2011年10月13日

10/13東京・神保町 アカシヤ書店

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御茶ノ水の移転閉店する文房具店で、四割引の文房具をたんまり買い込み、山の上から『男坂』の石段を下って『錦華通り』。神田神保町一丁目の細かい路地に、猫のように入り込んで行く。するといつの間にか、ビル裏一階の古本屋の前…駅からは、『神保町交差点』から『靖国通り』北側歩道を東へ80mほど進み、ベーグル屋とビアホールの間を北へ。最初の十字路で西に曲がれば、前述の店前となる。軒にはチョコレート色の日除け、その下に大きなガラスウィンドウ、店頭には雑誌&ムックワゴン・100均文庫ワゴン・100円木箱が三箱。そしてウィンドウ前に木箱で造られた三段棚…ここは囲碁&将棋本の専門店なのだが、店頭は割と一般的な並びを見せており、古い実用書や古い風俗関連書が良く紛れ込んでいる。店内に進むと、いきなり目の前には名人たちの書がお出迎え。左右の壁は本棚、真ん中に背中合わせの棚が二本あり、右側は膝元に小さな平台付き、そして棚脇には囲碁将棋全集類の本塊が鎮座。ウィンドウ裏もまた全集本や将棋年鑑が集まる。うぅ、見事なまでに専門店である。左端通路は囲碁一色で、棋譜・実践・問題・戦法・歴史・人物・伝記・児童本…ありとあらゆる囲碁に関する本がっ!しかし残念ながら、まったく興味を持つことが出来ないっ!真ん中通路は将棋一色で、同様の多ジャンルが集められている。…しかしここには文庫がある!もちろん将棋に関するものなのだが…。続いて右端通路へ移ると、おや?ここは何だか少し様子が違っている。まず壁際に並ぶのはチェスの洋書で、続いてチェス和本・手品と続いて、ついに並びが一変!空手を中心に武道全般・犯罪・刑罰・アウトロー・ガラスケースに古い風俗本・東洋医学・ヨガ・オカルト・UFO・超能力・神秘学・心霊学…何なんだこれは。ここは囲碁将棋のお店ではなかったのか!?向かいには思想・易学・運命学・占いなど。左と真ん中は囲碁と将棋の専門で門外だが、右端の通路には世界の秘密が集中し、門内である!値段は普通。奥の帳場でTシャツ姿のハンサム中年店主に爽やかに精算していただく。春陽文庫「王将/北條秀司」岩波文庫「柳宗悦 茶道論集/熊倉功夫編」を購入。気付いたら午後五時の、暗くなり始めた神保町。ただブラブラと「小宮山書店」に向かい、ガレージセールで100均のハヤカワポケミス&ポケSFを眺めていると、隣に立つ男性が、カゴに本を放り込む。次々と放り込む…何だ?そんなに買うべき掘り出し物があるのか?気付かない俺の目は節穴なのか?と本の背を目で追いつつも、妙な焦りに捉われ始める。…ストン…ストン…ストンストンストン…ストストスト…もはや手当たり次第と言った感じで、たちまちカゴが一杯になる…うっひゃあ〜。すると店員さんが寄って来て挨拶。どうやら常連さんのようだ。すると彼はポケミスがズラッと並ぶ台を指し示し「ここのSFを全部買う。背表紙に赤のあるやつを抜いてくれ」と突然の買占めに走った!店員と共にズバズバズバっとハヤカワポケSFを抜き出していく。すげぇ!マイケル・ジャクソンみたいな買い方だ!…100均だけど。私はせこく慎ましく、ハヤカワポケミス「うまい犯罪、しゃれた殺人/ヘンリイ・スレッサー/アルフレッド・ヒッチコック編」角川文庫「割れる/陳舜臣」を購入する。帰り道、阿佐ヶ谷「千章堂書店」で「東京の西側でお気に入りの古本屋をみつけよう!」と言う折り畳みガイドを手に入れる。うおっ!知らない古本屋が載ってる!と思ったら、オンライン古本屋さんのコーナーでした…。
posted by tokusan at 22:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく拝読させていただいています。

「うおっ!知らない古本屋が載ってる!と思ったら、オンライン古本屋さんのコーナーでした…。」というのが、すごいですね。すご過ぎます!

ところで、埼玉の鶴瀬に、面白いお店があります。
佐藤芸古堂さんという古書店で、お店がほぼ倉庫と化していますが、「049-252-9264」に電話をしてお願いすると開けてもらえます。
手前の棚は専門と思しき芸能・芸能史関係の本、本、本!
奥のほうは人跡未踏の地のようになっており、床には割れたSPレコードの欠片?などがあり、シャリシャリという靴音を立てながら奥へと入ってゆく感じです。

是非、一度訪れてみてください。
また、更新を楽しみにしております。
Posted by petrus at 2011年10月16日 12:40
コメントありがとうございます。「佐藤藝古堂」さんは古本屋名簿で見ていて知ってはいましたが、ちゃんと入店出来るんですね。私にとって、電話をして開けていただくと言うのは、ハードルの高い行為ですが、その店内の様子を聞いたからには、辛抱たまりません!いずれチャレンジしてシャリシャリと探検したいと思います!
Posted by tokusan at 2011年10月16日 15:49
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