階は誰もいないひっそりとした空間。頭上には巨大な梁、壁面には巨大な壁掛け時計…。三方の壁は本棚、階段手すり脇にも三本の棚。そして部屋の中央には積み上げられた大量の本の塊…中の本はどんなことになってるのだろうか。そしてそのほとんどは全集本と、千葉・房総の郷土本!学術・資料本から薄いパンフレットまで、とてつもない量である。その収集力にひたすら感心。手すり脇の棚には、芸術ビジュアル本・美術・映画・音楽が並んでいる。階上から下を見下ろすと、吹き抜け状になっているのがよく分かる。鳥瞰的に古本屋店内を見渡せるのは、中々珍しい光景ではないだろうか。本はしっかりとした値が付けられており、プレミア本には値段の書かれた白い帯が巻き付けてあったりする。その分珍しい本も多いのだ!しかし店内の構造がとにかく面白く、かなり盛り上がりました!来てよかった〜(仕事の合間だけど…早く気付かれないうちに戻らなければ…)。角川文庫「巷談本牧亭/安藤鶴夫」を購入。
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2008年12月10日

12/10東京・錦糸町進めば進むほど店名が!の三店!

錦糸町と言えば楽天地、だが今回の目的は反対方向の北口側。こちらも南口同様栄えているが、ツアーは進めば進むほど店名とは反比例した尻すぼみな展開に…。


sumida.jpg●錦糸町「スミダ書店」
駅北口から出て四ツ目通りをを北へ。しばらく歩くと錦糸町公園近くに発見出来る。店の看板は青と黄。店舗二階の学習塾看板も同系色の青と黄…二階建て店舗に見えるぞ。店頭には、三本の安売り棚とガチャガチャ。棚にはハーレクイン・文庫・雑本が並ぶ。店内に踏み込むと、凝縮されたたくさんの本棚。右に広めのレジスペース。壁は棚で埋められ、真ん中には背中合わせの棚が三本置かれている。右奥の棚・中央部分にはさらに奥への通路が設けられ、アダルトスペースに出入り出来るようだ。各通路は狭く、人がすれ違うのは難しいほど。奥はすべて行き止まりである。店内に流れる、感度が悪いのかノイズの入り混じったJ-WAVE…。左の壁際は、上の本棚に実用書や辞書、その下のラックにはビジュアルムック・雑誌・絵本などが置かれている。その横には時代劇文庫・海外文庫・作家50音順小説文庫と続く。向かいは、手前はコミックがズラッと並び、奥にハーレクインと小説文庫の続きが収まっている。品揃えは新しいもの中心で、定価で売値が決まるシステム。次の通路はCDとコミック。棚の真ん中にミニショウケースが取り付けられ、『B'z』や『X』のプレミアCDが陳列されている。三番目の通路は左の通路棚はすべてコミック、右のレジ横には全集本・辞典・歴史・民俗学・文化などの硬めの本が並ぶ。通路を過ぎて奥の棚には、実用・サブカル・タレント・文芸&ミステリー・ノベルス・教養&エッセイ文庫・新書となっている。こちらもそれほど古い本は見受けられない。途中、突然店に警官が入って来た。何事か!と思っていると、どうやら歩道に出ている電光看板をどかせということらしい。警官と共に外に出た店主は、看板をグッと持ち上げ安売り棚脇に移動させました。ごくろうさまです。双葉社「本棚探偵の冒険/喜国雅彦」を購入。


honjyama.jpg●錦糸町「爆安古本屋 ほんジャマ一家」
四ツ目通りから蔵前橋通りを右へ。オリオスの裏手にある。もう…名前がスゴイなぁ…何でこの店名なんだろう。雑誌ラックや自販機の間をすり抜け店内へ。大体予想はついていたが、ほとんどコミック&ゲーム屋さん。店左手奥にゲーム攻略本、最奥の通路に文芸単行本・文庫本・新書・ハーレクイン・ノベルス・実用書が並ぶ。古い本は少量あるが『爆安』と言うほど安くはない気が…。壁に貼られた長嶋茂雄の色紙(印刷・売り物)と、コンビニのようにレジ後ろに並べられ販売されているタバコが印象的でした。


kira.jpg●錦糸町「綺羅カーンSHOP」
蔵前橋通りを挟んで『ほんジャマ一家』の丁度向かいにある。もう名前が…そして中に入ると古本など一冊もなし…すべてショウケースに収まったカード…右側では小中学生が熱くカードバトル…店主と一緒にガンダムを歌ってる…みんなチラチラ私を見ている…あ、私は闘りません…何だか西部劇の酒場に迷い込んでしまったような…看板の古本を消しといてください…。

錦糸町南口、バスターミナル内には、伊藤左千夫の牧舎&住居跡を記念する歌碑が建てられている。現在の状態から見ると、ここに家があったことが不思議な感じ…。でも左千夫さん、一日十八時間は働き過ぎです!
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2008年12月09日

12/9東京・上野 上野古書のまち


uenokosyo.jpg駅・不忍口出て右、古めかしく幾節もの風雨を潜り抜けてきた公園直下のビル『上野松竹デパート』。ここの地下一階にお店はある。ここは正確には古本屋ではなく、複数のお店が毎日この場所で『古本市』を開いているという、年中無休古本市場なのである。ここ最近、アメ横入口の船の艦橋のような『じゅらくビル』も消え、『上野百貨店』も閉館し再開発を待つばかり…。デパートビルもすでに映画館は閉館しており、古本市が開かれていること自体、奇跡に思える状況。一体この先どんな運命が…?撤去された映画看板跡が、ツギハギの印象を与える壁面。『古書のまち』看板の本を抱えた少年(?)のイラストも、日に焼けたのか真っ白け…まるでどこかに脱け出してしまったようだ。三階の囲碁センターや一階の店舗が営業を続けているのは心強い。ビル左部分に近付くと、暗がりにたくさんのワゴンが見えてくる。本が詰まった10のワゴンが二階への階段を塞ぐように並べられている。中には何故か『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』のセル画が置かれたワゴンも。奥に進むと『店内にも良本珍本多数揃ってます』の看板。右奥に続くワゴンと共に地下への階段。ワゴン用のレジ前を通り過ぎて地下一階へ。階段は左に曲がり、すぐに踊り場へとたどり着く。さらに地下へと下る左の階段は閉鎖されており、右が『古書のまち』へと続いている。天井から垂れ下がる巨大な白い暖簾。これを潜り階段を数段上がると、売り場に到達。中は広い…そして煤けている…大量の棚やワゴンが古い本を内蔵して並ぶ…剥き出しの内装…たくさんの靴底に削り取られた床……『古本市』と言うよりは『古本闇市』と呼ぶのがふさわしい雰囲気。表のワゴンだけでは満足出来ず、階段を上下してたどり着いた古本修羅たちが、棚の間をさまよっている。本棚の数は70以上!ワゴンも混ぜるとさらにプラスアルファ!壁沿いにはとにかく本棚。真ん中には縦に数台置かれた平台&本棚が三列あり、四本の通路を作っている。左奥には細長いスペースが続いており、そこも壁は本棚で覆われ真ん中に背中合わせの棚が置かれている。本はオールジャンルあり、新しい本から古い本まで、高い本から激安本まで、学術書からアダルトまで、並びに並んでいる。比較的、歴史・美術・文化の本が多いように見える。しかしこれだけあれば、必ず何か見つかるはず!そこで私もまた一人の古本修羅となり、売り場を探索し始めるのだった…。一時間後、本を手に入口横のレジへ。見かけとは裏腹な、気持ちのいい応対をする店員さんに本を渡す。レジ周りを眺めると、横に何か初老の男性の写真が貼り付けてある。何だろうと思いよく見ると『万引常習犯!見つけたら通報を!』と書いてある。どうやらここの天敵らしい。この人どれだけ派手にやったんだろうか…本は買わないといかんですな。ところでこの『古書のまち』に来たのは初めてだったのだが、どうも記憶に何か引っかかる……特にあのいったん下って上がる階段…むむむむ……ここは多分その昔『松竹ビデオハウス』と言う松竹の直営店だった場所。遥か昔にここで「九十九本目の生娘(新東宝・菅原文太出演・傑作!)」と言うB級日本映画のビデオを買った思い出がぼんやりと…あの時からビルは古かったなぁ…。講談社文芸文庫「白山の水/川村二郎」を購入。
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2008年12月08日

12/8東京・門前仲町 古書 朝日書店


asahi.jpg永代通り沿い、深川不動尊参道のはす向かいにある。店頭には扇形に配置された雑誌ラックと観葉植物。これらのせいか、一瞬旅行会社かと思ってしまった。店看板はどこにもなく、手書きの紙パネルがイーゼルの上に乗せられている。自動ドアには『深川仲町商店街加盟店』のステッカー。中に入ると新しく広々とした空間。床はツヤツヤのコンクリ打ちっ放し、棚は新刊書店のような滑らかな薄茶の木材…この時点で漠然と想像していた、下町の古本屋と言うイメージは頭から消え去った。壁はすべて本棚で、平台付きの背中合わせの棚が手前と奥に一つずつ。右奥にレジともう一つの出入口。奥は左にスペースが広がっており、遠めにはギャラリー的な雰囲気。店主は忙しく立ち働いており、棚の整理をドスンドスンとしている。左の壁際は、歴史&時代劇・時代劇文庫・文学文庫・ミステリー文庫・教養&エッセイ文庫・宗教・民俗学・江戸&東京関連などが並ぶ。向かいの通路棚手前には、伝統芸能・骨董・実用書が並び、奥には外国文学が文庫・単行本取り混ぜ収まっている。その裏側、手前には紀行・写真・生物、奥には心理学・落語・俳句が並ぶ。この二つの棚の平台には、ビニールに入った古いグラフ誌が面出しされて置かれている。右の壁際は文学評論から始まり、戦記&戦史・美術・新書・コミック、そして未整理本が横積みされている。レジ前を通り奥のスペースへ。右には前述したように裏路地とつながる出入口、壁は住居への通路以外はすべて本棚。入口横の棚は大きめで、下部がショウケースとなっており、開かれて置かれた画集・写真絵葉書・浮世絵・版画など和を中心にしてディスプレイ。上部は画集や図録など大判の美術関連本が並んでいる。左奥のスペースは壁沿いに“コ”の字に棚が並んでおり、右手前には警察・公安・犯罪・刑務所・ドラッグ・ヤクザなど。正面には右が精神科学、左が文学。左手前にはアダルト・性愛・社会・建築が並んでいる。充実しているのは歴史と美術だが、他ジャンルも細かく棚を占め、少ないながらも選ばれた本たちが誇らしげに収まっている。そして所々に飾られた浮世絵や錦絵。奥のギャラリー的空間にアダルトがあったのには、ちょっとドキッとしてしまったが…。裏口から出ると、そこはまだ高いお日様の下、眠っている飲み屋街。このお店は夜23:00まで営業…。一杯引っかけた後、帰り際にお店に迷い込むのも楽しそうである。中公文庫「ピンカートン探偵社の謎/久田俊夫」を購入。
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2008年12月06日

12/6宮城・仙台 書本&cafe magellan


magellan.jpg最近ちょっと仕事の多い仙台にまたやって来ました。その仕事の合間に目指すのは、仙台駅の北西。定禅寺通を西に進み、晩翠通を北へ。すると仙台法務合同庁舎近くに『古本とコーヒーあります』の立看板。広めの路地を覗き込むと、ビルの谷間に古本屋!おぉ〜う、いいシチュエーション!ちょっと歯医者と言うか、診療所的雰囲気。窓の中にはたくさんの人影が見える…賑わってるようです。路地を進みお店に近付くと、店頭には入口左に単行本の詰まった本棚が一本、右に回転式書架と塊のような低い本棚、低い平台には文庫本がピッチリ収まっている。値段は100〜500円。外はかなり冷え込んでおり、ガラス窓が結露し始めている。ナナメの入口を開け暖かい店内へ。そう広くはないが、右がカフェスペースとなり、左側に本棚が集中している。コーヒーの香りが漂う非常に賑やかな空間。本を見ている人は二人。他にはカウンターに熱く詩について語る男女、隅のテーブルで一人読書する中年男性、窓際には楽しげに会話する老人二人。ちなみに中も住宅街の歯医者さんみたいです。左壁際の本棚からツアー開始。文庫・単行本・新書と入り混じった日本純文学の棚からスタート。ここは新旧作家が意外な組み合わせで並んだりしている。そこから、海外文学・文学評論・言語学・精神科学・心理学・哲学・思想・宗教・民俗学となっており、角を曲がって奥に、社会・写真・音楽。喫茶カウンター厨房出入口の両脇に、映画と建築の棚が一本ずつ置かれている。右側カウンターの上にも、横一列に本が並べられ、出版&本の本ジャンルが占めている。しかしカウンター席で男女が熱くインテリな会話を繰り広げているため、あまり近付くことは出来なかった。カウンターの左脇には美術の棚が二本置かれ、その裏には、マンガ・サブカル・児童書・絵本・食・ファッション・職人などの本が並んでいる。所々の足元にも小箱が置いてあり、文庫・新書・図録・雑誌などが入っている。本はそれほど多くはなく硬めの本が中心だが、店主の目が光りまくり存分にセレクトされてる模様。その店主は、古本屋と言うよりは優しげな喫茶店のマスターというイメージ。海峡と言うよりは、港というイメージのお店。航海家というよりは、地元人というイメージの店主でした。ケイブンシャ文庫「シネ・ブラボー/山田宏一」講談社文庫「文壇ものしり帖/巌谷大四」を購入。
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2008年12月05日

12/5東京・神保町 古書 羊頭書房


youtou.jpg駿河台下交差点近く、すずらん通りより二本南の路地にある。このお店は前から知っていたのだが、通い始めたのはつい最近。足を運ぶたびに面白い本を発見出来るので、楽しくて仕方ない盛りなのである。外見はさながら倉庫のようで、両脇に未整理の本の山と、左側に店頭棚が一本。棚並びは二重になっており、手前に海外ミステリ文庫、奥に単行本(こちらは日本物もあり)が並んでいる。路上より高い位置にある店内、二段上がりサッシを開けて中へ。さほど広くない店内、流れる独特なBGM。奥のレジと入口以外は本棚で埋められ、入口近くとレジ下にはそれぞれ小さな棚が二つずつある。真ん中には背中合わせの棚。足元の小さな棚には200円のミステリ&純文学の絶版文庫。入口右横の小さな棚には、新しめの海外ミステリ文庫が詰まっている。右の壁棚は、思想・海外ミステリ・日本探偵&推理・幻想・怪談・海外幻想と濃厚なジャンル。足元には小箱が並べられ、棚からはみ出した本が入っている。向かいは、日本探偵&ミステリ&純文学文庫・海外ミステリ文庫・ハヤカワポケミス…『ナポレオン・ソロ』も揃ってる!レジ下にはノベルスサイズのミステリ…『刑事コロンボ』も揃ってる!その横には洋書が並ぶ。左側通路にはSFがギッシリ。壁際には、SF単行本・SF雑誌・ハヤカワポケSF、その他に将棋・囲碁・競馬・マジック・料理・音楽・映画・洋書が並ぶ。向かいの通路棚はすべてSF文庫。サンリオ・ハヤカワ・創元・角川・朝日ソノラマ…etc。今日も収穫を見つけて意気揚々とレジへ。このレジ後ろがまたスゴイ!文庫が本の『地』をこちら側に見せて、山のように積み重ねられている!その美しさ!その圧倒的な量!何だか美学があるようです。表に出ると店前には台車が一台ポツンと置かれている…忘れ物?……ハッ!?ツアーの参考図書の一冊「ミステリーファンのための古書店ガイド」を見ると、羊頭書房の店頭写真にも台車が写りこんでいる!しかも寸分変わらぬ位置に。これは恐らく駐停車避け…昔からの習慣みたいです。講談社文庫「教室二〇五号/大石真」講談社文庫「(続)妄想ニッポン紀行/小松左京」を購入。
posted by tokusan at 21:08| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする