2017年08月11日

8/11東京・吉祥寺 一日

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駅から、北口でも南口でもどちらかから出たら、線路沿いを心がけて西へ進む。北口からなら、やがて『PARCO』前の『中道通り交差点』に行き着き、南口からならバス通りの飲屋街を通った挙げ句『吉祥寺駅前交差点』に行き着くだろう。ここから取る行動はひとつで、信号を渡り、高架北側の脇道にスルリと入るのだ。行く手の高架の向かいには酒屋があるのだが、ここには街頭灰皿が置かれており、いつでも喫煙者が道端に集う光景を作り出している。そこを通り過ぎると、アコーディオンフェンスが現れ、鋭角な角地のビル一階で、「百年」(2008/09/25参照)の支店がオープン三日目を無事に迎えていた。窓際に架かる黄色い飾り鉄格子と、何だか正体の分からぬ緑の蔓草が、外観の特徴である。思い鉄扉を開けて中に入ると、一段上がる木材で内装された、ちょっと複雑な空間となっている。入口左側窓際にギャラリー室があり、その奥が幻想文学・オカルト・海外文学・現代文学・映画・ミステリー・建築・アート・「洋酒天国」・「銀座百点」・串田孫一(超充実)・荒木経惟・図録類などの本棚に挟まれたような古本ゾーン。右側にはまずは洋書絵本が集まり、奥にシンプルで美しい帳場が据えられている。表から見ていただけでは、これで終りかと思っていたのだが、気付けば右にさらなる出入口があり、その奥に薄暗い空間が広がっているではないか。当然の如く惹き付けられて入ってみると、そこはあのアコーディオンフェンスの内側であった。ここもお店だったのか!ここにはテーブルとソファが設置され、とても薄暗いが落ち着いて古本を楽しめるようになっている。壁際には、324or108円単行本棚&平台、それに大体324円中心の文庫台が置かれ、「百年」が催事に参加するときのような、良書安売ゾーンとなっているようだ。ミニコミやリトルプレスも多く紛れ込んでいる模様である。左側ゾーンの古本は良い本がたくさん並んでいるが、値段はきっちりぴったり。左側ゾーンの古本には、大いに探す楽しみに溢れている(「百年」の入口右横の小さな安売棚が拡大した感じ)。桃源社「西洋 暗黒史外伝/吉田八岑」を購入する。同じ吉祥寺に新たなお店を出した「百年」。その狙いはいったいなんなのか?そして次に出すお店は「一秒」か「一時間」か「千年」なのか?とても気になるので、今度店主にさり気なく探りを入れてみることを心に決める。

※お知らせです。去年同様、またまた大阪「梅田䔍屋書店」の「夏の古書市」に参加させていただきます!いや、もう去年出させてもらって以来、棚が常設となってしまっているのですが、そこは新たに力の限り、部屋中から集めまくった二百冊ほどのおかしなおかしな古本をドバババと送り込んだので、大いに私の趣味が炸裂する異様な本棚が、あの洒脱な店舗内に展開せざるをえない楽しい状況と化していること請け合いなのです!早い者勝ちのレア本も紛れ込ませていますので、どうか西のみなさま西に足を延ばすみなさま、何とぞよろしくお願いいたします。
■夏の古書市2017(こだわりの絶版ミステリ・SFから絵本やサブカルチャーまで)
■2017年08月16日(水) 〜 2017年09月03日(日)
■7:00〜23:00
■梅田 蔦屋書店 4thラウンジ
■共催・協力 小山力也(古本屋ツアー・イン・ジャパン) /古書 鎌田 /ジグソーハウス/ひなたブック
http://real.tsite.jp/umeda/event/2017/08/2017sf.html
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posted by tokusan at 18:03| Comment(4) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする