2011年01月23日

1/23静岡・西焼津 焼津書店 焼津店


yaizu_shoten_yaizu.jpg静岡駅を過ぎると東海道線は、海に落ち込む山裾をしばらく進む。最初の目的地は焼津で、着いた途端にTV時代劇『素浪人 花山大吉』の焼津の半次のテーマ(正式タイトル『風来坊笠』)が、頭の中で激しくリフレイン。その痛快な脳内ミュージックをBGMに、船員御用達の古本屋さんを探し当てると、はぁ…哀しみの定休日。がっくりと肩を落としながらも、“半次のテーマ”は相変わらず脳内ヘビーローテーション。海を見ることなく駅へ戻り、売店で買ったおにぎり(美味)を食べつつ隣駅へ移動。北口を出ると小さなロータリーで、客待ちのタクシーは、運転手がみんな車内で横になっている。ロータリーから真っ直ぐに北に進むと、すぐに小石川が現れる。その川に沿って北東へ歩んで行くと『豊田交差点』…東の方角に『古本』と大書された、巨大蝿叩きの如き真っ赤な看板が、頭を空に突き出している。迷うこと無くお店の前に導かれ、ホッとひと息。店前に駐車場を完備した、キレイでしっかりとしたお店である。その佇まいは簡素なギリシア建築のようで、もろにリサイクル古書店風…。明るく広い店内に入ると「いらっしゃいませ」の声が降りかかり、BGMにはひたすら嵐が流されている。う〜ん、コミックと新しい本ばかりだな…と右奥の古本ゾーンへ向かう。右壁際に、児童文学・絵本・女性実用・旅行ガイド・趣味&カルチャー雑誌群が並んで行く。向かいの通路棚は105円均一で、文庫・ノベルス・新書・単行本・ムックがズラリ。文庫には絶版が少々と、古い文学本も混ざったりしている。しかしそれほど目ぼしいモノはナシ。右端から数えて第二第三通路も古本で埋められており、雑学文庫・105円岩波文庫・新書・105円新書・ハーレクイン・ラノベ・ティーンズ文庫・Blノベルス・海外文学文庫・日本文学文庫・時代劇文庫など。文庫は定価の半額が基本となっている。奥壁に進むと、右からスポーツ・趣味・辞書・自己啓発・教育・ビジネス・精神世界・サブカル…ほぉ、良く見ると古本は左端まで続いている。映画・日本文学・文学評論・全集類・海外文学・ミステリ&エンタメ…おっ!野呂邦暢!これは持ってるが、あまりに安いから買い!チョコチョコ古めの本も顔を出すので、ちょっと目が離せない。最後に左端通路へ。ここは古い本が多いな。左壁際に美術・陶芸・ビジュアルムック・民俗学・書・少量の紙物が並び、後はアダルトがレジまで続く。向かいの通路棚は、歴史・静岡郷土本・全国各地郷土本、そして後は絶版漫画と古い少年漫画誌の構成。お店の外周通路が古本で埋まっているのである。基本はリサイクル古書店だが、古い本の取り扱いもあり、捨て難い雰囲気。値段は安め〜普通となっている。そしてこのお店、隣駅にも支店が二店あり、この辺りでマイナーチェーン店として隆盛を誇っている模様。いずれ改めて、残り二店も訪ねることにしよう。文藝春秋「野呂邦暢作品集」…この本は前は沼津で購入した覚えが…静岡、ありがとう!読売新聞社「日本の秘境/柞木田龍善」TBSブリタニカ「日本SFアニメ創世記/豊田有恒」を購入。

この後、清水駅で途中下車し、以前訪れて入店叶わなかった「山一書店」を再訪する。ところが今日もお店は開いていなかった。おじいさんが出入りしていたので、しばらく張り込むように離れた場所から様子を伺う…辛抱強く15分ほど耐えたが、やはり開く気配はナシ。このお店は、いつか絶対入ってみたい!…それにしても、今日も八時間あまりの電車移動。連日はさすがに身体にガタが来る…。
posted by tokusan at 21:15| Comment(8) | TrackBack(0) | 中部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
気になる本があり、こちらに辿らせていただきました。

購入した本は、仕入れておられますか?
販売などはされていないのでしょうか。
Posted by ばんどう at 2011年01月24日 00:25
たどり着いていただき、ありがとうございます。しかし私は残念ながら古本屋さんではなく、読むために本を購入しております…とても読みきれないジレンマは常に抱えておりますが。しかし場合によっては、お譲り出来ることもあるかもしれないので、一度プロフィールのメールに詳細を送っていただけますでしょうか。お手数ですが、よろしくお願いします。
Posted by tokusan at 2011年01月24日 18:04
山一書店、私は去年の10月頃初めて行きました。少しためらいましたが、あの雨戸の小さなドア開けて、中に入って「すいませーんやってますかー」と聞いたら買い物できましたよ。
Posted by naftan at 2011年02月01日 23:03
naftan様。コメントありがとうございます。そして尊敬すべき豪胆な行動!私も次回はそれを見倣って、ぜひとも入店したいと思います。
Posted by tokusan at 2011年02月02日 18:35
この焼津書店はリサイクル風に見えて意外な掘り出し物があります。私の最寄駅は大船、1年に1〜2回は名古屋まで東海道線で往復しますが、時間がある限り寄るようにしています。藤枝駅前店もおもしろいです。藤枝店はちょっと、というところですが。
Posted by 下新庄3丁目 at 2011年04月03日 03:11
下新庄3丁目様。コメントありがとうございます。いずれ他の支店にも突撃するつもりです。それにしても、東海道線沿線古本屋巡りとは!確かに何度往復しても飽きなさそうな、心強い広大なゾーンですね!
Posted by tokusan at 2011年04月03日 19:15
焼津店は2019年1月31日で閉店しました。
Posted by 下新庄3丁目 at 2019年09月27日 22:14
下新庄3丁目様。らしいですね。最近人にオススメして、閉店の事実を知りました。こういう中規模のチェーンは、今や貴重になりつつありますね。
Posted by 古ツア at 2019年09月28日 16:26
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