2013年03月05日

3/5古本屋遺跡 スナイパー

先日の甲府行で、初期の目的を無事に果たして市街に戻る途中に、実はもうひとつの行程が挟まっていた。それは甲府駅から南に向かう身延線の甲斐住吉駅の南、およそ一キロにあるかもしれない古本屋さん「ゴルゴ」の存在を、この目で確かめるためである。ちょっと遠いのだが、この電動アシスト自転車ならヘトヘトになる前にたどり着けるはずだ!そう確信して、高い山々に囲まれた甲府盆地を、清々しく走り続ける。少し迷ったが、そこにあるはずの古本屋さんへの脇道を見付け、大通りから田舎の住宅街に進入して行く。すると行く手の二階建て建物に、堂々たる『古本』の看板を発見する!しかもひとつは大通りから目が届くよう、屋根の上に設置されている!ドキンと心臓が跳ね上がった。ぬぉっ、あるじゃないか!ちゃんとお店があるじゃないか!とスピードを上げてお店に近付く…むぅ?様子が何かおかしいぞ…。『古本』の看板は前述した通り屋根の上にひとつ、二階側壁に店名入りがひとつ…しかし、建物正面の軒看板には、残念ながら『デイサービス』と言う文字が!店舗部分にも、古本の気配は微塵も感じられない。古本屋さんは、とっくに無くなっていたのか。それにしても、目立ち過ぎる看板を残したままなのは、どう言うわけなのか?元のお店の名は『ゴルゴ』…超一流スナイパーのコードネーム…その由来はキリストが磔刑にされた『ゴルゴダの丘』からである。デイサービスを生業とする施設には、いささか不釣り合いな不吉な名なのである。古本屋遺跡を発見出来たのは嬉しいが、早めに撤去した方が良いのではないかと、いらぬお世話を焼きたくなってしまった。あぁ、それでもやはり、古本が並んでいるところは、見てみたかったなぁ…。しばらく建物の前で、在りし日の姿を想像したりして、一休み。再び力を溜め込んから、ペダルをグッと踏み込んでその場を離れる。さらば、超一流スナイパーの名を持つ、古本屋さんよ!
gorgo_ayame.jpg


posted by tokusan at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 古本屋遺跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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