代々木駅前の交差点から、西に坂を下って行く。下り続け、たくさんの人々と行き交い、やがて道は平坦になる。行手には道路を跨ぐ、低い小田急線のガード…皆足早に駅へと急ぎ、ガードの傍らに建つ、古本屋には無関心だ。「白紙堂書店」。調べてみると、1967年出版の「古書店地図帖」では、現在と同じ場所ですでに営業しているのが確認出来、それは2001年出版「全国古本屋地図」でも同様である。私がこのお店の存在を知ったのは、2008年のツアー初期であるが、お店が開いているのを一度も見たことは無い。と言うことは、2001年〜2008年の間に、お店を閉めてしまったのだろうか?このお店にシャッターは無く、ガラス戸の向こうを、小さな青い花柄のカーテンが隠している状態。端には、棚の一部がチラリと見えたりしている…これがまた、いつか開くことがあるんじゃないかと、淡い幻想を抱かせるのだ。だから、小田急線の下りに乗っている時は、いつも左側のドアに張り付き、一瞬の車窓に目を凝らしている。万が一開いていたなら、次の駅で即座に途中下車し、ダッシュで駆け付けるために…。
2012年06月07日
6/7古本屋遺跡・ガード横の幻影
代々木駅前の交差点から、西に坂を下って行く。下り続け、たくさんの人々と行き交い、やがて道は平坦になる。行手には道路を跨ぐ、低い小田急線のガード…皆足早に駅へと急ぎ、ガードの傍らに建つ、古本屋には無関心だ。「白紙堂書店」。調べてみると、1967年出版の「古書店地図帖」では、現在と同じ場所ですでに営業しているのが確認出来、それは2001年出版「全国古本屋地図」でも同様である。私がこのお店の存在を知ったのは、2008年のツアー初期であるが、お店が開いているのを一度も見たことは無い。と言うことは、2001年〜2008年の間に、お店を閉めてしまったのだろうか?このお店にシャッターは無く、ガラス戸の向こうを、小さな青い花柄のカーテンが隠している状態。端には、棚の一部がチラリと見えたりしている…これがまた、いつか開くことがあるんじゃないかと、淡い幻想を抱かせるのだ。だから、小田急線の下りに乗っている時は、いつも左側のドアに張り付き、一瞬の車窓に目を凝らしている。万が一開いていたなら、次の駅で即座に途中下車し、ダッシュで駆け付けるために…。
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