2008年09月25日

9/25東京・吉祥寺 OLD/NEW SELECT BOOKSHOP 百年


hyakunen.jpg駅北口、東急デパート脇の路地にある。店は、一見派手だが実は古い雑居ビルの二階に。階段の上り口に手書きボードの看板が出され、店名の他に入荷した本が書き出され、店内の写真も貼られている。段差の低い階段を折り返して上がって行く。右にシックな木の扉、壁にはまたもや入荷情報。どうやら新刊・古本取り混ぜ置いてあるようだ。扉を押して中へ。木製の床とライムグリーンの棚が、まるでカフェのようだ。お客さんは若い女の子がチラホラ…しかし何故かそれほどアウェーな雰囲気はしない。不思議だ。部屋は横に広く、右手奥にレジ兼作業場(まるで酒場のカウンターのよう)、壁はほとんどが本棚とラックで覆われている。店内には机が一つ、キャスター付き背中合わせの棚が三本、奥にもう一つ机という構成。左の壁際・ドア横もすでに棚があり、美術・デザイン関連の本が並んでいる。キレイな本ばかりなので、一瞬新刊なのかと思ったが、手に取ると古本。最終ページに値段や状態などのスペックが書き込まれた紙が貼り付けてある。値段が少し読みにくいなぁ…。ちなみにここで吟味をしていると、確実に出入りする人の邪魔になっちゃいます。その横には小さい机の上に、古本と新刊が混在した植草甚一のコーナー。さらにその横にはミニコミ誌や暮らしの本&雑誌。ここも新・古混在でディスプレイされている。雑誌は、古いが表紙のデザインがいいものが多く見応えあり。机の上にはミニコミ誌や暮らし関係が、表紙を見せて置かれている。奥の壁際は、今までの明るい雰囲気から一転して幻想文学の棚。何故か隣接する竹久夢二コーナーと共に充実のラインナップ!稲垣足穂の棚に並ぶ、神戸の名士を紹介する本…面白そう!…でも高め…。そしてそこから続く日本文学の棚がこれまたスゴイ!かゆい所に手が届くどころか、奥の奥まで届いてしまう品揃え!アウェー感が無いのは、この古本パワー全開棚のせいじゃないだろうか…。古書と近刊が日本文学の歴史を一部顕在化してるのは圧巻。そして奥に向かって海外文学・歴史・民俗学・社会・哲学・思想・自然科学・選書・雑誌など、細かい棚へと変わって行く。真ん中の棚は、一本目は文庫本。岩波文庫からスタートし、その後はジャンル・出版社・男女に関係無く絶版文庫も含め50音順にピッチリ収まっている。二本目は講談社学芸文庫・ちくま文庫・新書が並び、裏は最近刊の古本・音楽・演劇(土方巽・寺山修司・唐十郎はコーナーあり)と言う構成。その向かいの三本目は映画・写真・美術・建築が並び、裏はコミック。絶版コミックも多数あり、いつもの面子プラス、ジョージ秋山・山上たつひこ・湊谷夢吉らが目を引く。右奥の壁際には、画集・写真集・図録など大判な本が和洋取り混ぜ並ぶ。隅にはDVDやCD(試聴機もあり)なども。机の上は写真集がカラフルなカバーを見せて占拠中。入口近くのレジ横には児童書の棚・児童雑誌のラック(古いもの多し)・105円単行本コーナーがある。ふぅ〜、見所の多いお店だ。各棚に普通の品揃えプラス、あまり見たことのない数冊が加えられることにより、棚が実に豊かにプクッと膨らんでいる!ジグソーパズルの欠けているピースが次々とはまり、絵がなんとなく見えてきた瞬間にも似ている。しかし、その新たなピースである本を手に取り、値段を見ると『ゲッ!?』……涙目で棚にそっと戻すことに。値段にスキがまったく無い!1ミリも無いっ!その後も『ムッ!?』『デッ!?』と何度も繰り返す破目に…。くぅ〜それでも欲しい〜!もはや心の中の私像は頭を抱えて床をゴロゴロ転げまくり。値段はともかく、棚は一見の価値あり!ポイントカードがすぐ貯まっちゃいそうだ…。新潮文庫「真鍋博のプラネタリウム/真鍋博・星新一」を購入。
posted by tokusan at 19:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック