2019年08月02日

8/2「燃えあがる人形」!

「人間豹」にフハフハ興奮していると、古本神・森英俊氏より電子来信あり。なんと三鷹「りんてん舎」に、探偵小説・推理小説・大衆小説の特別棚が一本出現しているというのだ。タレコミに激しく感謝しつつ、それにしてもいつも情報が早いなと感心しつつ、本日炎熱など切り裂いて「りんてん舎」(2019/03/30参照)に泡を食って駆け付ける。その探偵&大衆徴候は、やはり店頭の棚にも顕現しているようだ。フムフムと楽しみながらも、結局は他ジャンルの本に嬉しいものを見つける。涼しい店内に進み、左端通路の通路棚を見て行くと、以前よりかなり充実して来ている。風俗関連や田中小実昌、喫茶喫煙趣味関連の古書…おぉ!確かに最奥の一本が、素晴らしい探偵推理大衆棚になっているじゃないか!喜ぶと同時にその質の高さにたちまち血が騒ぎ、上段から一冊一冊丁寧にチェックして行く、…確かに値段は安めでお手頃価格だ…うぅ、たくさん買ってしまいそう…それではイカンイカン。ここはしっかり自重して、安い本や本当に読みたい本を買うことにしよう…とかやってると、たちまい手の中に二冊が収まる。そしてしゃがみ込んで最下段を見ていると、うわぁ!都筑道夫のジュニア怪奇小説があるじゃないか!学校図書「パンドラの匣・創作選2 燃えあがる人形/都筑道夫」…新保博久教授の旧書庫で見かけてから、読みたくてしょうがなかった一冊である。値段を見ると800円なので、天にも舞い上がる気持ちで購入を決意する。他に理論社「きりんの本 5・6ねん/日本童詩研究会編」日本文芸社「催眠誘導法/小菅一男」(裸本)カッパノベルス「白いめまい」「白昼の曲がり角」ともに島内透、講談社「忍法月影抄/山田風太郎」を計1944円で購入する。りんてんさんは、やはり良いお店だ。そして我が古本メフィストフェレスにも大感謝。それにしてもまだまだ欲しい本読みたい本がたくさん…また買いに来ることとしよう。

家に帰り、大阪に三十冊弱の本を送り出す。早い者勝ちの良い本をポロポロ含ませていますので、数日後に「梅田蔦屋書店」古書コンシェルジュの手を経て、『4thラウンジ』の壁棚に並ぶのを、首を長くしてお待ち下さい。
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「燃えあがる人形」と、子どもの詩とつづり方の雑誌「きりん」から高学年の作品を収録した「きりんの本」。「きりんの本」の後見返しにはエンジ色の「中央書房」のラベルがあり、さらに『吉祥寺 大踏切横』とある。
posted by tokusan at 17:00| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする