※これが、やせっぽちなのに恐いほど力一杯ジーンズに『バリィッバリィッ!』と爪を立てる猫!
良かった、時間通りに開いている!坂の途中のコンビニほどの大きさのお店だが、出入口は左右にあり、左側には『本一冊レンタル30円』、右側には『古本屋』の看板が架かっている。どうやら左が貸本屋さん、右が古本屋さんと振り分けられているようだ。フムフム、こんなお店もあるんだなと感心しながら、右の開け放たれた扉を潜る。三方はスチール棚に覆われ、左に背中合わせの棚が一本、右に三本が並んでいる。入口右横には美少女系雑誌とアダルト雑誌の並ぶラック。正面カウンター帳場内には、スーツを着込んだナイスミドルの根上淳風オヤジさん。BGMはコブシの利いた演歌である。今立っている通路は、時代劇文庫がビッシリと収まり、左端通路には大量のハーレクイン・女性実用ムック・アニメムック・絵本・児童文学・児童書が並んでいる。右側通路を覗いて行くと、推理文庫・ノベルス・単行本通路、推理文庫・時代劇文庫通路、雑学文庫・海外文学文庫・ごちゃまぜ文庫・雑誌・写真集通路と続く。文庫は一冊100〜300円。なので値段の安い、雑本的並びの大衆店と言える。富士見文庫「ホラー・コレクション/楳図かずお監修」(和洋映画や漫画のキャラまで、怪談&怪奇&ホラーのキャラを網羅した良品!)中公文庫「妙な塩梅/えのきどいちろう」角川ホラー文庫「爬虫館事件 新青年傑作選」を購入。
さて、急いで東京へ帰らねばと、早足の帰り道。ところが県道沿いに「ブックオフ下関一の宮店」を見つけ、思わず飛び込んでしまう。五分だけの猶予を己に与え、流れるような動きでセドリ開始!105円棚で講談社ノベルス「奥秩父狐火殺人事件/梶龍雄」の発見に成功する。きっかり五分で飛び出し、再びの帰り道。新下関よ、短い時間だが楽しかったよ。さあ、今度こそ本当に帰るんだ!

