●広島「アカデミイ書店 金座街本店」PARCO近くの賑わうアーケード街と言うそぐわない場所にある。しかし店内は老若男女が入り乱れるほど。店前には105円均一の雑本。その後ろに「ほとんど新刊」と言うコーナーがあり、新し目の本がワゴン内に置いてある。店は2フロアあり、1Fは文庫・文学・評論・実用書・美術・大判の美術豪華本・戦記・ノベルスなど。文学は古めの本や署名本が奥にまとめてある。入り口左側のショウウィンドウには金子光晴の肉筆画などが飾ってある。店内は非常に行き届いているが、店員が始終棚を整頓&チェックしているので少々せわしない。棚の本にも「ほとんど新刊」という帯がかけられたものが。古本屋なのに中々逆説的である。新書で埋まる階段を2Fに上がるとちょっと堅めのフロアが目の前に。広島の郷土史・原爆関係(はだしのゲンもあり!)・宗教・哲学・オカルト・医学・アジア関係など。CDも窓際にまとめられている。ここは本を買うとポイントカードの作成を勧められる。1000円で1ポイント、20ポイント貯まると1000円の値引きになるそうである。全体的にお値段は安めとは言えるが、まぁ堅実な値付けである。中公新書「建築旅愁/長谷川尭」朝日ソノラマ「仏像を撮る/藤本四八」を購入。
●広島「文廬書店」ここはとにかく店構えがスゴイ!極限までオープンにされたディスプレイ。店の中のはずなのに屋外とあまり変わらない。例えるなら八百屋的店構え!表の平台の本はすべて100円。雑然と言う言葉がピッタリ合う平台から本を探すには、掘り起こすしか手段は無い。結構新しい本も無造作に含まれている。店内は壁一面が棚。そして二本の本棚が通路を形成。棚はそれなりに整然としているが、よく見るとカオス。膝から下の平台は本が何重にも積み重ねられ、さらにカオス!ここも掘り進めるしかないだろう。漫画と雑誌とアダルトが目立つが、しっかりと文庫・料理本・児童書・美術などがカオスに充実。中でも面白いのは店最奥の壁一面の棚。分類はすでにノンジャンルのカオスなのだが、新しい本や珍しい本がところどころに紛れ込んでいる。洋泉社の活字秘宝なんて久々にご対面。レジでは手袋をしたおばさんが「なんでも鑑定団」を見ながら本に値付けをしてました。ちなみに値段はメチャメチャ安いです。JICC「写真家の現場/土方正志」を購入。
●広島「古書アカデミイ書店 紙屋町支店」先ほどの本店からさほど離れていないところにある。こちらの方が古書率が低く、新古書店と言ったおもむき。ポイントはこちらでも有効である。文庫・漫画・プレミアマンガ・児童書・ハーレクイン・文学・スポーツ・哲学・思想・ビジネス・オカルト・美術・音楽など。古い本はあまりないが、「プレミアマンガ」などと分けてある通り、時々見掛ける珍本にはプレミアがしっかりと付いている。珍しいところでは、バンド系のファンクラブ会報なども扱っている。しかし、この店で特筆すべきなのは『広島カープ』関係の充実!!色紙・サインボール・雑誌・LP・グッズ・湯呑…まさにこの土地でしか意味を成さない素晴らしいコレクション!これを見るだけでもここに来る価値あり。青弓社「古本迷宮/喜多村拓」を購入。

