先日入れなかったN天氏(2011/09/26の「ゴジラ堂」も彼によるものである)タレコミのお店に再チャレンジ!『A3出口』から外に出ると、雨に濡れた『清澄通り』が横たわり、その向こうの『清澄庭園』が豊かな緑をチラリと見せている。通りを南に進み、庭園の外周をなぞるように歩いて行く。すると庭園に沿って建てられた、特徴ある看板建築群が出現する!昭和三年建築の鉄筋造りで、二階建て(一部に三階部分あり)の長屋形式。屋上テラスもあり、まるで『清澄庭園』と言う都市国家を守っている城壁のような建物群である。竣工当時をそのまま残す部分と、すっかり改装された部分が入り乱れているが、同じ古い看板建築であることは一目瞭然!感嘆のため息を漏らしながら、素晴らしい意匠を眺めつつさらに南へ。通りは信号で十五度ほど西に折れ、駅からおよそ300m。その看板建築の一棟に、『古本とDVDレンタル。』の立看板を出すお店があった。…今日は開いてた〜。ガラス張りのお店は木材で縁取られており、壁にはDVD返却ポスト、ガラスには映画ポスターが貼られている。中は裸電球が灯り、表の木材の意匠そのままに内装されている。入ってすぐ左にフリーペーパーやチラシ棚とレジ、そして後は左・奥・右壁の棚が店内を取り囲んでいる。左と奥の棚にはレンタルDVDが並び、フロア中央に置かれた100均台と右壁棚に古本が置かれている。壁棚は腰高の平台とその上に四段。雑誌の並ぶラックを見たら、セレクトコミック・セレクト文学&カルチャー・日本文学文庫・時代劇文庫・新書・ミステリ&エンタメ・旅・女性・暮し・社会。平台にはカルチャー雑誌が並び、足下には普段は外に出ている100均箱もあり。キレイな新刊寄りの本ばかりで、冊数も多くはない。ご近所のための、DVDレンタルのついでに気軽に本を買うようなお店である。値段はちょい安〜普通。洋泉社「みうらじゅんの映画批評大全」PARCO出版「ポスターを貼って生きてきた。/笹目浩之」を購入。お洒落な小柄の古田敦也的若者に精算してもらう。
帰りにさらに古本血中濃度を上げたくなり、「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に寄り道。旺文社文庫「芳兵衛物語/尾崎一雄」朝日文芸文庫「平賀源内捕物帳/久生十蘭」を購入。無事に濃度アップに成功する。

