2008年06月09日

6/8愛媛・松山二店

坊ちゃんの町で古本屋を求めアーケード街をダッシュしてきました。


live.jpg●松山「古書&CD らいぶ」
アーケード・銀天街にある二階建ての古本屋。一階は新古書・児童書・コミック・文庫など。時代劇本を買い取り強化中。さっと店内を一回りした後、見所でもある二階へ。店の真ん中から立ち上がる階段を登ると、古い本の匂いが途端に強くなってくる。わりと広いフロア内は壁一面の棚と四つの棚。あらゆるジャンルの古い本に取り囲まれた状態。文学・評論・ノンフィクション・岩波文庫・歴史文献・児童文学…中でも美術や郷土史に造詣が深いようだ。この階には一階とは別にレジがあるのだが、階段上がり口の向かいにあり、しかも階段部分が吹き抜けと化しているので、レジに座ってる初老の人が宇宙戦艦ヤマト・沖田艦長のポジションに見えなくもない。座っている下にアーケードを通る人の姿が見え、ダイナミックな光景である。店内にはJ-POPが流れっぱなしになっているが、曲間に「♪らいぶらいぶらいぶ〜…」と独特のテーマソングが挿入されている。角川文庫「壁の絵/野呂邦暢」を購入。


bochan.jpg●松山「坊ちゃん書房」
「らいぶ」の一軒隣にある半地下のお店。漫画が多い店前のワゴンを抜け、階段を下るとそこは本の要塞。棚に収まり切らない本たちが腰の高さまで通路に背を向けて積み上げられている。しかしこの本たちは確実に入れ替えられているようで、下の本が悲惨な事になっていない。店にはかなり高齢の老夫婦がいるのだが、まさかこの二人が本をこまめに入れ替え移動させているのだろうか…。ここもオールジャンルと言っていいくらいの品揃え。分類しっかり、値段もしっかりである。欲しかった本を見つけレジの前に立つと、店主と思われるおじいさんがテーブルに両手を乗せ、がっくりと深くうなだれている。どうやら眠ってしまっているようだ。そっと「すいません」と声をかけると、頭がクーッとゆっくり持ち上がり、目をクワッとこちらに向け「いらっしゃい」。寝ていたことをおくびにも出さず、本を丁寧に梱包するのでした。帰り際に入り口付近にあるショウウィンドウを眺めると、そこには夏目漱石の千円札が。よく見るとナンバーが「0500000」とキリのいいもの。さすが坊ちゃん書房と感心しつつ店を後にしました。毎日新聞社「神野悪五郎只今退散仕る/高原英理」を購入。
posted by tokusan at 00:01| Comment(8) | TrackBack(0) | 中国・四国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
下北の古本屋の記事を検索していて、このブログを見つけました。私は現在下北在住なのですが、田舎は愛媛で坊ちゃん書房にも何度か行った事があり、そこの記事が近くにあって不思議な気分です。古本屋がお好きなんですね、出るときには一冊買っておられるのが大人な感じがしました。
Posted by ryo at 2008年07月16日 22:27
松山はまだ山の麓にお店があるそうなので、再訪した時はぜひ訪ねてみようと思います。好きな街の一つです。
Posted by tokusan at 2008年08月21日 23:09
坊ちゃん書房、残念ながら4月末閉店です。
Posted by at 2014年03月25日 12:20
うわぁぁ!ついに閉店しちゃうんですか。残念、残念過ぎる。最後に見送りに行きたい気持ちがフツフツと、湧き起こって参りました…どうしよう。
Posted by 古ツア at 2014年03月25日 18:05
半額セールやってました。(たぶんまだやってる)
でも依然として本が山積みなので、下の方にいい本があっても・・・
閉店ニュースのソースはこちら。
https://www.ehime-np.co.jp/news/local/20140310/news20140310259.html
Posted by at 2014年03月28日 15:36
うわぁ〜、そんなことがいよいよ始まっちゃってますか。このお店の名前だけは、消えて欲しくないものですが…何処かのお店が引き継がないでしょうか。あぁ…行きたい…。
Posted by 古ツア at 2014年03月28日 15:54
”Encyclopedia Britannica, 1966, 24 vols” を以前に所蔵していましたが、先般 Encyclopedia Britannica 2014 を購入しましたとき、”紙くず”として捨ててしまいました。いま、懐かしくなり、可能ならば、そして安くで入手できるのなら・・・、と思っています。お譲り願える方ありませんでしょうか。
Posted by 寺内孝 at 2016年06月27日 16:48
寺内孝様。すみません、こちらはただの古本屋さんを巡るブログでして、古本屋さんではありません。本をお探しの場合は、直接お店の方に連絡していただければと思います。それにしても、なんだかものすごい本をお探しですね。再び見つかることを祈っております!
Posted by 古ツア at 2016年06月28日 18:33
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