2008年06月12日

6/12東京・吉祥寺三店

買い物ついでに駅近くの古本屋を急襲。改めて廻ってみると良質なお店が多く驚きでした。


basara.jpg●吉祥寺「バサラブックス」
吉祥寺駅南口の狭いバス通りにある。一・二年前に開店。外には壁にへばりつくように200円の均一本。店は小さいが品揃えはしっかりしている。店自体をジャンルで括るとサブカル一般と言うことだろうか。古本以外にもミニコミ誌・Tシャツ、何故かコンドームやローションも奥に売っている。文庫の棚が素晴らしく、隙間の小さい棚も大きい棚も面白い本が並ぶ。ちくまや岩波・中公中心で絶版も多く揃っている。漫画・映画・演劇・思想・詩なども厳選された魅力的な本たちが。値段は中々良心的。そこまで古い本ではないからだろうか(遡っても70年代)。ここで本を買うと、商品を渡される時に必ず「ありがとうございます!本の買取も行っています!よろしくお願いします!」と力強く言われるので、こちらも思わず元気よく「ハイっ!!」と答えてしまうのです。福武文庫「狂人日記/色川武大」を購入。


yomita.jpg●吉祥寺「古本よみた屋」
井の頭線のガード近くにある。店前・店内共に混雑。年配の人・若い男性女性・小学生…店のキャッチコピー『女と男と子どものための総合古書店』の通りである。スタッフも多く忙しく立ち働いている。古本・古書ともに扱っているが、品揃えが素晴らしく筋が通っていて、ムダがない。見てて飽きない棚が並んでいる。幻想文学・絶版漫画・美術・芸術・建築・音楽。児童文学…見たことのないような本が結構あります。当然いい本にはいい値付け。長居して気になる本を一冊一冊手に取っていたら、相当長い時間を店内で過ごすはめになりそう。福音館書店「やぎのはかせのだいはつめい/槇ひろし」を購入。


liburulibero.jpg●吉祥寺「古書りぶるりべろ」
JR中央線・高架下の書店。表の看板に店主手書きのポップがベタベタ。入荷した本や昨日売れた本を書き出しているようだ。店前のスペースは広く、雑誌・文庫・コミックなど多岐に渡る。ハードカバーの棚で目立つのは、何故か埴谷雄高の本。店前に大量の未来社のシリーズなんて見たことありません。店内に入ると右にショーケースがあり、澁澤本や稲垣足穂などが。壁一面を棚が覆い、中はわりと背の低い棚が並べられている。幻想文学が多めで、澁澤本は先ほどのウィンドウとは別に平台で特集してあるほど。文庫も多く、新し目だがミステリー中心に棚を固めている。ところどころにショウウィンドウがあり、プロレタリアな雑誌や珍しい本などが。目の保養には抜群である。それにしても気になるのは、店内でも棚の一段を占める埴谷雄高関連の本。いい品揃えである……とここで埴谷雄高が、この近所に住んでいたことに思い当たった。もしかしたら顔を出していたのかも…。10年ほど前だが、雑誌「太陽」掲載の写真を元に、埴谷の自宅を見に行ったことがある。その時の記憶を頼りに、久々に訪れてみようと思った。しかし記憶が不確かなのか、没後ずいぶん経ってるので取り壊されたのか、一向に見つからない。景色に見覚えはあるのだが、目的地にはたどり着けず、ダラダラとさながら不審者のように住宅地を彷徨い続けるのでした…。
posted by tokusan at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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