2008年06月18日

6/18東京・中野ブロードウェイ潜入

仕事ついでに、いつでも激しく賑わっている、中野ブロードウェイ内の古本屋を探索。


ututu.jpg●中野「古書うつつ」
2Fエレベーター通り早稲田通りサイドにある。当初は反対のブロードウェイ通りにある「古書だるまや」に行こうとしたのだが、シャッターが閉まっており、定休日か閉店にぶつかったらしい。まあここの中は店の入れ替わりが激しいので、さもありなんと考え、二階をぐるっと一回り。すると新しく開店されてたのがこの店と言うわけである。店前にはディック・ブルーナの絵本と100円均一の文庫本。店内はキレイで縦に細長い。壁沿いに高い棚が並ぶ。何故か壁には「オバQ」や「マカロニほうれん荘」などの最終回・最終ページが拡大コピーされ、貼り出してある。別れのシーンなので胸を激しくかき乱される。文学・幻想文学・出版・古本・詩歌・映画・写真・演劇・美術などなど。値付けは中々良心的。棚から棚へ渡り歩いていると、店に一本の電話が。「ハイ、古本屋です」…えっ?それが店の名前?と疑問に思いつつ店内を巡る。よく見ると本の値段票の部分に店名が。二種類あり「古書だるまや」と「古書うつつ」。だるまやは以前あったお店…。真相を確かめるべく、本を買う時店主に聞いてみる「ここは前、向こうにあったお店?」「ええ。こっちに移って新装開店です。文庫をやめて、美術や詩歌に力を入れようと思って…」なるほど。「前は名前が『だるまや』でしたよね?」「そうです…」何故か新しい店の名前を教えてくれない。あまり突っ込んでもしょうがないので、本を受け取りそのまま店を出た。後でブロードウェイのパンフで確認すると「古書うつつ」と言うことが判明。写した写真をよく見ると、看板などは出ていないのですが、店の入り口付近に「I LOVE(ハート)Ututu」って紙が貼ってあります。集英社「ふたりの女/野呂邦暢」と晶文社「子どもの本屋、全力投球!/増田喜昭」を購入。


trio.jpg●中野「TRIO・観覧舎」
3Fブロードウェイ通り中野駅サイドにある。店の看板の通り『サブカルチャー系古本屋』。雑誌・ポスターなどが多く、映画・J-POP・アイドルなど。左側の通路に書籍がある。映画・タレント関係の本が充実。TRIO2・TRIO3もある。



tacoshe.jpg●中野「タコシェ」
これぞザ・サブカルなお店。しかし、あらゆる欲望が渦巻く店内に古本はない。店前の棚と箱だけが古本のスペースである。値段はそれほど高くは無く、時には珍しい本も売っている。漫画・風俗・ルポ・美術・雑誌…その小さいスペースに小宇宙が渦巻いている。





kioku.jpg●中野「MANDARAKE記憶」
4Fブロードウェイ通り中野駅サイドにある。もはやブロードウェイを支配する勢いの『まんだらけ』の支店。絵本・児童書。ジュブナイル小説・美術系写真などがある。品揃えは前面陳列棚と店内のショウウィンドウはスゴイことになってます。レアな本たちがザクザク。棚もギュウギュウで床もギュウギュウ。通路にかごが置かれているので、足の甲を棚と平行にしないと進めません。しかし…値段がお高め。まんだらけの値段がスタンダードになりつつある現在、システムから逃れられない非力さを、痛切に感じてしまう。欲しい本が見つかると「これは本当にこんなに高いのか?もうちょっと安いものじゃないのか?」と思いつつ買ってしまう心の弱さ…。価値と価格と貴重さと欲望の迷宮。この世界は相変わらず価格を付ける立場にいるものが強者!ということなのだろうか。まあ泣き言を言っても始まらないので、本当にシステムを忌避したいのなら、システムに頼らず自身の値段に合った本を、自分の足で探し出すしかない。まんだらけは他にも特撮・アニメ本、攻略本などの古本屋も。こっちも相変わらずスゴイことになっている。ちなみにブロードウェイのパンフを見ると、この「記憶」は売り場を拡大するよう。

相変わらずいつ来てもスゴイ『ブロードウェイ』。4Fの「古書ワタナベ」は定休日だったのが残念。何だかんだ言いつつも、何度来ても楽しいところである。その分、激しくエネルギーを消耗することも請け合いである。
posted by tokusan at 19:10| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめてコメントさせていただきます。

中野ブロードウェイのMANDARAKEにはよく行くのですが、他にも素敵な書店がたくさんあるのですね!
早速、本日、まわってみようと思いました。
Posted by 橘沙和 at 2010年06月28日 19:06
はじめまして、そしてコメントありがとうございます。ブロードウェイ、ぜひともグルグルとあの廊下を裏側まで回遊してみて下さい。きっと新たなる発見があるはずです。集中し過ぎると、いつの間にか物凄く疲れてたりしますので、こまめな休憩をとりましょう。それではご健闘を祈ります!
Posted by tokusan at 2010年06月29日 19:42
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