2010年11月14日

11/14埼玉・南鳩ヶ谷 しん理書房


shinri_shobo.jpg2番出口から地上に出て、目の前の『岩槻街道』をまずは北へ。大きな交差点を通り過ぎると『新芝川』に架かる『鳩ヶ谷大橋』。これを渡ると右手にすぐに「ブックセンター山遊堂」(2010/09/07参照)が現れるが、今日はそのまま川沿い南側土手の『芝川サイクリングロード』を、西に向かってテクテクと歩き続ける。護岸されてはいるが、草が生い茂り、淀んだ水の匂いが風に乗って鼻に運ばれて来る。二本の橋を通り過ぎ、無骨な『青木水門』を見上げテクテク…およそ一キロほど進むと『竪川樋門公園』にたどり着き、川とようやくお別れ。小さな公園を抜けると、南北に延びる『オートレース通り』…何と素晴らしいネーミング!そこを北に向かい、またもやテクテク。およそ300m先の『天神橋交差点』近くに、目的のお店である白タイル張りの三階建てのビルが建っている。うぉっ、開いてる!疲れが一気に吹き飛ぶ瞬間である!屋上の柵には南側にも北側にも『古本買入』の看板…あっ!以前来た時(その時お店は閉まっていた)に見た、壁の「創文堂書店」の看板が取り外されている!当時はどちらが店名か判らず混乱していたのだが、これにてこのお店は「しん理書房」に決定した。店頭には『本』の立看板のみが置かれ、『本買います』と『古書の日』の幟でさえ、ウィンドウの中に置かれている。店前がすぐ道路で、交通量の多さからすると致し方ない処置であろう。さらにそのウィンドウには、古本屋さんに似つかわしくない『ZEN LA ROCK』と言う名のミュージシャンのポスターが二枚…唐突過ぎるので、何かお店に所縁ある人なのであろうか…?戸を引き開けて中に入ると、程好い広さでちょっぴり雑然としている。左壁は上部が本棚・下部がラックで始まり、奥の帳場に向かって本棚が二つの角を造り出すように組まれて行く。右壁は普通のスチール棚が続き、フロアには左にラック、右に背中合わせの棚が一本置かれている。帳場の壮年店主は横向きに座り、パソコン操作に従事中。入口左横には児童本用の回転ラックが置かれ、その役割通り児童本や絵本が収まっている。左壁は上部に美術系&鉄道系写真集、下部のラックにはアイドル系写真集が並んでいる。第一の角付近には新書・児童文学新書棚で、奥の角にはアングラ・社会・風俗・思想・東京・文学・山岳・SMと、ぐにゃっと軟らかで知的な並び。フロアラックにはアダルト雑誌・グラビア系雑誌・古雑誌・特撮ムック・鉄道雑誌などが集まる。スチール棚左面は、日本文学・随筆・文化・ノベルス・時代劇文庫・日本文学文庫となっている。右面はコミック・少女漫画・絶版漫画。入口右横にはコミック・絵本・児童文学がちょっと乱雑に並び、続いて右壁にコミック・児童文学・小林信彦・日本文学・カメラ&写真関連・美術と流れて行く。各通路には未整理本や箱に詰められた本が置かれている。児童文学・写真関連・雑誌が充実し、趣味性の高い軟らかさが、私にとって好ましいお店である。値段が安めなのも輪をかけて嬉しい。三冊を帳場に出し精算を待つ間、ふと足元に視線を落とすと、そこには石川賢の「ウルトラマンタロウ」…私のトラウマ漫画の一つである。これはいいぞ!と手に取り、どうやら未整理本のようなのだが、店主に値段を聞いてみる。「あっはは!これまだ値段付けてないんだよね〜。石川さんの本か。これ珍しいんだよ。…汚れてるし、一応初版だけど…ん〜200円でどう?」「いただきます」と即答し、一緒に精算していただく。寝不足&昨夜の疲れがたっぷり残っているが、すべてを吹き飛ばしてくれたお店と店主に感謝!二度の「ありがとうございました」に送られて、再び『オートレース通り』の路上。あっ、『ZEN LA ROCK』について聞けばよかったかなぁ…。白山書房「秘境の山旅/大内尚樹編」岩波新書「遺跡保存を考える/椎名慎太郎」ちくま新書「長崎聞役日記/山本博文」大都社「ウルトラマンタロウ/石川賢とダイナミックプロ」を購入。
posted by tokusan at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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