2009年07月23日

7/23東京・吉祥寺 古書 藤井書店


fujii.jpg駅北口から『サンロード商店街』を、ただひたすら真っ直ぐ。『五日市街道』にぶつかった所で左に曲がると、通り沿いに三階建てビルのお店が見える。昔から変わらぬお店である。店舗としては二階までだが、道路を挟んだ対岸からビルを見ると、三階の窓には花魁と粋な町人のポップな現代風イラスト…。二階窓の下には古めかしい看板文字。その下には派手な買取の軒下看板…『創業50年』ってしっかり書いてあるけど、毎年書き換えてるのかなぁ…。緑の日除けの下、入口両脇には店頭棚が置かれている。右は絵本、その後ろに写真集の詰まったラック。左は雑誌、その後ろに海外絵本やビジュアルムックが並ぶ木製ラック。そして真ん中にはちょっと高さが高めな100均台。台の周りには小型の分厚いレディコミ類が積み上げられ、台の上にも本のタワーが屹立している。店内はちょっと狭めだが、二階も合わせると、お店としては充分な広さである。所々にある『2階OPEN』の札が、上階に入れることを教えてくれている。両壁は天井までの本棚、真ん中に平台付きの背中合わせの棚。奥に帳場があり、唐沢俊一風な男性がお仕事中。その後ろには二階への階段がある。右壁は上段に日本文学と映画本、下段に文庫がギッシリ雑然と並んでいる…探し出すための棚と言えよう。奥には官能文庫が集合中。向かいには、新書・美術が並び、平台には美術図録&美術雑誌・アダルト雑誌が積まれている。帳場横にも棚があり、宗教・オカルト・写真関連が収まる。左側の通路は。壁棚にコミック・最近刊文学・ガイド・建築・文化・社会・囲碁・将棋・自然科学・音楽(充実!)・辞書と続く。向かいには、宗教・オカルト・精神世界・新書・実用・兵器雑誌・ビジュアルムックなど。各通路には踏み台代わりの小さな椅子が置いてある。帳場後ろに入り、二階への階段に足を掛ける。左へ巻き込むように進む階段には、大判ビジュアル本・デザイン・150〜200円本・新書・美術図録などが並んでゆく。上がりきった所に、岩波文庫・歴史・詩歌。開け放しの扉から部屋に入ると、壁際は本棚、真ん中に背中合わせの棚+小さめの棚一本。窓際には作業場兼帳場があり、初老の男性が読書中。ちなみに二階の本は二階で会計しなければならない。右の壁棚は、世界・思想・民俗学・風俗・江戸・芸能・工芸…古い本が一段と増えてくる。向かいには、最近の新しいコミック・コミック文庫…この部屋では何だか異質な棚である。帳場前には文庫棚があり、揃いや絶版も見られる教養系である。左側の小部屋状通路壁際には、資料・学術本が並び、ここも古い本が多い。何故か間に文学本がちょこちょこ挟まり、不思議な自己主張。向かいには、山岳・登山・戦争関連が揃う。一階と二階では雰囲気が変わるお店だが、ジャンルも多く値段も安く、とにかく見応えあり!老若男女問わず、しゃがんでまで本を掘り出す光景が続出。お近くをお通りの際は、ぜひこの『古本掘り』に参加していただきたい。あっ!お店のちらしには『創業52年』…看板とすでに二年のズレが…。おせっかいは承知の上で、やはり看板には創業した年号を書くことを提案します!作品社「地中の廃墟から 大阪砲兵工廠に見る日本人の20世紀/河村直哉」を購入。
posted by tokusan at 22:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
藤井はよく行く店ですが、「左へ巻き込むように進む階段」という表現に感心しました。そう言われてみれば、そうです。創業50年の看板も気づかなかったなあ。藤井書店のことがよくわかりました。
Posted by 岡崎武志 at 2009年07月24日 21:59
妙なところをお褒めいただき、くすぐったい感じです。重箱の隅をつつきまくっているので、お店にとっては嬉しくないことも多々あるかと。ところで本日手に入れた「おに吉」、岡崎さんが編集長なので驚きました。これからも中央線をよろしくお願いいたします。
Posted by tokusan at 2009年07月25日 20:55
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