シャッター前に放置された土嚢の山を虚ろに見やりながら、早急に計画の立て直しを迫られている。未踏のリサイクルショップと「古書 てんとうふ 池ノ台本店」(2010/05/30参照)を訪ねてから、もう一度見に来てみよう。もしその時も開いていなかったら、何か別な手を考えなければ…と早速西に向かって早足で歩き出す。所々で日常的に進んでいる、放射能除染作業を目にしながら、目的のリサイクルショップのあるべき場所にたどり着く。しかしそこには新しいマンションしかなかった…気絶しそうになりながら、『麓山公園』突っ切って「てんとうふ」へ。とにかく古本を買って、平静を取り戻すことにしよう。
三年ぶりの店内は、変わらぬ良さげな古本ジャングル!入ってすぐの床にあった古本山が、妙なオーラを放っているぞ!早速飛び付き二冊を掘り出す。値段は判らないが、これは欲しい!店内を一巡して半額文庫を三冊掴み、店主が外から戻って来たばかりの帳場に差し出す。古本山から掘り出した春陽文庫「人生の阿呆/木々高太郎」KEY BOOKS「海外ミステリ入門/仁賀克雄」は、とても嬉しいリーズナブルな共に1000円。さらに文春文庫「日本百低山/小林泰彦」講談社文庫「あの日この日(三)/尾崎一雄」新潮文庫「日夏耿之介詩集」を計945円で購入する。
古本欲をガッツリと満たして『駅前大通り』に戻ってみると、やった!今度は開いている!
土嚢は変わらずそのままだが、店頭棚(高木彬光ノベルス多し)・斉藤栄&西村京太郎箱・ミステリ文庫箱などがジャリジャリしながら展開している。ドアにペタペタ貼られた、「須賀川店」リニューアルのチラシを目にしながら中へ。小さな昔ながらの古本屋さんの基本形である。入口横、両壁共本棚に覆われ、左壁途中にはガラス戸棚あり。真ん中には背中合わせの本棚が一本置かれ、最奥にはオーソドックスな帳場がある。そこでは割烹着姿のお母様が、忙しく紙物やパソコンと格闘中。入口右横は、新書・日本純文学文庫・海外文学文庫。右壁はノベルス・女流作家文庫・文学を中心とした横積み本ゾーン(古い本もあり)・絶版漫画・横積み「歴史読本」など。向かいは日本文学文庫・官能文庫・時代劇文庫・中公&岩波文庫。棚下には1970年代少年漫画雑誌あり。左側通路は、壁棚に歴史&雑学系文庫・古典文学・児童文学・絵本・海外文学・詩集・ミステリ&エンタメ・ビジュアルムック・地図・絵葉書・福島関連プレミア本・福島本。通路棚には実用・ガイド・ハーレクイン・文学・山岳・戦争・近現代史・福島本となっている。全体的に掴み難い雑本的な並びだが、福島関連本は充実。単行本には古い本が混ざるが、文庫類は新しめである。値段は普通。文春文庫「世界ハッカー犯罪白書/セルジュ・ル・ルードラン フィッリップ・ロゼ」を購入。明るい「ありがとうございます」に続いた、「気を付けていってらっしゃいませ」の言葉にグッとくる。
帰りは往きとは大違いで、東北本線の本数の少なさと接続の悪さに泣かされる。結局五時間かかってしまった…きっぷの残りの何処かで、仙台近くまで行こうと考えているのだが、先が思いやられるなぁ…。


震災の痛手から立ち直れず、閉店してしまったようです、リサイクルショップ・オズマ。
いろいろと掘り出し物があったお店だけに残念です。店主のコレクションをお店に出していたらしく、学習雑誌の付録小型本(ミステリーやSF関連 珍しいものもありました)や児童向けSFなどをずいぶん安値で購入しました。以上、ご報告。
黒磯⇒郡山は一時間に一本ですから、本当に不便。せめて30分に一本あればいいのですが。
以前は上野⇒黒磯直通便も結構あったのに、新幹線を使わせたいのか、宇都宮止まりばかりにほとんどなってしまいました。
こちらは今日は神保町&高円寺古書会館。情けないことに近場の定番コース。
4月いっぱいの営業で、あとはひっこしするんですが、5月からはネット販売中心の営業になるそうです
すこしおちついてから、移転先での週末店売りを復活するとのこと
駅前にあった時代から30年通った店で、いろいろな買い物をしたところですから、これで郡山から古本屋の火が消えかかるのかと思うと残念ですね
現在30%オフ中なので、閉店までにもう一回行こうと思います