これから九月にかけて忙しくなりそうなので、ムリヤリ遠出することを決意!もう本当に古本屋だけが目当ての、トチ狂った移動である。時間と資金を綿密に考慮しつつ、東京駅から西へ旅立つ…。ビュワーンと後ろめたい気分を転がしつつ、およそ一時間三十分。気温33度の豊橋に到着。結構、駅の至近に古本屋さんがあるはずなのである。改札から出ると『ようこそ ほの国豊橋へ』と言うキャッチコピーが目に入る。“ほっ”とする街と言うことらしい…。西口から外に出ると、キレイに整備された中規模のロータリー。街並を眺めると、こちらは東口に比べ、あまり栄えていないよう。雲がボカボカ浮かぶ広い青空を眺めながら、ロータリーを突っ切り西へ。すぐに『駅西交差点』に行き当たるので、交差点の四方にある『プロムナード』と言う名の薄暗い地下道に入り、北西の階段から地上へ。大通りをちょっとだけ北に進み、一本目の脇道を西に入って奥を透かし見ると、左手に古本屋らしき日除けがチラッ。開いていてくれっ!と願いつつお店の前へ…均一台が出てる!開いてるぞっ!黄色いカマボコのような日除けの下には、同系色の黄枠の引戸に、スタイリッシュな欧文の取扱品目…何となく洋書屋の面影である。左には6冊500円の文庫ワゴン…一冊およそ83.3円…割り切れないが、旺文社文庫も混ざりちょっとピカリと光っている。右は4冊200円雑誌で、こちらはバッチリ割り切れます。引戸を開けて中に入ると、誰もおらず、ただラジオ番組が淡々と流れている。目の前の棚脇には、松本清張全集とビジュアル本…。縦長の店内、壁際は本棚で、手前と奥に平台付きの背中合わせの棚が一本ずつ。お店の中間、右壁際に外への出入口と帳場、左壁際にコミックの山と住居への通路…その時、右の扉がカチャリと開き、老店主が「いらっしゃいませ」と姿を現した。埴谷雄高に似ているっ!帳場前の右壁棚は定価の1/3棚で、文学・ノンフィクション・歴史小説・評伝・サブカル・山岳・日本文学文庫・講談社文芸文庫・時代劇文庫などが、惜しみなく並び、カオスだが気合の入る雑本棚となっている。向かいは音楽CDと映画DVD。手前左側通路は、100均棚(実用&ソフトカバー多し)・コミック・絶版漫画。向かいにガイド・ビジュアルムック・雑誌が集まっている。棚脇の辞書&歌集棚を見てから、奥のゾーンへ。左側通路は毒々しいアダルトゾーン。右側通路、壁棚はLPレコード・名古屋&愛知関連本・資料本・戦争と並び、向かいは歌集・句集・三河&豊橋本・東海全般・歴史が集まる。う〜ん、地方に来た甲斐のある通路である。奥壁には、美術図録・大判本・美術・オカルト・宗教・精神・思想・辞書が並ぶ。安売り・コミック・アダルト・郷土本の、判りやすい昔ながらの古本屋さんである。このざっくりジャンル&朴訥さが非常に嬉しい。値段は安めだが、地方郷土本類は普通な値段。こう言う古本屋さんは、やっぱ落ち着くなぁ〜。埴谷店主は本が何処にあったのか私に質問。そして本屋とはまったく関係の無い、『木の実キャンディー』の袋に本を入れてくれました!お店を出ると、まだ豊橋に着いて三十分。これなら12:43の新幹線に間に合う!と駅に駆け戻り、東京へと舞い戻る。ああ、こう言うムダなことって、ホント人生に必要だなぁ〜、と必ず後で後悔する愚かな想念に囚われつつ、うなぎパイを背に抱え、日常へとグングン近付いて行く…。名古屋鉄道株式会社「東海の明治建築/日本建築学会東海支部編」講談社文芸文庫「或る年の冬 或る年の夏/藤枝静男」を購入。2010年08月26日
8/26愛知・豊橋 東光堂
これから九月にかけて忙しくなりそうなので、ムリヤリ遠出することを決意!もう本当に古本屋だけが目当ての、トチ狂った移動である。時間と資金を綿密に考慮しつつ、東京駅から西へ旅立つ…。ビュワーンと後ろめたい気分を転がしつつ、およそ一時間三十分。気温33度の豊橋に到着。結構、駅の至近に古本屋さんがあるはずなのである。改札から出ると『ようこそ ほの国豊橋へ』と言うキャッチコピーが目に入る。“ほっ”とする街と言うことらしい…。西口から外に出ると、キレイに整備された中規模のロータリー。街並を眺めると、こちらは東口に比べ、あまり栄えていないよう。雲がボカボカ浮かぶ広い青空を眺めながら、ロータリーを突っ切り西へ。すぐに『駅西交差点』に行き当たるので、交差点の四方にある『プロムナード』と言う名の薄暗い地下道に入り、北西の階段から地上へ。大通りをちょっとだけ北に進み、一本目の脇道を西に入って奥を透かし見ると、左手に古本屋らしき日除けがチラッ。開いていてくれっ!と願いつつお店の前へ…均一台が出てる!開いてるぞっ!黄色いカマボコのような日除けの下には、同系色の黄枠の引戸に、スタイリッシュな欧文の取扱品目…何となく洋書屋の面影である。左には6冊500円の文庫ワゴン…一冊およそ83.3円…割り切れないが、旺文社文庫も混ざりちょっとピカリと光っている。右は4冊200円雑誌で、こちらはバッチリ割り切れます。引戸を開けて中に入ると、誰もおらず、ただラジオ番組が淡々と流れている。目の前の棚脇には、松本清張全集とビジュアル本…。縦長の店内、壁際は本棚で、手前と奥に平台付きの背中合わせの棚が一本ずつ。お店の中間、右壁際に外への出入口と帳場、左壁際にコミックの山と住居への通路…その時、右の扉がカチャリと開き、老店主が「いらっしゃいませ」と姿を現した。埴谷雄高に似ているっ!帳場前の右壁棚は定価の1/3棚で、文学・ノンフィクション・歴史小説・評伝・サブカル・山岳・日本文学文庫・講談社文芸文庫・時代劇文庫などが、惜しみなく並び、カオスだが気合の入る雑本棚となっている。向かいは音楽CDと映画DVD。手前左側通路は、100均棚(実用&ソフトカバー多し)・コミック・絶版漫画。向かいにガイド・ビジュアルムック・雑誌が集まっている。棚脇の辞書&歌集棚を見てから、奥のゾーンへ。左側通路は毒々しいアダルトゾーン。右側通路、壁棚はLPレコード・名古屋&愛知関連本・資料本・戦争と並び、向かいは歌集・句集・三河&豊橋本・東海全般・歴史が集まる。う〜ん、地方に来た甲斐のある通路である。奥壁には、美術図録・大判本・美術・オカルト・宗教・精神・思想・辞書が並ぶ。安売り・コミック・アダルト・郷土本の、判りやすい昔ながらの古本屋さんである。このざっくりジャンル&朴訥さが非常に嬉しい。値段は安めだが、地方郷土本類は普通な値段。こう言う古本屋さんは、やっぱ落ち着くなぁ〜。埴谷店主は本が何処にあったのか私に質問。そして本屋とはまったく関係の無い、『木の実キャンディー』の袋に本を入れてくれました!お店を出ると、まだ豊橋に着いて三十分。これなら12:43の新幹線に間に合う!と駅に駆け戻り、東京へと舞い戻る。ああ、こう言うムダなことって、ホント人生に必要だなぁ〜、と必ず後で後悔する愚かな想念に囚われつつ、うなぎパイを背に抱え、日常へとグングン近付いて行く…。名古屋鉄道株式会社「東海の明治建築/日本建築学会東海支部編」講談社文芸文庫「或る年の冬 或る年の夏/藤枝静男」を購入。この記事へのコメント
驚きました。日帰りで、古本屋探訪のため豊橋ですか。ぼくは2005年12月に、青春18で豊橋へ行ってます。一時間しか余裕がなくて、古本屋が集中する(はずの)東側を回ったのですが、講文堂、誠光堂など、いずれも廃業されていて、あきらめて帰ったのでした。そうか、東光堂さんが反対側にあったんですね。2001年古本屋地図だと、ちょっと離れた場所に描かれてあるけど、これはまちがいで、わりあいすぐですね。いや、まいりました。
Posted by 岡崎武志 at 2010年08月27日 00:53
燃費の悪過ぎる不経済な行為ですが、古本屋を訪ねる楽しさは変わりません!いつの日か飛行機での日帰りにもチャレンジしてみたいと、不遜なことを考えてニヤニヤしています。豊橋は東口は全滅でしたか…。ちょっと西の蒲郡には、まだ駅前に良さげな古本屋さんがありそうですね。あぁ、何だかもう出かけたくなって来ました…。
Posted by tokusan at 2010年08月27日 20:49
ここは2008年4月に行きました。駅からはちょっとありましたかね。パソコンで詳細地図を出していたからたどり着けましたが、そうでなかったら迷子になって断念したと思います。
Posted by 下新庄3丁目 at 2011年08月11日 00:46
下新庄3丁目様。確かにこのお店は、ちょっと判り難いと言うか、お店があるべき場所で無い所にありますね。でも店内は東海関連の本が多く、行った甲斐があると思わせてくれる、棚造りでした!
Posted by tokusan at 2011年08月12日 01:15
コメントを書く
この記事へのトラックバック

