一日がポッカリ空きそうな気配を見せたので、もはや空いたこととして、今年早くも四度目となる静岡へガタゴト向かう…静岡に気軽に(決して経済的にはそうではない)行くようになってしまった我が身がとても恐ろしい…。まずは最近有望なタレコミのあったお店を目指す。そこは割りと最近出来たような、地元の人でないと気付かぬようなお店であった…しかし残念なことに閉まっている。看板が中に仕舞われたままの、暗い店内をガルルルルと唸りつつ眺め回す。やがて諦めて離脱…要再訪として、むむ、どうするべきなのか?駅に戻りながら考える。藤枝まで行き「焼津書店」攻めを…いや、まだ行っていない「ブックスランド」(2011/08/20参照)のもう一店があったはずだ!そう気付いて北口の地下道に入り、西北に延びる『紺屋町地下街』を踏破し、地上の『呉服町通り』に出てさらに西北へ一直線に歩き続ける。700mで繁華街を抜けると、通りは『茶町通り』と名を変えて、茶葉の問屋が並ぶ地域に突入する。そして駅からおよそ一キロで『安西通り』にぶつかるので、北東に曲がり込み交差点をひとつ越える。するとガストの隣りに古本屋さんが!路上には電飾付きの立看板。建物正面に回ると、デカ過ぎる『本』の看板文字の下に、暗いガレージの奥の奥にある店舗が見えた。その姿はほとんど問屋さんで、中々インパクトのあるビジュアルである。まずはガレージの中に“ザリッ”と踏み込んで行く。左壁にはコミック揃いが薄く壁沿いに積み上げられ、ちゃんと販売もされている。奥では量感たっぷりの本の山の向こうに、100均文庫棚がちょっとだけ見えている状態。右には小さなコミック棚や、二階への階段、大きな作業台が置かれている。奥の店舗に入っても、奥深さはまだ続いている。壁際は長くぐるっと本棚。縦長のフロアには胸高の背中合わせの棚が、縦に横に二本ずつ並び、長い三本の通路を造り出している。入口左横にラノベ棚があり、左壁にビジュアル本・映画・芸能・博物学・文化・文明・静岡郷土本・ミステリ&エンタメ・歴史&時代劇小説・歴史・戦争・ちょっと古い文学本・全集類・さらに古い本と並ぶ。下部には本が積み上がり、少し乱雑模様。向かいは実用・女性・サブカル・タレント・オカルト・スポーツなどが混ざり合う棚が連続し、新書・ノベルス・ハーレクインで終息に至る。真ん中通路は前半に日本文学文庫・岩波&中公文庫・雑学文庫・時代劇文庫・女流作家文庫が集まり、後半はコミックばかり。右端通路はほとんどがコミックで、手前の通路棚だけが100均文庫コーナーになっている。遠い奥壁はビジュアル本とコミック棚。何処までも雑本的な展開を見せるお店で、古めの本も良く紛れ込んでいる。しかし良さげな本には隙無くしっかり値が…「ブックスランド」系列店に、油断はないのである。右側手前の帳場で、モコモコに厚着した大柄なアート系男性に精算していただく。東京書房「女の匂いのする兵隊/平野威馬雄」文藝春秋「唐十郎血風録/唐十郎」を購入。
駅に戻りながら「あべの古書店」(2012/12/27参照)を経由すると、今日は「営業時間外セルフサービス」(2012/04/09参照)の日。一冊の本を買うことに決め、シャッターの郵便受けに百円玉を落とし込む。チャリ〜ン。潮出版社「新宿交遊学/山本容朗」を購入。
さらに「水曜文庫」(2013/01/24参照)も経由して、弦書房「夢を吐く絵師・竹中英太郎/鈴木義昭」を1800円で購入する。よし、また来るぞ、静岡!


馬場町店で聞いたら、五年ぐらい前に止めたとのことです。