2009年03月30日

3/30東京・大森 アンデス書房


andes.jpg駅北口を出ると目の前には池上通り。この辺りは土地の高低差がダイナミックである。通りを北上すると、すぐに左へのびる環七方向への道が現れる。そこをズンズン突き進む。途中、この道がジャーマン通り(山王二丁目にあった『ドイツ学園』に由来)と言うことを看板によって知る。もはや環七近くの、馬込銀座バス停近くにお店を発見。緑の日除けの下には、美術店のようなシックな店構え。左に細い店頭棚があり、美術手帖やムックなどが並んでいる。右にはショウウィンドウがあり、メキシコ・マヤ・アマゾン・アンデスなどの写真集が飾られている…動物たちは可愛いなぁ。ノブを押し下げ店内に入ると、そこは緊張感溢れる静謐な空間。壁は両側とも本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、その脇にも細い本棚が置かれている。奥にレジがあり、その横は棚に囲まれた作業台となっている。左の通路から見た奥のレジに、ロマンスグレイの店主がいる。右通路から奥を見たら、作業台の前にロマンスグレイの人物…そっくりな人が働いてる!…兄弟?もしや双子?…と思っていたら、私と同じタイミングで店主が素早く移動していただけでした。むむ、イリュージョン…。左の壁棚は学術書から始まり、充実の民俗学・エッセイ・科学・歴史・澁澤龍彦・落語、そして大量の南米関連本!古い本も多く、こだわりの棚造りがされている。向かいには日本文学・民俗学・美術・地方史・地方本など。入口前の棚脇には、教養文庫・旺文社文庫が収まる。右通路の壁棚にはまたも民俗学!そして日本文学・美術・動物・民話などが。棚には繰り返し同ジャンルが出現するが、その度に違った印象を与えられる。向かいの通路棚には、岩波・ちくま・中公・講談社学術・福武文庫が並び、下にオカルトなどが少量。そして棚奥にペーパーバックと新書があり、二段ほどを占める古い新書が見ていて楽しい。作業台横の棚には、美術・ラテン本・大判本などが収まっている。古い本が多く、民俗学・ラテン関係が凄い!店の高級そうな雰囲気に反し、値段も意外に安め!店主に本を差し出すと、しばらく検分した後に50円の値引!ありがとうございます。そしてさらに駅前の看板で確認したところ、このお店の辺りは作家・牧野信一の住居跡であることを確認。買った本にはその牧野の項があり、さらにささやかな喜び…。岩波文庫「同時代の作家たち/広津和郎」を購入。
posted by tokusan at 19:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/30東京・大井町 あかり書店


akari.jpg駅から東方面に出て池上通りへ。東大井五丁目の交差点近くにお店はある。横断歩道を渡り店に駆け寄ると、店頭にはマンガの入った100円ワゴンと本棚、文庫の入った箱が二つ。文庫に早速欲しい本を見つけ、抜き取り店内へと向かう…つもりだった。ガラス戸を開けて中へ入ると、目の前に電話を手に会話中の革ジャン姿の店主。入って来た私を見るなり「何?」と販売業を根底から揺さぶる問いかけ!それとも入ってはいけない店だったのだろうか…。店頭から持って来た本を差し出す。すると「それは三冊で200円」…?え?「これだけなんですけど」「三冊で200円だよ」…ちょっとムッとしながら「一冊じゃ買えないの?」と聞くと「一冊でも200円だよ」「いいです、これ下さい」。すると「あぁ」と言って渋々受け取る。『ファミコンの抱き合わせ販売じゃないんだから』などと思いつつ、財布を開けると小銭が150円しかない。「すいません1000円札でもいいですか?」「1000円じゃダメ」と何故かソッポを向き取り付く島も無い…「じゃあいいです」と、当然店内を見ることもなく店を後にしてしまった。小銭を持っていなかったのも何だが、非常に後味が悪い!そして悲しい!もう少し柔軟な対応が出来ないものであろうか。…………店内はチラリと見えただけ。向こうも何やら電話中でタイミングが悪かったのかもしれないが、色んな意味で残念さがこみ上げる…くそう!いつかまた変装して小銭をジャラジャラいわせて訪ねてやるっ!
posted by tokusan at 18:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月29日

3/28北海道・札幌で三月終わりに雪の中二店!

北の大地に降り立つと思ったほど寒くはなく、寒かった東京と似たような外気温。調子に乗ってパーカーだけで街を経巡ると、布地を通して刺すような冷気が忍び寄る!…北をナメたらいけませんな…。


daigakudo_sapporo.jpg●札幌「大学堂書房」
札幌駅から南、巨大アーケード街・狸小路を西へ。七丁目に入るとちょっと道がガタガタになり、寂しい感じ。その終わり近くにお店はあった。ブリキ看板・旧字の店名が堂々たるものである。店頭には傾いだ本棚やワゴンや梱包材や本の山。難しそうな単行本・古めの文庫・全集類がホコリまみれで並んでいる。値段は100円均一…。年代物の白い木枠引き戸に手を掛け、左へグイッ!あれ?途中で引っかかる…出来た隙間はとても人の通れる幅ではない。再度力を入れ上下へ加減すると、ようやく通れるようになった。ホッと胸を撫で下ろし店内へ。閉める時は難なく閉まる…。振り返ると本が溢れ返っていた…古い本が多い…床が剥がれてる…モップが通路に置きっぱなしになっている…店主が通路の真ん中に座っている…。中は広く壁は一面の棚。手前と奥に背中合わせの棚が二本ずつ置かれている。正面通路奥に帳場。そして店主は足元を紙袋に守られ通路の真ん中…いや、元通路と言うのが正しいのだろう、そこに相変わらず座っている。右の壁際は日本文学・文学評論・古典・詩歌、一段奥まり括られた全集類、そして植物関連の本がズラリと奥まで続く。向かいは通路に積み上げられた本のために上段しか見ることは出来ない。海外ミステリ&SF・時代劇文庫・美術図録・哲学・思想・世界文学全集と並ぶ。この通路の奥は、本タワーが玄武岩のように連なり、踏み入ることは出来ない。真ん中の通路へ戻る。右の棚には、日本&海外文学文庫・ノベルス。奥の棚には英語関連や辞書。左の棚は下段が本タワーで隠れ、上段に新書・歴史がチラリと見えている。奥の棚も上段のみに、古典・性愛・オカルト・北海道本の濃厚な並び。真ん中から左の通路へ。入口側にはここも本が玄武岩状に積み上げられ、入ることは出来ない。しかし左にコミック、右の壁に日本文学と宗教が並ぶのをかろうじて確認。奥には、戦争・古代史・地方史・和本・メロンの箱などが並んでいる。こちらの通路もやっぱり行き止まりとなっている。ほとんどタイムカプセル的古本屋(完全に地中に埋められっ放しな感じではなく、時々開けられている感が…)ではあるが、文庫と文学の棚には、比較的新しい風が吹き込むようだ。と言うわけで古い本多し!値段はちょい高めな感じ。包装は物凄く丁寧で、オミヤゲやプレゼントのように包んで貰えます!宝文館「武蔵野/上林暁編」を購入。


hakkou.jpg●札幌「八光書房」
狸小路七丁目から横断歩道を渡り八丁目へ。ここにはすでにアーケードは無く、ちょっと閑散とした雰囲気。通りをズンズン進んで行くと、左手に白い縁台・『本』と黒々と書かれた立看板。近付くと自動ドアがスーッと開いた。中にはすでにお客さんが棚を熱心に見回している。入ってすぐに玄関マットと数足のサンダル…どうやら靴を脱いで入店するようだ。いそいそと靴を脱ぎ捨てサンダルに足を通すと、健康サンダルの程よい刺激が足裏に心地良い!壁はすべて本棚、アプローチは一見廊下のように見えるが、左にも行き止まりの通路があるので、実は左は背中合わせの棚となっている。奥は右と左に“コ”の字状に棚が並び、左はその手前にオルガンが置かれ、奥にはガラスケースも。そして右中央にレジがある。右の壁際には、コミック(絶版あり)・映画・音楽・山岳・古代史・北海道文学・北海道本・アイヌとレジまで続く。棚はジャンルごとに、単行本・新書・文庫・大判本・雑誌と入り混じる構成。途中新書の詰まったラックが手前に置かれているが、半分は紐で括られたままである。左には、時代劇文庫・官能文庫・犯罪・アジア・探検・旅・紀行が並ぶ。左奥の通路に入ると通路棚には、戦争&天皇関連・動植物・文学文庫が収まり、壁際には宗教・詩歌・日本文学、少量の探偵&幻想文学が並ぶ。棚の所々には絵が飾られたり、本が立て掛けられたりしているので、裏を見る時は注意深く動かして見なければならない。誰もいない机を通り越し、左側奥へ。オルガンの上には古い歌集やビニールに入った本が並べられている…吉田博や梶原一騎…。画集の並ぶ棚の奥、両脇のガラスケースには、版画やポスター・「面白倶楽部」などが収められている。奥には料理・将棋・囲碁・チェスの本。右側奥の空間は、美術・工芸・茶・江戸&東京・手塚治虫全集&コミック・アダルト・辞書・言語学が並ぶ。ここでは一人のおじさんが熱心に淡交社の雑誌を捜索中。新しい本から古い本までバランスのよい棚構成。その並びにも、緩くしかし確実にこだわりが流れており、不思議な魅力を醸し出している。レジに立つと右横にガラスケース。南極の石やぐい呑み・美しい蝶番、上は神棚的スペースとなっているが、地球儀や石・拳大のレーニン像!?…これは売り物ではないのだろうな…。角川文庫「雲は天才である/石川啄木」を購入。

外に出るといつの間にか、ダイヤモンドダストのような、重力を感じさせない小雪がキラキラハラハラ。寒さと仕事への焦燥感に背中を押され、仕事場へダッシュで戻る。この札幌にて今回の全国ツアーは終了。次回はまだ未定なので、しばらくは東京&関東近郊を巡ることになりそうです。
posted by tokusan at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 北海道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

3/26東京・武蔵小山 九曜書房


kyuyou.jpg駅西口の地上へ。目の前に広がるのは高校のグラウンド。そのグラウンド沿いにある『西口通り』と言う、細く緩やかに湾曲し、商店街と高校の塀に挟まれた道を進む。すると塀側に不思議な光景が出現。蜂の巣のようなミッドセンチュリー風の棚が…いや、近付いてよく見てみると、ただの黒いカゴが重ねられているだけ!そこに本がビッシリ詰まっている。カゴは全部で25個、最上段は大判の本が並ぶため縦置きになっている。正面にある店からの距離感がたまりません…そこはまるで古本屋の飛び地。回れ右をして店の前に立つ。ガラス窓は、ポスターや中の本で視界が塞がれている。開けっ放しの入口横に、古い週刊誌・グラフ誌が並ぶ雑誌ラック。店内に足を進めると、広くはないが本がギッシリの空間。それでも通路は余裕があり、棚は見やすい。壁は一面本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、正面奥に帳場、その帳場左横にも棚が続いている。右壁にはまずは500円均一の棚。文学・ノンフィクション・文化・美術…あらゆるジャンルの本が混ざり合い、新旧が鎬を削っている。隣りは美術図録…う〜ん、何か芯が通ってるなぁ。帳場横には細長い文庫棚も置かれ、教養系の文庫が収まる。その横には午腸茂雄のプリントが三枚!判も小さいので複製なのだろうか…?そして向かいの通路棚…これがもう何といったら…私の知識ではちょっと太刀打ち出来ない雰囲気…文化!?カ、カルチャー!?…昔のサブカル?…とにかくおかしな本のオンパレード。中でもトイレや糞尿に関する棚…こんなにしっかり体系的に…あぁっ!世の中にはまだまだ秘密があるようです!奥は美術・工芸などを中心とした落ち着いた棚。帳場では正面を向かずに横向き・ナナメ25度見上げで店主が食事中。よく噛んで食べてます。帳場横の棚には、日本の写真集・写真評論・自伝が集められ、みなビニールに包まれている。そのまま左壁には、70〜80'sのテレビ・タレント本、映画・写真(堀野正雄の技術書が!)・70'sコミック・民俗学・手品・薔薇十字社本!・民話・古本などが続き、ガラス窓の裏には全集類が積み上げられている。向かいの通路棚には、江戸・東京・建築・幻想文学・日本文学・詩歌・新書・日本文学文庫・海外文学文庫が収まる。むむむぅ、とにかく不思議で未体験なお店。古い本や珍しい本が(盗聴の本が目に付くなぁ)たくさんある!そして本当に世の中は広い!どのジャンルもしっかりした独特なこだわりで、背骨がドシンと通っているのだ。そして値段も安め。途中、棚を見てるところに一人のおばあさんが来店。店内を一周したところで「北杜夫の“楡家の人”は無い?ちょっと人に読んでもらおうと思って探してるんだけど、年寄りだからめんどくさくて。いきなり聞いちゃうわ」その言葉に店主は立ち上がり、文庫棚を中心に探索開始。しかし見つからず「いや〜今は無いですねぇ〜」と伝える。おばあさんは「そう、じゃあまた寄ってみるわね。お宅は趣味性の高い本を売ってらっしゃるのねぇ〜。タイトル見てるだけでも面白いわ。それじゃあまた」と去って行った。『趣味性の高い店』!私が連ねた文よりも、おばあさんの一言がバッチリと決めてくれました!それです!おばあちゃん!!季節社「トップ屋戦士の記録 梶山季之無記名ノンフィクション」を購入。
posted by tokusan at 20:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/25東京・経堂 おもしろ文庫 大河堂書店


taigadou.jpgちょっとした神殿のように大きく、スケール感の狂う駅を出て右へ。南へのびる農大通りを進んで行く…渋谷の雑踏並みに人々が行き交い、異様なほどの賑やかさ。すでに日は落ちており、外灯が通りを照らし出している。目指すお店は『古本』と光り輝く立看板が教えてくれた。薄黄な日除けに店名が黄色で書かれ、何だかボンヤリ。店頭両脇には棚が置かれ、文庫・単行本・コミックが安値で並んでいる。軒下に吊り下げられたホワイトボードには『昨日、今日入荷した本』と『昨日売れた本』が書き出されている。入口は開けっ放しだが、中は意外に暖か。壁は全て本棚で、真ん中左に背の低い背中合わせの棚、右に天井までの背中合わせの棚が置かれている。奥にレジがあり、左横は少し奥まっているだけだが、右側奥には小部屋ほどのスペースがあり、棚に囲まれた空間にナナメに背中合わせの棚が一本鎮座している。左の壁際にはコミック、その向かいには新書・海外ミステリ・海外文庫、左奥のスペースに絶版&品薄コミック・おもしろ文庫と銘打ったノンジャンルのカオスな棚・岩波写真文 庫・美術・地図・鉄道・音楽・辞書、下には多種多様な紙物が並ぶ。二番目の通路、左側は時代劇文庫・海外文庫・海外文学。その向かいにはミステリ&エンタメを上下からサンドイッチするように純文学系の文庫。奥に絶版・品切れ・名作の文庫が圧巻な雰囲気で堂々と並ぶ。右側の通路は、通路棚に教養&雑学文庫・岩波を中心とした海外絶版文庫が収まる。向かいの壁際には、文学・歴史・芸術・文化・児童文学・実用・雑誌が少しカオスな感じで並ぶ。右奥の小部屋には、植物・農業・園芸・実用・美術・図録・アダルト・生物がかなり特徴的な棚を形成し、誇らしげに輝いている。いいお店です!お値段はジャストな感じですが、とにかく絶版文庫たちがスゴイ!岩波・角川・新潮といいところの古い本が並んでいます。ひっきりなしに人も訪れ、本も売れてます!レジ後ろのスチーブ・マックィーンのポスターが守り神のごとしっ!ソノラマ文庫「海底牢獄/香山滋」新潮文庫「同時代の作家たち/広津和郎」を購入。
posted by tokusan at 01:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

3/24埼玉・朝霞台 古本 さとう書店


satou.jpg北口を出るとロータリーの向こうに、低層の複合ビル「AX-1」。ここの何処かにお店があるはずなのだが…近付くと二階の窓に大きな看板が見える。よし!と近付いて行くと、一階の入口からお店はすでに始まっていた!ガラスに囲まれた階段の上り口にちょっとしたスペースがあり、均一棚やラックが並べられている。雑誌・コミック・単行本・文庫本…単行本には結構古い本がチラホラ。これは階上の店舗にも期待出来るか?カクカクと回りながら二階へ。するとそこはかなり広い空間。目に入った棚を見ると新古書店的である。壁際には本棚が巡らされているが、窓のある部分は採光優先で置かれていない。そのためもあって店内は明るい。右に平台付きの低め・背中合わせの棚が一本、階段吹き抜け横にガラスケース、左奥に低め・背中合わせの棚、正面にラック、その横に高い背中合わせの棚、左奥にレジがありその横には棚で囲まれた小スペースが作り出されている。右側壁際にはコミックがズラリ。階段前の棚は文庫棚で、後ろの壁棚はノベルス・実用・児童文学などが並ぶ。左側の壁際は美術・ビジュアル本。写真集・雑誌が収まる。その前のガラスケースには、プレミアビジュアル本と新刊ムックが飾られている。プレミアと言ってもびっくりするほどの高値ではない。壁際はそのまま、歴史・戦争・全集・映画(STARLOG・宇宙船バックナンバーあり)とレジ横まで続く。その横の背中合わせの棚には、社会・文学評論・江戸・囲碁・日本文学・海外文学などが収まる。隣りは雑誌ラックとなっており、左側に多様な音楽雑誌が集められている。向かいの棚には、音楽と写真集。奥の小スペースはお決まりのアダルトである。新しい本が中心で、ほとんど古い本は見られない。どうやらよっぽどな本でないと、階下に回されるようだ…毎日こまめに棚をチェックしていれば、いずれ掘り出し物に出会えるかも…。値段は定価の半額前後が中心。レジで精算をしていると、レジ台に気になる付箋が貼られている。『3月23日に「カイジ」をお買い上げになったお客様、店員にお申し入れ下さい』…昨日か…そして何が…。朝日文庫「川筋物語/佐伯一麦」を購入。
posted by tokusan at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/24埼玉・志木 古本 ブックス友


tozai.jpg情報ではこの志木には、古本屋が結構あるはずだった。しかし北側の「東西書房」は店売りを終了しており(ネット販売・即売会は継続)空き店舗が寂しい姿を見せていた。南側では、一軒は跡形も無く一軒は定休日…残りの店に全てを賭ける!……開いているっ!


yu.jpg駅南口、東西にのびるサティ通りを東へ。そのサティを過ぎたカミヤプラザの隣りにお店はある。マンション入口の軒に看板と路上に立看板…どこがお店だ?とエントランス奥を覗き込むと、本の山と店名の書かれたガラス戸が見えている。エントランスを通り抜けて店内へ。明るく細長く白い内装。右側のレジではキャップを被った初老の男性が、本に埋もれてWBCを見ながら食事中。壁はほとんど本棚だが、左手前と右側に少しラックがある。真ん中には背中合わせの棚が二本。右側の棚は少し短くなっており、手前にはスゴイ状況の括られたコミックの山…ある意味見事な積み方である…これは未整理本なのだろうか?その割には店の真ん中で堂々としている…。左側壁際、入口付近にはコミック文庫とアイドル写真集、その奥は両側共コミックとなっている。真ん中の通路に入ると、左はコミックと時代劇文庫・一部文学文庫。右側も文庫で、教養・雑学・ミステリ&エンタメ・純文学・女流作家と並んでいるが、ジャンルや50音が溶け合う緩い並びで、見るのに結構時間がかかる。下には一直線の廉価コミック。奥の壁には単行本。ここも緩い棚造りでしっかりしたジヤンル分けはなく、文化・文学・社会・ノンフィクション・経営といった本が収まる。右の壁際もその感じが継続しているが、文学・タレント本・サブカル・スポーツの度合いが増している。途中から写真集・ゲーム攻略本、そしてレジ横にはアダルトコーナー。向かいの通路棚には、官能小説・海外文庫・新書・ノベルスと収まっている。新しめの本が中心で、値段は普通〜少し高め。何だか棚の緩さがマイナスでありちょっとした魅力でもある不思議な感じ。探す喜びと意外な本の組み合わせがそう思わせるのだろうか…。本を手にレジへ向かうと、何やら厳しい顔つきの店主。本を手渡すと精算しながら、テレビに視線を走らせる。そして値段をボソッと告げ、突然ニヤッと笑って「なっかなか勝たないんだよ。もうイライラしちゃってさぁ」とWBC観戦の心情を吐露。こちらも画面に目をやると、いつの間にか勝ち越している。「点取ったんですね」と言うと「おうっ!イチローがね」とまたもや笑顔。WBCは遠い日本の地の古本屋さんも応援しています!文春文庫「使ってみたい武士の日本語/野火迅」原生林「丹生都比売/梨木香歩」を購入。
posted by tokusan at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月23日

3/22東京・自由が丘で女性の方へ三店!

雨が降りそうで気温が下がり始める中、オシャレな街・自由が丘へ。そんな婦女子やスィーツの溢れる街でも、目指すは当然古本屋!何とこの街とまったく反りが合わなさそうな(アート系除く)お店たちは、とても絶妙なる形態を獲得していたのだった…。


bunsei_jiyugaoka.jpg●自由が丘「ふるほん 文生堂」
駅正面口を出てロータリーを左方向へ抜け、線路際のヒロ通りへ。するとすぐ右手に緩やかな上りの細道。その横にお店はある。複合ビルの一階、通り沿いの壁に看板文字が取り付けられている。その通り沿いには美術とペーパーバックのワゴン。店頭には雑誌&ムック満載のワゴンが一つ、100円均一の棚が四本。そこにはミステリを中心に、文庫・ノベルス・単行本が並ぶ(何故か源氏鶏太本も多し)。店内に入ると明るくキレイで、新しめの本が多いようだ。壁は本棚、真ん中には棚が数本集められて右と左の境界となっている。入口左横にはラックも置かれている。奥左に帳場、奥右にパソコンスペース。入口横のラックには、洋書のビジュアル本。これはそのまま棚下平台にも続き、洋書の児童書も多く並ぶ。左の壁際は大量&充実の料理本&ムック・旅・自然・ミステリ&エンタメ・映画・演劇・音楽・文化・中世・ヨーロッパ・哲学・辞書が並ぶ。向かいには、コミック・児童文学・写真集・美術。右側通路壁際には文庫本。日本ミステリ・海外ミステリ・岩波文庫、その奥に単行本のミステリが続き、古い本も増えてゆく。さらに奥にはさらに古い本や揃い本が並べられている。その前には難しい顔でパソコンを操作する男性が…。真ん中には、新書・ノベルス・歴史・幻想文学・海外文学が収まる。お客さんが次々と出入りし、非常に活気のあるお店。お母さんと一緒に入って来た少女が、さんざん迷ったあげく『二宮金次郎』の伝記を買って行ったことに感動!世の中捨てたもんじゃない!土地柄&棚の良質さに『値段は高めだろうな』と勝手に想像していたら、手に取る本手に取る本安めな値段設定にびっくり。本を抜き出し、読書中の店主に声を掛けると「ハイ、いらっしゃい」と言いながら、中々本から目を離そうとしない…どうやらキリのいいとこまで読まないと気が済まないようです。扶桑社文庫「なめくじに聞いてみろ/都筑道夫」を購入。


tokyo.jpg●自由が丘「東京書房」
駅南口を出て、目の前のマリクレール通り(何と言う名を付けられてしまった通りなのかっ!?)を左へ。するとすぐに女性で賑わうお店が目に入る。こ、こんなにも古本屋の店先が女性に取り巻かれているなんて!店頭では、絵本・おもちゃ・女性雑誌・料理本などが煌びやかな色彩を見せている。混雑気味の入口付近に身体を捻じ込み店内へ。壁はすべて本棚、真ん中に背中合わせの高い棚、奥はレジとその左横にラック。床は木の板で内装も古めかしい感じだが、決して暗くはなくむしろ清潔な印象である。右壁際にはまずは絵本と児童文学…あれ?ここに高野文子の「おともだち」が、しれっと収まっている。装丁や造本がとことん児童文学書風に作られているこの漫画。果たしてワザとなのか、それとも外見に騙されてしまったのか…。足元にはおもちゃ類も置かれている。目の前の通路棚の脇には、縦長の陳列ケースが置かれ、竹久夢二のプレミア本が恭しく収まる…た、高い!…どうやらただの古本屋ではないようだな…。右壁は一段奥へと引っ込み階段下から、ハーレクイン・新書・選書・人文・思想・心理学・歴史・江戸&東京・落語・芸能、そして下には古さが高値を呼び込む映画パンフがズラリ。角を曲がりコミック(絶版少あり)、その横のラックに「少女」「女の世界」「それいゆ」などの雑誌が並ぶ。レジ後ろには中原淳一の色紙や林静一の画集なども。通路棚には200円均一本と、洋書のビジュアル本・ペーパーバックが収まっている。雑貨類も並ぶレジ前を通り左通路へ。レジ横には写真集やデザイン集、角を曲がり美術・建築・写真・幻想&アングラ文学・映画・音楽・旅&紀行・最新刊本、そして人が群がっている料理・女性・実用。向かいには新しめの文庫本がズラリと並んでいる。むむむむ…何だか色んなことに感心します。入口付近はこの街の人の流れに合わせた棚作り、中に入り奥へ進むとポリシーのある古本屋。レジの女性二人の、息の合ったお仕事連携プレイもお見事です。誇りが棚から滲み出してます!岩波文庫「暢気眼鏡・虫のいろいろ/尾崎一雄」を購入。


marila.jpg●自由が丘「まりら書房」
駅正面口を出て右へ。するとすぐに『自由が丘デパート』。その地階へ下り、洋服屋・手芸屋・乾物屋などが並ぶ狭い通路を進んで行く。アメ横の奥の通りと中野ブロードウェイを足して2で割り、そこに中高年女性的雰囲気を掛けた…と言えば何となく伝わるだろうか…。そんな中に並ぶ古本屋。お店は狭いがセレクト&特化された本が並んでいるようだ。店頭には小さな文庫棚、雑誌が入った籐のラック、絵本・児童文学の棚。店内には壁に沿って様々な棚が置かれ、左端にはラックもある。真ん中にはそれぞれ背中を合わせるように数本の棚。ここには自由が丘の本やカルタなども並べられている。右壁際には、児童文学・絵本・婦人雑誌(かなり古い)・復刻児童文学などが。向かいには文学・エッセイ(立原正秋多し)などがお店のカラーを崩さない感じで収まる。レジ周りには手製の手踊り人形もディスプレイ。左側には、新書・文庫以外は、手芸・洋裁の本&ムックがドッサリ。入口横のラックには、別冊太陽や手芸のムック類が並んでいる。…特殊である。そして自由が丘デパートを散策するおばさんたちが、結構飛び込んで来る。う〜む、こう言う方向性もあるんだなぁと感心する…しかし買えそうな本は見つからずじまい…すみません、ただの冷やかしになってしまいました。

決して取って付けたような迎合ではなく、長い年月を街と共に歩んできた特化…料理・女性・児童・手芸…とても面白い現象だと思う。もちろん特徴ある土地だからこそ、成功していると言えるのかもしれない…。しかしここに一つの古本屋さんの未来のカタチがあるのは間違いないだろう。そして外はいつの間にかシャワーのような雨…傘をさすのがメンドクサイ…。
posted by tokusan at 00:18| Comment(3) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月20日

3/20東京・府中本町 落兵衛図書園


rakube.jpg懐かしい赤い郵便ポストが残された駅前。そこはまるで線路の上に築かれたミニ空中都市!目の前に横たわる鎌倉街道を、左へ緩やかに下って行く。視線の先にある自転車も渡れる跨線橋は、らせん部分がグルグルと巻貝のようで、さながらミニバベルの塔。それを右手にそのまま道なりに進んで行くと、広場の横に続く数軒のお店。その中の一軒が本日の目標なのである。取りあえずは開いているお店に胸を撫で下ろす。店頭には木製の平台(?)が置かれ、単行本(120円)と文庫本、それに上部がバツンと剪定された、枝のような植物が生える植木鉢。ガラス戸の向こうには、ラックに飾られた本や安井曾太郎の油絵ピンナップなどが見えている。店名はガラスに貼られた、退色した紙に書かれているのみ。サッシをカラッと中へ。むぅぅっ!…何と独特な雰囲気。店に異変があるのではない。棚に異変を感じるのだ。迷い込んだ感じ、見つけ出した感じ、滑り落ちた感じ…茶色い古い本でいっぱいだぁっ!明らかに異質な棚たちが、悪魔のように手招きしている…落ち着け、そんな簡単に尻尾を振ってはいけない!まずは店内を把握しようではないかっ!壁はすべて本棚だが、ラック状に本を面出しして使用している所も多いようだ。真ん中に背中合わせの棚、入口横に小さな文庫棚、棚脇に面出し文庫棚。左側通路の入口側に帳場があり、こちらの通路は右側より少し長くなっている。入口近くの文庫棚には、主に時代劇文庫が収まっている。入口右横には、特撮&アニメの児童書や古い漫画誌が並ぶラック。そして右の壁際は、いきなり古い本のオンパレード!文学評論・古典・日本文学・戦争関連と続き、奥の角部分に神道・仏教・キリスト教が集まる。向かいはすべて面出し棚で、ここは新しめのミステリー文庫やビジュアルムックなどが並ぶ。下の平台には、雑誌。コミックムックなどがあり、中にはベイシティローラーズのパンフなんてものも。左通路への狭間にも棚があり、美術・児童文学・ビジュアル新書など。そこを抜けると左側通路。奥の壁際には、地方史・社会運動・歴史・古代史、角を曲がり幕末&明治・東洋史・西洋史・中世・鉄道・映画・演劇・自然科学と続く。帳場横の棚にはほとんど紙物に近いプレミア本が収まる。単行本はすべてビニールに包まれ、背の下部に値段が貼り付けてある。向かいは何だか不可思議な棚で、民話・岩波文庫などの他に、おちょこ・ゲートル・古いコーラ瓶などの古道具的な物が飾られている。岩波文庫の下段には、何故か大量の石鹸がギッシリ……いい匂い。店内には他にも、サイン・短冊・絵葉書・古い官製葉書・ちらし…などなど様々な紙物が額装もされて飾られている。お店を一言で言うと『古い本』!懐かしのアニメや特撮関係も目につくので、少し『懐かしいものを売っているお店』感もあるのだが、とてもそれだけでは処理しきれない、このエアポケット感は一体!?値段はめったなことでは三ケタを越えてません(四ケタものは何だか見たことも無いマニアックな本が多い)!昭和初期〜50年代の本が核となっており、いい感じで時間がストップしている(お店自体はまったくストップしてません)。帳場ではご婦人が店番をしており、テーブルの上の植物をスケッチ中。店から勝手にイメージしたのは、当然気難しそうなオヤジさんだったのでかなり意表を突かれる破目に。それにしても落兵衛恐るべしっ!場所柄のせいもあるのか、無闇に高揚感が湧き上がる!もし、私の古本スピリットに異変が起こったならば、真っ先にここに癒しに来ます!ポプラ社「私たちはどう生きるか 辰野隆集」を購入。
posted by tokusan at 21:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月19日

3/19東京・千歳船橋で〆は森繁二店!

当初は経堂のお店を訪ねる予定だったのだが、着いてみると定休日。そこでさらに一駅分ペダルを踏み込み、『ちとふな』へ!ハァハァ…以前に比べて、最近航続距離が長くなる傾向にあるなぁ……。


ikkou.jpg●千歳船橋「一光堂書店」
駅南側の商店街『千歳船橋参商会』を東へ。その商店街の終わりにお店はある。おぉ、実に渋い実直な店構え。商店街にこそ相応しい古本屋さんである。店頭には左側に張り付いた本棚があり、100円〜200円の単行本が詰まっている。真ん中にも鉄製の棚があり、ノベルス(100円〜200円)・カバー無し文庫(一冊50円)が収まる。何故か最下層のノベルスだけは、ひどくホコリまみれ…。左のサッシを滑らせて店内へ。途端にドアチャイムの音が激しく鳴り響く。それが鳴り止むと、聞こえてきたのはWBCの中継。奥の帳場で老店主が観戦中のようだ。壁は作りつけの本棚、その上には天井まで横積みされた全集類、真ん中に背中合わせの棚が一本のシンプルな構成となっている。左の壁際から見ようとすると、またもや『ピンポ〜ン』とドアチャイム音。入口近くだと、わりとアバウトに反応してしまうのか?仕方なく入口から少し距離を置き、離れた場所から棚を眺める。最近のミステリ&エンタメからスタートし、歴史&時代劇、その後は帳場横まで、文化・宗教・文学・美術・民俗学などの多ジャンルがシャッフルされて並ぶ。しかし質の良い本も多く見応えありなのが嬉しい。棚下には積み上げられた雑誌がズラリ。とここで帳場を見ると、老店主が寝ている!…あ、起きた…お、また寝た。どうやら抗い難い睡魔と激しく闘っているようだ。ガンバレ、一光堂!向かいは文庫棚で新しめの本ばかり。右にミステリ&エンタメ、左に時代劇文庫、下には面出しアダルト雑誌。帳場前を通ると、店主は多少仰角気味で夢の中。ちょっと金丸信みたい…。帳場横には辞書、角を曲がると文学・文学評論・歴史・実用・戦争関連・美少女コミック・学術書と続く。通路棚には、占い・趣味・新書・海外文庫・官能小説が並んでいる。文庫・アダルト・美少女コミック・ハードカバーが街の古本屋さん的で、他の硬めなジャンルは中々しっかりとしている。値段は安いものジャストなもの高いもの、玉石混合である。本を手に目を閉じた店主に、やさしく「すいません」と声を掛ける。すると何事もない感じで素早い反応。ゴルゴ13並なレスポンスである。ただし声が非常に低い。ベースラインのように低い。そしてレジ横には、何やら自伝的な自費出版本…き、気になる…買った方がよかったかも…?ニコンサロンブックス「伊奈信男写真論集 写真に帰れ」を購入。


asuka.jpg●千歳船橋「あすか」
駅北側の細い『ちとふな商店街』を北進。郵便局に行き当たった所で左に曲がると、そこはすでに店前。うわ、本がスゴイな。大きなちょっと弛んだオレンジの日除けと立看板…店名はどこにも無い。店頭台はすべて店舗内に収まるカタチ。真ん中に雑誌の棚、左翼に単行本・文庫・新書、右翼にコミックがビッシリ並ぶ。価格は100円均一である。よく見ると入口左右の壁は、背中合わせのスチール棚で作られている。店の中を通り抜ける気持ちのいい風。恐らく裏口も開け放たれているのだろう。その風の通り抜ける店内はゴチャゴチャなのである。すべての通路に腰まで積みあがった本、木がむき出し状態の天井、切れかかり点滅を繰り返す蛍光灯……。活気はあるが荒んでおります。手前に背中合わせの棚が二本、中央左にレジスペース、その前にガラスケース、さらに奥に背中合わせの棚が一本、左レジ奥に小部屋的スペース。左端の通路はコミックで埋め尽くされ、行き止まりになっている。真ん中手前左側はコミック棚、レジ周りにファミコンカセット、その前のガラスケースにはスーファミやゲームボーイのカセットがディスプレイ。右の棚は下部分にゲームソフト、上段部分に文化・社会・政治・サブカルなどの単行本があり、古い本もチラホラ。右通路は入口横に新書と文庫、角を曲がり上段に文学を中心とした単行本、下段に日本文学文庫。向かいも文庫が並び、雑学・時代劇が並ぶ。そのまま通路を奥に進むと大量の括られた本の山。どうやら未整理本らしく、ほぼ倉庫と化してしまっている。一本左側の通路も同様で、棚にさえ紐で括られた本が並んでいる。そこでさらに奥の小部屋スペースへ。入口近くにある、音楽・美術以外はすべてアダルト。照明も薄暗く何だか秘密めいた雰囲気。とにかくごった返していて、見られない本が多いのが残念。値段は定価の半額前後が中心か。しかし、コロッケ片手の小学生が多数押しかけたり、おばあさんが均一本を買っていたり、若い女性が立読みしていたり、数瞬の滞在でも不思議なほどの活気を感じ取れた。街に馴染んでるなぁ…。ハヤカワ文庫「深夜の散歩/福永武彦・中村真一郎・丸谷才一」講談社文庫「吉田電車/吉田戦車」を購入。

ところで一本向こうの通りの名前は『森繁通り』…この名は一体!?と思い後で調べてみると、その昔森繁久弥がご近所に住んでいたからだそうです…ってそれしかないすよね。しかし思いっきり『森繁』って呼び捨て状態…。通り自体は何の変哲もない商店街です。
posted by tokusan at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月18日

3/18東京・南千住 古書 大島書房


ohshima.jpg駅西口を出て吉野通りを南下。通りは一旦地下へと潜るが、こちらは徒歩で複雑怪奇な構造の跨線橋を渡る。橋の上からは意外に近くに泪橋交差点が見える。この近辺には、早い時間から開店している酒場も多い。そして目指すお店もすでに見え始めた。橋から下りてバス停前を通り、右の歩道を進む。酒場とマンションを過ぎると、そこに緑の日除け。下には風雨にさらされ、一部苔まで生えている三台の木製ワゴン。100均の文庫・単行本・全集端本・50均雑誌。出入口は左右に二つあり、左から中へ。すでに先客がいるようで、本棚の陰から帳場のご婦人に、色々話し掛けているようだ。壁は本棚、真ん中に背中合わせの棚、奥に帳場。店内は雑然としており、通路にも本が様々な形で置かれている。左の壁際は、ミステリ&エンタメ・戦争関連・ノベルス・ビジュアル本・多めの歴史&時代劇・アダルト・民俗学・美術という並び。足元にはアダルト雑誌。向かいは文庫が中心の棚で、海外文学・ミステリ&エンタメ・時代劇・囲碁&将棋など。帳場横にはテレビがあり、先ほどの先客がそれを見ながら、ひたすらご婦人に話し掛けている。彼女は仕事中なのでさすがに面倒なのか、途中から無言になり拒絶の意思表示…そりゃそうです、最初から実を結ばない話題ばかりですもん…。通路に立ちはだかる男に退いていただき右通路へ。こちらの方がかなり雑然…と思っていると、中学生の女の子二人が来店。はしゃぎながら迷わずコミック棚へ。「今日から俺は!!」と「ソウルイーター」を買う相談…「ソウル〜」は分かるが、何故「今日から俺は!!」を!?世代が完璧に違うと思うのだが……まぁ物凄く面白い漫画なので存分に楽しむがよいっ!通路棚には、そのコミックと新書・実用・自然・都市・サブカルが収まる。右の壁棚は、雑本・歴史・江戸・文学評論・学術本が並ぶ。ご近所のせいか、浅草に関わる本がチラホラ目に付くのが面白い。しかしここは間違いなく街の古本屋。地元の中学生も楽しく利用するほどである。値段は普通〜ちょい高めな感じで、新しい本が多め。男はめげずにWBCを見ながら、ほぼ独り言になっている会話を継続している……客商売ってやっぱり大変です…。岩波書店「ずっと怪獣が好きだった/品田冬樹」を購入。
posted by tokusan at 18:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月16日

3/15福岡・九ヶ月前の続き二店!

福岡の気温は10度。昨日の広島同様意外な寒さ。スケジュールが変更になったので、取りあえず手元の仕事を素早く済ませ、いそいそと街へ。そして去年、扉の前で断念したあの店に!


bandwagon.jpg●赤坂「BANDWAGON」
赤坂交差点から『明治通り』と『昭和通り』をつなぐ『大正通り』を南下。右に見えて来る『SUNNY』地下の飲食街へ入り、曲がりくねった通路を奥へ奥へと進んで行くとお店にたどり着く。ここは前回時間が無くて、ツアーを断念したお店なのである。九ヶ月越しの思いが、今実を結ぶのだ!店頭には安売りビデオの入ったダンボール。覗き込もうとすると、ドアが開き店主と鉢合わせ。ビデオの整理を始めた店主に「よろしいですか?」と声をかけると「どうぞどうぞ」と気さくな返答。ドアを引き、通路から薄暗い店内へ…ここは地下。しかしだからと言って暗過ぎる!あぁ、本が御禁制になったら、文字通り地下に潜った店はこんな感じなんだろうな…と勝手に妄想を暴走させてくれるこの雰囲気がたまりません。店内はさほど広くは無く、ほぼ正方形。左にレジ、壁はグルリとスチール棚や本棚、真ん中に横積みされた本の山と背中合わせの棚が一本。そして通路にあふれ出す本入りのダンボール…THE・雑然です。右の通路に進み、真ん中の棚を見る。そこには探偵・推理・文学の文庫がズラリ。絶版文庫が多くいい感じ。向かいのスチール棚にはLPレコードや大判の本が収まっている。その横には、ジャーナリズム・歴史・オカルトなどのジャンル。続いて海外文学文庫・岩波文庫、角を曲がりSFや探偵小説を含んだ日本文学・海外文学・サブカル・スポーツと連なっている。棚の下に大きな女性の肖像画が置かれている。どうやら版画のようだが、箱のラベルを見ると『五月みどり』と書かれている!おぉ〜かまきり夫人の作品かぁ…何でここに置かれることになったんだろう?買って帰ったらちょっと面白いな…だけどこんなの小脇に抱えて仕事場に戻るわけにはいかない……とあっさりあきらめ次の棚へ。左壁はレジ前まで、映画と音楽で埋まっている。向かいには、絶版漫画・特撮児童書・ミステリー文庫・ハヤカワポケミス・世界大ロマン・タレント&アイドル本が並ぶ。奥の棚には『ブックオフで値切る根性の無い奴は値切るな!』『本を投げるような奴は来るな!』などと書かれた紙が…ご近所の『痛快洞』さん同様、その思いは激烈です!そこかしこに積み上がるダンボールにも、気になる本が詰め込まれている…見てると本当にキリが無いぞと思っていると、後から来た常連さんらしき人は積まれた本からダンボールの中まですべてチェックしていた…ス、スゴイ!まるで宝の山のようなお店。すべてが探す喜びに満ち溢れてます。その棚のラインナップも上質!古い本多し!サブカルやタレント本の70〜80'が充実!そして何よりも安い!福岡にお寄りの際は、前述の痛快洞と二店で浮世離れの古本まみれになることをおススメします。白川書院「浪人街/天明餓鬼草紙/竹中労」を購入。


genyudo.jpg●薬院「幻邑堂」
改札を出て大通りを左方向へ。するとセブンイレブンの向かい、ビルの一階にお店が見える。外観からしてちょっと手強そうな店構え。まず入口が二ヶ所ある、そして店舗の形が変則的…取りあえず左側にある二台のワゴンに近寄る。単行本や文庫が多少乱雑に並び、食指の動く本は発見出来ない。左の扉から中へ。右奥レジに座るおばあさんが、本から顔を上げ「いらっしゃい」……目の前に広がるのは、予想通りの迷宮のような店内。おまけに奥行きがスゴイことになっている。この左入口近くの、ガラス窓と棚に挟まれた細い通路は何だ!?一瞬心が折れそうになるのを、右にあるちくま&中公文庫棚を見て気合を入れ直す!よしっ!通りの入口から入ったとすると右にレジ、左に文庫棚が二本、右壁は奥まで本棚、手前に背中合わせの棚が二本、中央に短めの背中合わせの棚が二本、奥の左に行き止まりの通路が一本、右には奥まで続く通路…。手前左の棚は極細通路に、歌舞伎・能・全集、裏には登山・囲碁・将棋・短歌・俳句・岩波文庫・岩波新書と続く。この棚の手前には岩波文庫を満載した回転式ラックもあり、一度手を掛けて回すと自重で回り続けたりしている。右の棚脇に辞書、その後ろ左側に世界の文学・推理・SF・詩、右側に日本文学・文学評論・国文学が並んでいる。右の壁際には、映画と大量の美術が収まっており、続いて中公新書・戦争関連の棚となっている。中央の二本の棚には、幻想文学・現代思想・戦後思想・現代評論・中国史など。左奥の通路は行き止まりとなっているが、最奥が窓状に開きさらに奥のスペースが見えている。ここには、宗教・哲学・言語学・民俗学・世界史と硬めな並び。右通路は、歴史・考古学・建築・数学・科学・県史とこちらも硬め。最奥の壁際には、出版・編集・古本・埴谷雄高全集などが。そしてこのスペース左奥では一心不乱にパソコンで作業をしている人が…このお店、物理的に奥深すぎる!とにかく本も棚も多い。古い本も当然多数。値付けはジャストな感じかと。…うぅ、ちょっと本棚疲れな気分…。本を買ったら後で気付いたのだが、BANDWAGONで買った本と同じ出版社の本でした。と言うわけで白川書院「映画 この心のときめき/山田宏一」を購入。

すっきりとしました!さらにいいお店だったので、より爽快な気分!ちなみにBANDWAGONと痛快洞の中間地点にある『徘徊堂』も元気に健在でした。よかったぁ〜。
posted by tokusan at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 九州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月15日

3/14広島・風吹きすさぶ中三店!

雨もあがり、強く冷たい風が吹く広島に出没。もうすぐ無くなる広島市民球場に、人々が次々と吸い込まれて行く。そのオープン戦を楽しみにする人々の流れに逆らい、左に原爆ドームを眺めながら橋を渡った。その先には古本屋があるはずなのだ…。


keiun.jpg●広島「景雲堂書店」
原爆ドームの対岸、国道54号に面した相生橋のたもと近くにある。比較的新しくこじんまりとした店構え。店頭にはワゴンが二台、本棚が一本、ビールケース+ダンボールのミニ平台が二つ。100均文庫&新書、単行本が並んでいる。古い本が散見されるので、自然と期待に胸が高鳴る!中に入ると細長い店内。最奥では店主がパソコンとにらめっこ中。壁は左右とも本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、通路は各所に本が美しく積み上がりその幅を狭めている。そこには紙物や古い雑誌もチラホラ…。右棚は、日本文学。文学評論・海外文学・戦争関連・差別&マイノリティ・民俗学・江戸・世界・哲学・思想・古典・詩集・歌集・句集と言う並び。店頭と同じく随所に古い本が入り込み、見難い背文字に思わず顔が接近してしまう。向かいには、日本文学文庫作家50音順・教養&岩波&ちくま&中公文庫、そして岩波を中心とした新書棚…棚が白に染められている…。左側の壁はレジ横に広島の資料本。後は黄色いスチール棚に重量感のある大判本やムックが並ぶ。科学・美術・文学・映画・地図など様々である。入口近くには歴史読本と共にサブカル本が何冊か収まっている。、向かいの通路棚には文学文庫50音順の続き・海外文庫・実用・料理・選書、そして政治・文化・文学・映画・音楽・美術などがこまごまと並んだ棚が続く。印象はとにかく店内も棚も薄く細長い!まるで新書のようなお店である。各ジャンルに古い本がしっかり混ざり込み、見ていて楽しめる質の高めな棚造りがされている。値段は安め〜普通と言ったところか。店主の応対は『懇切丁寧』と言うコトバがピッタリである。岩波書店「郡虎彦 その夢と生涯/杉山正樹」を購入。


kobedo.jpg●横川「神戸堂書店」
広島市街から市電で10分ほどの街・横川へ。寺町通りと並行して走る商店街『横川本通り』の、天満川近くにお店はある。通りは綺麗に整備されているが、人通りは少なくとても寂しげ。緑の日除けの下に店頭台などは無く、代わりにあるのは窓ガラスに描かれた本の絵。絵本や漫画らしき本、『広島の街 横川編 神戸堂書店』と言うナゾの本…などが白い線で踊っている。引き戸を開けると薄暗い店内、入店を知らせるチャイム、奥から聞こえてくる大きなテレビの音…しかし誰も出て来ない。薄暗さに慣れた目を棚へと向ける。右壁は本棚、左には三本のスチール棚と平台付きの大きな棚。その奥に階段下を利用した小部屋的スペース。そこの壁も棚で埋められ、ワゴンも置かれている。右壁棚には、文学・歴史・超能力(何故か目立つ)・全集・アダルト・美少女コミックが並ぶ。奥の帳場近くには、古いアイドル写真集が面出しで並べられている。佐野量子・工藤夕貴……こう言うのって結構お宝なのでは、と思いつつビニールに貼られた値段を見ると、意外なほど高値のしっかりした値段が付けられていた!ただの街の古本屋だと思ってたら…結構やるな…。とここで奥からおばあさんが「いらっしゃい」と言いつつ登場。帳場にゆっくりと腰を下ろす。入口近くにはハーレクインが大集合し、その後には文庫が続いて行く。下の平台にも文庫が並び、ほとんどがエンタメ&ミステリ&時代劇。隅の方では五木寛之の単行本と美少女コミックがまとめられたりしている。奥の小部屋に入ると、壁棚はすべてコミック。左側に官能小説とアダルト雑誌が集まっている。レジ下にも文庫本があり、書皮が掛けられたままの本が一冊!手に取ると村上春樹の「レキシントンの幽霊」…そっと棚にそのまま戻す。アイドル写真集以外はパーフェクトな街の古本屋さん。そうそう世の中甘くはないですな。本を手に取りレジへ。帳場ではおばあちゃんより大きいであろう、巨大なキューピー人形がこちらを見下ろしている。本を差し出すと、値段を確認し半額にしてくれた!本が多少ひしゃげていたためと思われる。おばあちゃんは本を両手で挟みこみ、少しでもキレイなカタチに直そうとしていた…それじゃあ直らないと思います!でもありがとう!値引&その気持ちだけで充分です!朝日文庫「街道をゆく21/司馬遼太郎」を購入。


moon.jpg●横川「ムーンブック」
寺町通り沿い、市電駅・横川一丁目近くにある。黄色い日除け、サッシには女性のポスター…う〜ん、これは完全にアダルト中心のお店だろう…どうするか…しかし入口の向こうに廉価コミックの並んだ棚が見えている…これなら普通の本も少しは…と意を決して中へ!…薄暗い店内に瞬時に目が慣れると、そこには予想外の本の空間が広がっていた!天井まで続く棚が何本も目に飛び込んで来る。そのほとんどはコミックのようだが、アダルト専門店ではなかったことに『入ってよかった!』と望外の喜び。壁はびっしりと天井までの本棚。同様の三本の背中合わせの棚。左には、これも棚に囲まれたレジと「いらっしゃいませ」の声と共に出迎えてくれる店主。奥行きも意外なほどあり、遠くに文庫棚が見えている!重ねて『入ってよかった!』と心の中でつぶやく。右壁棚はアダルトとゲーム攻略本、向かいにはコミック。その裏はノベルス(おぉ、帝都物語がっ!)とコミック、その向かいは表・裏すべてコミック。そのさらに向かいにはハーレクインとコミック、その裏もコミックとなっている。コミックはビニールにしっかりと包まれ、出版社別の50音順に並べられている。入口正面奥の壁に日本文学文庫棚。結構しっかりとした棚造りで、純文学もしっかり細かく集められている。それにしても西村京太郎と和久俊三の棚占有率には凄まじいものがあるなぁ…。左壁は、SF&ラノベ文庫・雑学文庫・文学&サブカル&実用単行本が少量並ぶ。コミック・文庫・アダルトと言う非常に判り易いお店である!そして所々に小型防犯カメラが仕込まれ、死角を生み出さぬよう工夫されて全方向を監視中!まるで『デスノート』の『L』に匹敵する徹底っぷりである。本を買って表に出ると、再び陽光降り注ぐ街路。振り返って窓のポスターを見ると、AVのものだとばかり思っていたそれは、缶コーヒーやお茶のれっきとした健全なポスター…勝手にアダルト系だと思った自分を反省…。文春文庫「コンピュータ新人類の研究/野田正彰」を購入。

帰りは横川駅から市電に乗り込み再び市街へ。車窓に訪れた古本屋が流れて行く…あぁ、仕事さえなければもっと古本屋を回れるのに…いつの日かまた訪れてみせるっ!
posted by tokusan at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国・四国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月12日

3/12神奈川・新丸子 甘露書房


kanro.jpg駅東口を出て線路沿いの道を南下すると、すぐに見つけることが出来る。白い立看板、細長いビルの一階、店頭には安売り本棚が一本、先客の老人が一人。店頭棚には、文庫・新書・ノベルス・単行本が並ぶ。この棚を見て思うのは、しっかりとしたお店の予感。自動ドアを潜ると白く細長い店内。本はパラフィンに包まれ整然と並んでいる…しかしBGMは何故か陽気なラテンのリズム!恐らくラジオ番組を流しているのだろうが、情熱のリズムと静謐な知識の組み合わせは、全くしっくりこない…。左壁は奥まで本棚が続く。真ん中に背中合わせの棚が一本、右壁は半分くらいまでが本棚。実質お店の奥半分は作業場兼事務所と言った趣きで、右側通路も紐で括られた未整理本が収まる倉庫状態。左の壁際は少量の未整理本から始まり、哲学・社会・文化・思想・歴史・民俗学・アジア紀行・澁澤&種村を中心とする日本幻想文学(土方巽の「犬の静脈に嫉妬することから」が!)・歌集・詩集・句集・山岳・写真と続いている。向かいの棚は、日本文学・文学評論・詩集・歌集・句集、最下段に岩波文庫が収まる。先客の老人は、うんうん唸りながら本を眺めたり、右通路に入り込み金属製の何かをガラガッシャン!とひっくり返したりしている…マンガみたいな人だな…。見ることの出来る本の量はさほど多くはないが、棚の質と清流のような流れに気を配っているのがよく分かる。詩歌の棚はもはや美しい『滝』である。お値段は棚と同じでわりとしっかりめ。本を奥で読書中のご婦人に差し出そうとすると、奥の扉からガラリと店主が出て来て「いらっしゃいませ」。本から顔を上げたご婦人は、店主のご母堂だろうか。棚横の帳場まで移動して精算。後ろには売約済みの本、足元には配送準備OKの本たち。もしやこう言うお店は、店であれこれ吟味するより、目録やネットで見るのが正しく有効な作法なのであろうか………しかし、例えそうだとしても、それでも店舗があるのは嬉しいこと。足で探す楽しみは、また別物なのである!冬樹社「稲垣足穂/白川正芳」を購入。
posted by tokusan at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月11日

3/11東京・武蔵小金井 中央書房


chyuou.jpg小平周辺を巡ったら、ことごとく店を発見出来なかったり閉まっていたり久々に怖気づいて入れなかったり(要再訪か?)…あげく滝山団地まで走って行くと、店の看板のみが残されていたり…。完全に途方に暮れてしまった。そこに襲い掛かる疲労…駅までの道のりはウンザリするほど遠い…最寄駅は小平か花小金井なのだが。腰をかけた手摺りの前に広がるのは、スーパーと小ショッピングモール。この突然現れた賑わいが、逆に『陸の孤島』と言う単語を想起させる…ん?あっ!!!ここは『滝山団地』!そうか、ここが「滝山コミューン一九七四/原武史」の舞台なのかっ!本にも確か『陸の孤島』って書いてあったな…。とその時、目の前に武蔵小金井行きのバスが停まった。感慨に耽るのを強制終了し、疲れた身体で即座にバスに乗り込んだ。駅近く、その車窓から見えた一瞬の古本屋さんの灯り。そうか、ここにはまだ行ってなかったな。と言うわけで、駅北口から小金井街道を北上。二つ目の信号を右に曲がると、緑色の日除けのお店。店頭には括られた本が無造作な感じで置かれ、他には雑誌の入ったカゴと細いフレームの平台。平台にはほとんど新書ばかりが並ぶ。出入口は二ヶ所で、左のサッシを開けて中へ。すると耳に飛び込むのは『キャンギャン』と甲高い犬の鳴き声。姿は見えないが、私の闖入を警戒しているのだろうか?中は古めかしく、壁は一面天井までの本棚、真ん中に背中合わせの棚、奥に帳場があり今は店主ご夫婦(恐らく)が雑談中。そしてその横に恐らく犬一匹。通路にも所々本が積み上げられ、その幅を狭くしている。左の壁際は箱入り学術書中心の硬めな棚。政治・思想・社会・哲学・歴史・宗教と帳場横まで続く。向かいには、自然・動植物・音楽・伝統&大衆芸能・演劇・映画・美術と言う並び。犬は間歇的にキャンギャン吠えている。一生懸命ドクターヘリの凄さを語っていた店主は「ん〜?どーしたの〜?よしよしわかったよ」と話しかけ犬の方へ。途端に鳴き止む犬…どうやらただひたすら店主を求めて鳴いていたようだ。帳場前に出ると、茶色のポメラニアンを抱いた店主はドクターヘリ話を再開している。右通路の壁際には日本文学と文学評論(牧逸馬の「七つの海が」!欲しいけどさすがに値が張るなぁ)。古い仙花紙本も多く見応えあり。太宰治・海外文学・三島由紀夫・戦争関連・吉田健一などが続く。向かいには、辞書・俳句・古典・民俗学・山岳&登山・串田孫一、そして下には文庫が並ぶ。古い本が多く、色々新たな発見がある楽しいお店。お値段はジャストな値付け。本を買って外に出ると、夜の空に一瞬の雪?…やっぱり雨かな。それにしても古本屋を探していたら、恐ろしいほどの時間が経ってしまった。あぁ!こんなことでいいのだろうか…?
posted by tokusan at 20:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月09日

3/8石川で観光客の間をダッシュ二店!

金沢に到着すると、やっぱりいつでも白っぽい街。まずは手近な所を回ろうとしたら、一軒目の丘の上の店がまず見つからない…その場所に見当たらない……。ふぅとため息をつき、眼下を流れる犀川と金沢市街を見下ろしてみる。時間のある限り、行けるだけ行ってみようと、急峻な石段を駆け下り再び街中へ!


hirosaka.jpg●金沢「広坂書房」
金沢市役所横の広坂商店街にある。古くそして何だか軒が低い(そう感じるだけなのか?)店構え。店頭左のショウウィンドウ前では、店のご婦人と通りすがりのおばちゃんが『本への愛』を熱く語り合っている。その横に100円均一台。一般の実用書系が多い。ガラス窓にはオススメ本の広告が何枚も貼られている…んん?これは本のタイトルではなくキャッチコピーなのか…?入口を潜ると、右に斜めに置かれた棚には最近の文学本、左には文庫やノベルスの小さな棚。店内は正面奥と左方向に伸びる逆“L”字型。壁際はすべて本棚、左スペースの真ん中に背中合わせの棚が一本、正面奥スペースには真ん中にワゴンが二台置かれている。入口右前にレジ。左の窓際は、地元人の歌集・美術・句集、角を曲がりノベルス、その後は日本文学がエッセイや一般本・歴史などと混ざり合いツラツラと続く。同ジャンルで角を曲がり、棚の終わり部分に金沢本が少量集まる。真ん中の棚には、時代劇文庫・日本文学作家50音順文庫・雑学文庫・エッセイ本が並ぶ。壁際の隅に、教育・児童文学が固められている。正面奥のスペース、真ん中のワゴンには特価本っぽい新しめの本ばかり。ちなみにこのスペースは『文庫スペース拡大!』と銘打たれたビラが貼られている。左の壁際はその文庫から始まり、文学文庫の続き・コバルト文庫・海外文庫が少し並び、後はコミックス。角を曲がると雑本的な棚で、社会・実用・経済・小説などがランダムに並ぶ。右の壁際には資格試験の専門書がズラリ。レジ横の二本の棚は、上に『SONY』のロゴが取り付けられたもの。以前は電器屋で、ビデオかカセットが並んでいたのだろう。表の見かけとは裏腹に、中はいたって普通の街の古本屋さん。80年代〜現代の本が中心で、値段は安め。本を買うと好みの栞(既製品)をセレクトできます。そしてとどめは「ありがとーありがとー」のやさしい言葉。文春文庫「歴史を紀行する/司馬遼太郎」を購入。


kinpachi.jpg●金沢「近八書房」
武蔵交差点近く、横安江町商店街の入口にある。新しく整備された街路と同様、店のファサードは復元された商家のよう…正確には古い建物をリノベーションしたと言ったところだろうか。屋根の上に飾られたピカピカの木の看板には、店名と共に『創業寛政元年』の文字がっ!…ところで『寛政』って何年だ?左のウィンドウには古い和本や手紙が飾られている。格子風サッシを開けて中へ。そこは静かに古本の匂いが充満する茶褐色な空間。目の前には積みあがった全集類、入口両脇には100円均一の文庫棚、両壁際は本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、左奥には四面が棚のタワーが一本、奥に行き止まりの通路とガラスケース、正面奥に畳敷きの居心地良さげな帳場がある。右の壁際は文学評論から始まり、歴史・戦争・日本文学・辞書が並び、下には雑誌「銀花」が広がっている。向かいには、美術・文学・伝統芸能・漢詩・古典などの古い箱入り本。下には「国文学」がズラリ。帳場横には図書館関連の本が集められていたり、何故か「怪傑ハリマオ」の漫画が飾られている。その他には、色紙や紙物なども。左側の通路棚には、石川・金沢の本が集合。「白山の虫」とか、おぉ!荒木経惟の「石川ノ顔」も。入口近くには、映画・演劇・食、下には新書の詰まった箱が四つ。向かいには文庫棚と宗教本。そして通路の真ん中にそびえ立つ本棚タワーには、古い本が目白押し!全集端本・文学本・児童文学・紀行本…特に「黒人大陸」の帯コピー『腐った南部の白人め!!』が刺激的過ぎる!奥の通路はすべて宗教本。仏教を中心にキリスト教関連も並んでいたりする。ガラスケースの中には貴重な和本がディスプレイ。古い本多し!値段は普通でしょうか。後で調べたら『寛政元年』は1789年!すでに220年も古本屋を!ただただスゴイと言うしかありません。メタローグ「私の貧乏時代/安原顕編」を購入。

時間内にどうにか二軒回ることが出来た。段々走る距離が長くなってきた気が…。それにしても金沢の古本屋は風情のある店構えが多いので、それを目にしただけで心がヒートアップしてしまうのでした。いいなぁ…。
posted by tokusan at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 中部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

3/7愛知・名古屋 空の鳥文庫


soranotori.jpg御器所駅を出て山王通を東へ。西友前の広路通1交差点を左へ。すると三店舗長屋の右端にお店が。青い…空色だ…店頭の袖壁と足回り、それに雨樋まで青く塗られている。ガラス戸には店名の他に、『ワープロ文書作成』『カラーコピー』などの文字が躍っている。古本屋以外にも何やらやっているようだ。そのガラス戸の中には、本と本棚以外にも回転式の印鑑ケースが二台置かれている。多少の不安を抱きつつ店内へ。むむ…狭い…ほぼ半分倉庫状態である。通路も極細…。そしてこの右側の見慣れぬモノは一体!?……おぉ!これは移動式書架!こんな大そうな仕掛けを見るのは『魚山堂』以来!ん?よく見るとその書架の脇に紙が貼り出してある。『この棚はセルフサービス式の移動書架です。側面に向かって左右の方向に手動操作してご自由にご検索下さい』…!これを自分で動かしていいのか…へへへへ、ワクワクするなぁ。使用方法の図解(手描きでカワイイ)も示してあり、他のお客への注意も促してある…そりゃ挟まったら大事ですから。その書架の前には小さめな棚が二本置かれ、その間に身体を滑り込ませ閲覧する仕組み。左側の壁はすべて本棚、真ん中に背中合わせの棚が手前と奥に一本ずつ、通路にも所々に本が積み上がっている。奥にレジがあり『THE古本屋』なオヤジさんが、作業着を着込んでパソコンに熱中している。移動式書架にハートを連射されながらも、落ち着きを装い他の棚から見始める。小さな棚二本には絵本や『こどものとも』が詰まっている。向かいの通路棚には大量の児童文学と海外文学。奥の棚には、詩・文学評論・古典・少量の文庫・古い広告図案集などが収まる。棚の裏側には手前に教育・児童・思想、奥に哲学・日本文学となっている。壁際には、脚立・新書・岩波文庫・科学全般・美術・実用・民俗学・歴史・宗教と並んでいる。そしていよいよ右側の移動式書架へ!書架は全部で七本、入り込める場所は二ヶ所。入れる場所が限定されるために、事前の書架の移動調節が不可欠である。空きスペースに見たい棚が来るように、パズル気分で移動…文庫棚は簡単に動くが、単行本の棚は重い!…ゲームの『倉庫番』実写版のようである。棚の中には、楽譜・ビジュアル本・海外文学文庫・ミステリ&SF文庫・日本文学文庫・教養&雑学文庫・技術書・戦争関連などが並んでいる。本って重いなぁ、と今更のように思いつつ『ガーガーガチャン』と古本屋らしからぬ音を響かせ、質量を感じさせる重労働。しかしこれが結構楽しかったりする。この手前の小さい棚が無かったらもっと動かしやすいのだが…。そして動かした書架の中から一冊抜き取ってレジへ。本を渡すと、カバーに貼り付けてある値段&分類シールを手早く剥がし、しばし本を眺める。そして「○○○円でいいわ」と突然の値引。反射的に「ありがとうございます」と軽く頭を下げる。すると今度はお釣りを渡しながら店主が「ありがとうありがとう」と気さくで丁寧なお礼。古い本も多く、値段も安い。そして目玉は何と言っても、セルフの移動式書架!ここまで来てよかった!光文社カッパブックス「メキシコの青春/北川民次」を購入。

今回の名古屋、本来は鶴舞の先を訪ねるはずであった。しかし別な所にもチャレンジしたく、今回は御器所(ごきそ)周辺に焦点を定めたのだった。しかし「空の鳥文庫」以外はみんな臨時休業しており、そこには「名古屋大市のため…」と言う貼紙が。くぅ、タイミングが悪かった…。
posted by tokusan at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 中部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月05日

3/4東京・祖師ヶ谷大蔵 祖師谷書房


soshigaya.jpg改札を出て右に。そして真っ直ぐ北へ伸びる祖師谷大蔵商店街を、ひたすら旅人のように進んで行く。ここもウルトラマン商店街なのか…店が少なくなってきたな…こんなに駅から離れてたらもうないのかも…などとグルグル考えながら6・700mほど進むと、お店を発見!おぉ!街の古本屋さん然とした風格に頭を垂れる。よくぞこの雨降る夜に店を開けてくれてました!店に近付くとまず目に入るのは、入口のサッシにへばり付くように置かれた文庫棚。サッシを開けても、この棚を見ている限り中には入れない。しばし表から中腰でガラス越しに棚を眺める。中に入ると本がそれなりに整頓され並んでいる。通路は狭め。壁はぐるりと本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、奥に本に囲まれた帳場。そこでは老店主が書類と首っ引きで、何か調べモノをしている。右の壁棚は美術から始まり、建築・映画・音楽・郷土史・都市・俳句・学術書、壁を曲がり教育、そして女性問題と『おんな』関連本…珍しい棚だ。向かいの通路棚は、絵本・児童文学・民話・少量の特撮ムックが収まる。通路にも本が積み上がっているが、棚が少し離れているので『本の谷』が形成されている。よって棚の下方も一部見ることが出来る。帳場下にも岩波現代文庫などが収まる文庫棚。この通路は特に狭く、身体を横にしないと通れない。左の壁際には、日本文学・文学評論・社会・事件・ジャーナリズム、レジ横に辞書類。向かいの通路棚には、岩波文庫・新書、上段にコミック系画集とコミックの揃い。あぁ、驚きのいい古本屋さん。古い本から新しい本までが、すべてのジャンルに行き渡っている。そして何より安い!表に向けて飾られている、ウルトラマンのイベント写真もグッド。蟹の横這い歩きで通路を行き来し、選んだ本を店主に渡すと「ハイ、ありがとうございます」と味のある笑顔で応対。本も丁寧に包装して頂きました。あぁホッとする。新潮社「阿佐ヶ谷日記/外村繁」岩波文庫「河鍋暁斎/ジョサイア・コンドル」を購入。
posted by tokusan at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月03日

3/3東京・神保町 南洋堂書店


nanyodo.jpg神保町・駿河台下交差点近くにある、建築書専門の本屋さん。この場所にあるので、勝手にずーっと古本屋さんだと勘違いしていた。何故古本屋なのに棚に新刊が混ざっているのか、と常々不思議に思っていたが、古本屋ではなく古本も売っている本屋さんなのだと認識したら納得がいった…気付くのに遅過ぎの感あり。店舗は近年改装をして入口が横道に移動。通りから見えるのは、ガラス張りの一階・二階。一階のガラスには建築家のドローイングが直接描かれていたりする。この日は安藤忠雄の力強い線が、素人にはこれが建築になるとは想像出来ないスピード感で踊っていた。ガラス扉を開け店内へ。入口横には細いディスプレイ棚があり、藤森照信の本が飾られている。足元の小さいカゴには古本の安売り本が入っている。普通で言えば店頭台といったところだろう。左には二階へと伸びる階段、右奥にレジ。レジの後ろとレジ台下の棚には、古い日本のプレミア本が並ぶ。板垣鷹穂・岸田日出刀・今和次郎などのビッグネームが!レジ前には特集ディスプレイ(この時は安藤忠雄本)、左の店奥には本が並べられたテーブルがある。壁は三方本棚で、技術・法令・建築一般・雑誌が収まっている。ここはほとんどが新刊。階段を上がると壁には建築雑誌のバックナンバーと共に、ドローイング中の建築家の写真が飾られている。二階は吹き抜けを中心としたバルコニー的空間。ここは新刊と古本が混在した棚が多い。大判の建築本・建築家・建築史・住宅・建築学一般(文庫・新書もあり)・思想・評論・建築ガイド・まちづくり・都市・環境などの本が図書館のように並ぶ。三階は洋書のフロア。壁を覆う白いボックス内に恭しく本が飾られている。改築して美術ギャラリーっぽくなったせいか、漂う緊張感が以前より増量!専門+アカデミック+アート感がミックス…ぐぐぅ…息が詰まる…。新刊が多めだが、その品揃えは抜群。そして古本もいい本・珍しい本が多い。そして高い!お空のように高い!自分の持っている本ならいやらしく微笑み、探している本なら非常に苦しむ破目に陥るのは確実。建築は建てるにも勉強するにもお金がかかるようです…。太田出版「「新しい郊外」の家/馬場正尊」(新刊)を購入。
posted by tokusan at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月02日

3/2東京・調布 古書 円居


enkyo.jpg以前来調した時に定休日だった古本屋さん。駅北口を出て線路沿いの道を東へ。50mほど歩き、ビルとビルの間の細い道を左に入る。ここは私有地なのだが、旧甲州街道までの抜け道としても利用されているようだ。すると突然姿を見せるお店。おぉ!っと、こんなところに古本屋さんがあるのに驚きを感じてしまう。マンション一階の店舗で、長い日除けは隣りの店と共用になっている。店頭にはワゴンが四台、単行本・全集端本・文庫本・CDが安値で並べられている。文庫本には開高健が多数!まるで100均台で特集が組まれてるみたいだ…。開きっ放しのドアから中へ。店内はさほど広くなく正方形。しかし通路がしっかり確保されているので、棚は見やすい。棚自体も整理整頓が行き届いており、単行本にはすべてビニールが掛けられている。壁はすべて本棚、真ん中に背中合わせの棚が一本、奥にレジ…そ、それにしても寒い!真冬の剣道場のような冷たさ…店内を寒風が吹き抜けている。入口左横には全集類がドドッと積み上げてある。壁際にも少し全集、そこから旅・紀行・散歩・海外文学・料理・海外文学評論・哲学・心理学・民俗学・郷土学、そしてレジ後ろには古典、下には図録や大判本が並んでいる。向かいは、音楽CD・新書・岩波やちくまなどの教養系文庫が収まる。レジ前を通り右通路へ…うぅっ、寒さが厳しくなったぞ…。レジ横の棚には、美術・建築・写真・図録が並び、角を曲がると音楽・演芸・充実の映画・日本文学・エンタメ&ミステリ・経済・社会と並び、入口横にはハーレクインと絶版漫画の奇妙な取り合わせ。通路棚には、時代劇・エンタメ・ミステリ文庫。下段に旺文社文庫が揃っている。平台には単行本や「ばく」「ガロ」などの漫画雑誌も。良質なお店です。何だかバランスがとても心地良い。丁寧に手入れされた庭園を眺めているようで、時々発見出来る古木がたまりません。そしてお値段安めも嬉しいところ!しかし…やっぱり寒い!この骨まで凍みる冷気に、眉一つ動かさぬ店主は一体……?筑摩叢書「潜像残像/濱谷浩」新潮社・一時間文庫「世界美術館めぐり/土方定一」を購入。
posted by tokusan at 21:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする