2008年10月27日

10/26宮城・仙台 萬葉堂書店 泉店


manyo_izumi.jpg八乙女駅から仙台バイパス方面へ。そのバイパスを北上すると、東北大学方面へ向かう交差点に発見できる…遠い…。通りから目にするお店の外観は、まるで工場か倉庫。どう見てもプレハブ造りなのである。店頭には広めの駐車場と三本の本棚。すべて一冊50円で、単行本がズラッと収まっている。店の横にも括られた本がたくさん置かれているが、未整理か廃棄処分なのだろう。入口サッシの扉にはたくさんの貼紙。『カバン等の手荷物はロッカーへ』…カバンは持ってない。『小・中・高生のみの入店はお断り』…大人でよかった。『買受は午後6時まで』…売る予定はないな。というわけで安心して店内へ。右に安売り文庫とレジスペース。目の前には何本かの棚が横に並んでいる。最初に目に入るのは大量の児童文学。大きく採られたガラス窓から明かりが入り、何だか村役場にでも来た感じ。しかしこれは期待出来そうだな…などと思いつつ、ふと左に目をやると物凄い奥行きがっ!そこには大量の本棚が!仕事の都合上、短時間しか滞在出来ないのと、あまりの量の多さに心がポキッと折れました…。しかしそれとは裏腹にメラメラと燃え上がる古本魂!…結果、ひたすら焦る破目に陥り、棚を集中して見ることが出来ず、あっちへウロウロこっちへウロウロ…もう古本屋の中でもダッシュ!もちろん初の経験でした。よもや古本屋内で走ることが出来るとは…。壁はすべて棚で覆われ、店内にも大小取り混ぜ20本以上の本棚。現代日本文学の棚は、作家名の50音順。その作家名が書かれた大きなプレートが、棚からビョンビョン跳び出しており、通路の端から見ると中々壮観である。とにかく、文庫もマンガ(絶版マンガラックあり)も雑誌もラノベも単行本も新書も全集本も学術書も、とてつもないことになっている。民俗学の民話のコーナーに、土方与志の「なすの夜ばなし」(回顧録である)が並んでいるのはご愛嬌。取りあえず全部見なければ、との思いで二階にもチャレンジ。二階は従業員に無断で立ち入ってはいけないらしい。「すいません、二階を見たいんですけど」「ハイどうぞ〜」と小さな声が返って来る。ドキドキしながら階段を昇る。二階は下ほど広くはなく、階段を中心として回廊のようになっている。しかもここには店内地図あり。外国文学・日本近代文学・詩歌・古典・岩波文庫・HPB・新書・宗教・郷土史・哲学・政治・図書館学などの古い本が目白押し!うぉぉ!フルホンズハイ!もはやタイムリミットが来ているのだが、棚から目を離すことが出来ない。床をギシギシミシミシ踏み鳴らしながら、古本回廊をグルグルと廻り続ける。一角には何故か応接セットが置かれ、その横にはプレミア本の収まる巨大なガラスケース。和本や資料価値の高い古書がディスプレイされている。文庫はよく見ると、岩波以外の絶版文庫も多く並ぶ……しかしここでタイムオーバー。棚から体を無理やり引き離し階下のレジへ。精算を素早く済ませると、表に飛び出し猛ダッシュ!あぁ…もっと時間があれば。本を胸に抱きながら、喉をゼイゼイ鳴らしながら、山の上の仕事場へと戻りました。萬葉堂の他店もいずれ行ってみせるぞ!青蛙房「映画と谷崎/千葉伸夫」岩波文庫「時代閉塞の現状 食うべき詩/石川啄木」を購入。
posted by tokusan at 02:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 東北 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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