2012年11月12日

11/12埼玉・浦和 askatasuna RECORDS&Co.

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懇意の情報屋「やまがら文庫」からのタレコミである。東口を出て、妙な存在感を持つ『PARCO』の方には足を向けず、高架線沿いに出るように、駅前から延びる商店街を北へ。行く手にその高架が見えた所で、右手に現れた大きなパチンコ屋の脇道にスッと入り込む。緩やかな坂を下ると、そこは裏手の住宅街で、行き当たった道をさらに北に進み、道なりに西へ曲がり込む。道の先には先ほどお別れした商店街が見えているが、坂の途中の左手に低層ビルとビルの間に挟まれたような倉庫が建っており、そこが目的のレコードと古本のお店なのである。古びた二階建て倉庫そのままのお店は、重い鉄の引き戸だけが水色に化粧され、下部には店名ロゴを配し、そこだけ軽やかさを生み出している。大谷石で組み上げられた土台は、道より高く水平になっており、『レコードと本 それなりに売ったり買ったり』とある立看板横の、錆びた短い鉄製階段をガタガタ上がって店内へ。広めで天井が高くしっかり内装されており、どこまでも整理整頓が行き届いている。あくまでもCDとレコードが主役なのだが、よくよく見て行くと意外なほど古本が蔓延っているのが判って来る…こりゃあ嬉しいなぁ。入口左横と壁は飾りラックになっており、LPレコードと共に写真集・アート本・絵本が飾られている。下には美術&音楽雑誌の姿も。また、左壁奥のCD棚の上には「レコードコレクター」がズラッと並んでいる。入口右横の足下には、安売りレコード箱と100均文庫箱が置かれている…ちなみにこれらにも整理整頓の精神は行き渡っている。中央の大きなレコード棚の島には、入口側に児童文学&絵本棚、380円均一・三冊1000円単行本&ビデオ棚が附属している。しかし古本の多くは、入口右横と右壁に集まっているのだ。入口右横には、新入荷単行本・アート・本関連・サブカル・エッセイ・風俗・セレクト文庫・新書・「レコードコレクター」・「美術手帖」が並び、足下には音楽雑誌箱が二箱。右壁手前の角棚には、アート・写真・芸能・芸人・建築・音楽が大判本と共に収まっている。そのまま右壁は、上がCD棚・下部がレコード棚となっているのだが、最上段にセレクト日本文学が並び続け、映画・旅・東京などを織り交ぜ、最後の帳場前に現代思想と海外文学棚が出現。本の並びはしっかり店主の意志が織り込まれており、センスを発揮し入口の鉄扉と同じ軽やかさを見せている。70年代〜現代の本が中心で、値段は普通〜ちょい高…800円前後が多い気が…。100均文庫と一冊を手に奥の帳場へ。店内ではここが一番雑然としているようだ。漫画『クローズ』の黒焚連合ボス・中島信介風の店主に精算してもらう。講談社文庫「幻想博物誌/日影丈吉」ダイナミックセラーズ「ツッパリ/秋本誠」を購入。

帰り道、阿佐ヶ谷「銀星舎」の100均棚前に足を止めると、ややや!探していた講談社文庫版の「重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ」を発見!やった!線引きが少しあるが、本自体は物凄くキレイだ!喜び勇んで買って帰り、またも古本を溜め込む日々だ……。
posted by tokusan at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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