2017年11月01日

11/1目論み崩れ、ただ古本を買う。

昨日話から始めると、夜の南荻窪に流れ着いたので、環八に出て荻窪駅方面にトボトボ向かい、この辺りでは定休日の多い火曜日でも営業している「竹陽書房」(2017/02/19参照)にフラリ。雑本の並ぶ棚をぐるりと一巡りし、彰国社「ライトの生涯/オルギヴァンナ・L・ライト」を300円で購入。阿佐ヶ谷に帰り着いて『旧中杉通り』を歩いていると、おや?定休日なのに「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)が営業しているではないか。表で二冊、中の文庫棚で一冊選び精算。双葉社「半七捕物帳を歩く/田村隆一」新星出版社「たのしいあやとりの遊び方/あやとり研究会編」角川文庫「自動巻時計の一日/田中小実昌」を計515円で購入すると、昨日忘れたトートバッグを取り出し「中に本入れときますね」と手渡してくれた。ありがとうございます。さらに『中杉通り』を北上していると、「ゆたか。書房」(2008/10/19参照)の灯りに誘われ、ユラリと入店。店内通路には未整理本が多数横積みされ、オヤジさんがヒイフウと片付けている。新潮文庫「追いつめられた男/カルコ」毎日新聞社「大逃走論/小田実・安岡章太郎」を計500円で購入する。

そして本日は午後一時前に外出。目指すは花小金井の事務所店「秋桜書店」である。「古書の日」スタンプラリー開催に伴い、一時的に事務所店を店舗として営業しているのだ。この稀なチャンスを逃してなるまじ!と、スタンプを捺すフリをして、一気にツアーしてしまおうと目論んだのである。そう、私は似非スタンプラリー参加者!偽りの訪問者なのである!その証拠である真っ白な台紙を携え、花小金井駅に降り立ち、南口側の『花小金井南町交差点』近くにあるお店を目指す。その交差点には、昭和な豆腐屋や焼鳥屋が肩を寄せ合っており、横断歩道を渡り脇道に少し入ったビル一階に、半分シャッターを下ろしたマジックミラーフィルムで通りを鏡のように映し込むお店があった。
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…だが、スタンプ台が外に出されてしまっている!これは、店主が外出している徴でもあるのだ!うぉぉぉ、なんたるタイミングの悪さ…扉に近づき、そっと隙間に目を凝らすと、鍵がガッチリと掛けられている…くぅ。仕方なく、所在なく、カフカ「変身」のスタンプを、取りあえず台紙に捺してみたりする。目論みは脆くも崩れ去り、ただのスタンプラリーを始めたばかりの者になってしまった…。さりとてこのまま帰るのも切ないので、青空に浮かぶ美しい鱗雲を眺めながら東村山まで移動して「なごやか文庫」(2012/01/10参照)に突入。こぐま社「かお かお どんなかお/柳原良平」立風書房「現代民話考[第二期]3 ラジオ・テレビ局の笑いと怪談/松谷みよ子」を計280円で購入する。スタンプラリー終了まで後四日か…。
posted by tokusan at 16:56| Comment(2) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする