2011年10月12日

10/12神奈川・東戸塚 qqBOOKS

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昨晩、10/29に神奈川県古書会館で配布予定の『古本屋ツアー・イン・ヨコハマ』を、必死にどうにか書き上げて就寝。するとそれに引き摺られたのか眠った後も、見た夢をまた夢の中でひたすら文章化すると言う夢を見てしまう…。そのたびに『あっ、書かなくていいんだ』と気付くのだが、いつの間にかまたそれを繰り返しているループ状態…その昔、コンビニでバイトしていた時に、ひたすらレジを打つ夢を見たのを思い出した。と言うわけで何となく疲れた身体で、湘南新宿ラインの逗子行きに乗車。目指すは二日前に入店叶わなかったお店である。低い山に囲まれた駅に着き、東口から外へ。地上へは下らずに、そのまま三階の高さの陸橋を東に進むと、橋の向こうには神殿のような『AURORA MOLL』。橋を渡り切って建物には入らず、脇の階段をカクカクグルグル下って地上へ。目的地は、駅から遠く複雑な道のりなので、陸橋の真下にある神奈中の『5番バス停』から203系統・上大岡駅行きに乗り込み、後はノンビリ車窓を楽しむ。サンフランシスコのような坂道や、バス通りとは思えない細い道、幹線道路、そして山の上への坂道をウネウネ上がって行くと、十五分ほどで『せりぎんタウンバス停』に到着。ここで信号待ちをしながら、上大岡方向右手対岸に目をやると、スゴイ建物がさり気なく街に融け込んでいるのに気付くこととなる。それは二階建ての住宅兼商店長屋で形作られた、古いアーケード商店街で、建物は四角い窓で白壁の、何だかインターナショナルスタイル風。一階軒には内向きにアーチする黄色いテント看板が張り巡らされ、『芹ヶ谷銀座商店街』の文字が黒々と書かれている。信号を渡って、小さな薄闇の天井の低いアーケード前に立つと、両側に商店の並ぶ光景が70mほど続き、向こうに突き抜けている。途中東側に直角に分かれる道もあり、黄色いテント屋根を透過した薄い光が、それらを柔らかく浮かび上げている。と同時に、ほとんどの商店はシャッターを下ろしているので、ちょっとした寂寥感も漂ってしまっている。おずおずと薄闇に身を沈めて奥へ。途中で東への通路に入り、トコトコとさらに先へ。おっ!今日は開いてるぞ。間違い無く古本屋さんだ!軒の共通テント看板には『おもちゃ専門の佐藤玩具店』とあるが、その下におもちゃの姿は無く、古本で埋め尽くされている。通路には立看板が出され、そこに店名などが書かれている。派手なリサイクル古書店的幟の前を通り、ランチョンマットの販売に疑問を覚えながら、お店の圏内へ入り込む。左壁から棚が店内中央まで延び、右側に一本の通路を造り出している。右壁は本棚で覆われ、正面棚から連結した通路棚が奥へと続いて行く。店頭棚前には、コミック揃いブロックのキャンプファイヤータワーが、デンと置かれている。左壁は大判本が並び、『掘り出し物ありの雑誌コーナー』となっている。各種雑誌・料理・歴史・アニメ&特撮ムック・映画パンフ・タレント&アイドルムック・絵本・グラビア雑誌などなど。良く見たら壁や天井には、無数の浮世絵や映画パンフが飾られている…。正面棚には映画VHS・ミステリ&エンタメ・99円文庫・実用・ハーレクイン・海外文学文庫。通路に進むと、左には時代劇文庫・ミステリ&エンタメ文庫・女流作家文庫・官能文庫と並んで行く。おっ、奥に隠れたような帳場があり、昔からここの主だったような青年店主がお仕事中。右壁はほとんどが最近のコミックで埋まり、奥の一棚に絶版漫画と美少女コミックが収められている。最奥には音楽CD棚もあり。営業形態はコミックが核の、値段の安いリサイクル古書店である。ただしムックコーナー・99円文庫・絶版漫画には、何か浮かび上がりそうな匂いあり。祥伝社文庫「TENGU/柴田哲孝」を購入。それにしてもこのような立地条件のお店は燃える!駅から遠く離れ、生活のための古いアーケード商店街にあり、停止しかけた時間の中に身を淀ませる古本屋さん!お店自体は古くないのだが、もうこのシチュエーションだけでノックアウト!さらにゆったりとこの空間に身を沈めていると、むっ!クリーニング屋さんが古本を販売しているのを発見!100均カゴと50均カゴの二種があり、気分が良いので講談社文庫「ムーミン谷の彗星/ヤンソン」を購入。帰りは山を越えて上大岡駅へ。あ〜楽しかった。
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posted by tokusan at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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