2012年01月12日

1/12東京・国立 西書店

あまりにも寒過ぎるので、まずは日和って電車で三鷹へ。『三鷹市美術ギャラリー』に直行し、私にはちょっと肌が合わない『フェアリー・テイル展』を観る。その目的は、儚く繊細な妖精画では決して無く、あのコナン・ドイルを騙くらかした妖精写真なのである!あの衝撃的な妖精の実写写真を、この我が目で直に見られるかと思うと、ドキドキしながら少しだけ畏れの気持ちが湧き出して来る…。静かな人のいない会場を、心を逸らせながら進み続ける…妖精画がみんな手塚治虫の「ミクロイドS」に見えて来た…後半の素晴らしい古書コーナーを過ぎたら、いよいよ最後の出口付近に到着。おぉこれがっ!引き伸ばされた写真パネルと、現物ネガを穴が空くほどほど眺め、外のグッズコーナーで妖精写真の絵葉書が無いことに落胆し、図録を購入して吉祥寺へ。しかし頼みにしていた新規開店のお店は、未だ開店せず…がっかりしながら再び中央線に乗り込み西へ。

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南口に出たらロータリーには目もくれずに、高架沿いの直線道を西へ。100mほど進んで左手のビルに目をやると、縦長のビル案内看板最下部に、ワイルドで赤い『洋書』の文字。あぁ、洋書の専門店なのである…が、ここは大分太刀打ち出来る余地があるのだ!ガラスウィンドウには、上部に金文字の店名があり、斜めの部分には剥がれかけた『TADAO NISHIMURA(Book Seller)』の白文字が確認出来る…店主の名前なのだろうか?ウィンドウにはドイツ美術の作品集が飾られている。店頭のビル内エントランスには、三台のフレームワゴンがあり、右にドイツ美術作品集・聖書・岩波文庫・「サザエさん」・水木しげる、真ん中に洋書ハードカバー&ペーパーバック、左にペーパーバックと海外ミステリ文庫。両端の文庫に突破口あり!と二冊選び取る。店頭は安売りとなっているが、ミステリ文庫は10〜50円と捨値状態である。売り物の印刷版画が貼られた入口を通ると、やはりそこは洋書が立ち並ぶだけの世界。重厚な革装釘本も多いが、地味にカラフルな背が連続している。お店は縦長で、壁際は本棚、真ん中には背中合わせの棚とテーブルがあり、奥には倉庫スペースが控えているようだ。入口右横に横向きの帳場があるが、そこには誰もいない…と思ったら、奥から「いらっしゃい」と小柄なイナガキタルホのようなオヤジさんが飛び出して来た。頭を下げて店内を見回す。しかし本当に…爪も立てられないなぁ(店頭には経済・商学・法律・政治・思想・歴史・科学及び技術史・文学・語学・芸術の看板あり)。かろうじて左奥にある美術図録&作品集が理解出来、他は横積み本の中に和書がチラホラ…。ぐるっと店内を一周して気になったのは、帳場のパソコンと店奥のプリンターが、長〜いUSBケーブルでつながれていること。ケーブルが本棚の上や脇を、張り詰めながら延びている…。岩波文庫「ドイツ古典哲学の本質/ハイネ」新潮文庫「バルカンの火薬庫/アルセーヌ・ルパン」(10円!)を購入する。
posted by tokusan at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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