2014年03月11日

3/11東京・小田急永山 はらっぱ

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久々の小田急永山には京王線でアプローチする。駅同士が隣り合っているので、タイムラグはほとんどない。南に出て『グリナード永山』脇の大階段を駆け上がると、広場の向こうに団地をせき止めるダムのような『ベルブ永山』が建っている。円形にくりぬかれた部分に近付き、エスカレーターで三階に上がる。すると左手のガラスドアの向こうに公民館のロビーが広がり、端にはいくつかのお店が並んでいる。その中のひとつに古本棚が紛れているのを目撃する。そのお店は、古本と手づくり雑貨「あしたやみどり」(2013/05/28参照)と自然食品と雑貨の店「あしたや」のサテライトショップなのである。何はともあれ、律儀に古本も取り扱ってくれていることに感謝する。店舗を二分する仕切り棚の先端に古本が集まる形式。まずは50均新書箱と50均絵本&雑誌箱が置かれ、100均文庫棚が一本と200均文庫棚が一本あり、両棚共に最下部の一段が100均ノベルス&ソフトカバーとなっている。並びは一般的リサイクル的で、新しい本がほとんど。瞬時に見終わり、朝日新聞社「私の見た人/吉屋信子」を購入する。

ここまで来たのなら当然の如く、隣接する公園を駆け抜け、徹底的な剪定のために見通しの良くなった団地内を疾走して「あしたやみどり」へ。反応が敏感過ぎる自動ドアを潜って本棚と対峙…前回は思わぬ大物を釣り上げたが…と、過去の栄光に心を濁らせながらも、手にする本の数が早くも増えて行く。むっ!テーブルには、以前は無かった500均の古書コーナーが出現している!食い入るように眺めていると、レジに座る開高健的オヤジさんが「そこにはね、時々スゴいのが出るよ〜。この団地はね、オレたちみたいに出来た時から、ず〜っと住んでる人がほとんどなんだよ。だから時々、昔の本がゴソッと手に入るの」う〜む、夢のような話だ。旧家の蔵などとはまた違う、昭和三十〜四十年代の古本鉱脈か!と理解しつつ、そこからも一冊抜き取る。集英社文庫「めぐり逢い/後藤明生」ちくま学芸文庫「重力と恩寵/シモーヌ・ヴェイユ」旺文社文庫「アンクル・トリス交遊録/柳原良平」JAF出版社「くるま昭和史物語/小磯勝直」岩谷書店「菱山修三詩集 夢の女」創文社「明治の山旅/武田久吉」(署名入)を計1250円で購入し、まぁまぁの収穫じゃないか…この時はそう思っていた…。

駅に戻ってからさらに北側にも出て、丘の上の“100円棚の城”「佐伯書店」(2009/06/20参照)へ。しかし100均本には手を出さず、一階のバーゲン本で小学館学習まんが人物館「円谷英二」を見付けて喜び、400円で購入する。

そして家で買って来た本をパラパラと眺めていると、うぉぉぉぉっ!「アンクル・トリス交遊録」の章扉に、献呈署名&アンクル・トリスの直筆イラストが入っているじゃないかっ!ど、どひゃっほうです!
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posted by tokusan at 19:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大船の「ひまわり書店」、4月21日限りで閉店の由、移動中につき取り急ぎ報告だけ。
Posted by 下新庄3丁目 at 2014年03月12日 13:49
こんにちわ。南砂団地商店街の写真屋の店先で古本を売っていたので、自慢気に教えてやろうと思ったらすでに行かれてたとは…。地元所沢のほんだらけも今週いっぱいなので、それまでには行く予定です。では!
Posted by ハマショー at 2014年03月12日 15:14
下新庄3丁目様。なんと悲しいお知らせが!四月中に訪ねることを、ここに誓います!情報、ありがとうございます。
Posted by tokusan at 2014年03月12日 21:28
ハマショー様。フフフフ、なめてもらっちゃあ、困ります。そして「ほんだらけ」での闘い、ご武運を祈っております!
Posted by tokusan at 2014年03月12日 21:29
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