2014年03月23日

3/23一日弛緩してブラブラ古本を

今日は友人の陶磁器展を見に行かねばならぬので、遠出はナシ。緩やかに一日を過ごすつもりで起き抜けから弛緩しつつ、遠出しないのならば、もはや宝の持ち腐れとなった三連休パスを未練がましく使用して、移動を開始する。まずは昨日のうちに準備していた古本を携え、お昼に西荻窪「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に向かい、四ヶ月目に突入した「古ツアフェア@盛林堂」に補充する。「古本ナイアガラ」棚と合わせた三段に、フツフツと瘴気を撒き散らす本をストスト補充。長続きしている己を褒めそやし甘やかしつつ、講談社学術文庫「うわさの遠近法/松山巌」を300円で購入する。そして一旦家に戻る途中、阿佐ヶ谷「千章堂書店」(2009/12/29参照)に引き寄せられ、中公文庫「正弦曲線/堀江敏幸」を250円で購入。

夕方近くなってから中央線で西へゴトゴト。西八王子まで行き、久々の「散田書房」(2012/12/14参照)に向かってみるが、せっかく来たのに、おおぅ!日曜は定休日。傷心しつつ奥の裏道に入り込み、一度も入ること叶わず、未だ往時の姿を留めている古本屋「烏屋」の前に立つ。そのドアのガラスから見える本棚には、文庫がしっかりと並んでいる。通路は自転車や道具が置かれて物置と化しているのだが、今にもお店が開きそうな雰囲気が、たまらなくこちらの心を掻き乱すのだ。ふぅ、とため息をついて、恐らく二度と開かぬ扉から離れ、駅へ。
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続いて八王子駅で下車し、「佐藤書房」(2009/08/26参照)の店頭部分をガサゴソ漁る。中公文庫「大阪自叙伝/藤沢桓夫」「黒岳の魔神/角田喜久雄」光文社文庫「牧逸馬の世界怪奇実話/島田荘司編」を計1040円で購入。店内のレア本で目に栄養を与えた後、「まつおか書房」(2010/01/05参照)に移動して、ちくま文庫「猿飛佐助/杉浦茂」河出文庫「モンマルトルのメグレ/G・シムノン」創元推理文庫「怪奇クラブ/アーサー・マッケン」を計400円で購入し、同じ八王子で開かれている陶磁器展にようやく到達する。葉っぱのように薄い器を手に包んで楽しみつつも、買ったのは家の形をした焼物。重さも形も手触りも色も、大いに気に入る。気が付けば、いつの間にか自宅には、小さな家が三軒集まっていた。
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手前が本日購入した新宅で、右奥は月江寺(2011/11/30参照)で、左奥は三崎口(2012/11/03参照)で購入した物である。
posted by tokusan at 22:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらも昨日は、八王子の佐藤書房、まつおか書房に行きました。ニアミスとは知りませんでした。まつおか書房に『ポルの王子さま』→ニトリア書房・カジノ=リブモンテーニュ作――がなんと二万円で出ているのを見て驚いたりした次第です。そのあと、貴ブログで知った三鷹の水中書房へ初めて行きました。渋谷古書センター二階の古本屋のような雰囲気でなかなかよかったです。暖かくなってきたので、青春切符で豊橋と思案中ですが…。
Posted by 古本虫がさまよう at 2014年03月24日 05:21
こっちのほうが字が大きくて読みやすいですな。特に平松のアルジのような御年を召した方にとっては。
Posted by 下新庄3丁目 at 2014年03月25日 15:23
古本虫がさまよう様。おぉ、ニアミス。そして『ポルの王子さま』…。本当にジワジワ暖かくなって来たので、もうあの電車内でガタガタブルブル震える拷問からおさらば出来ますね!行きましょう、遠くへ!
Posted by 古ツア at 2014年03月25日 17:59
下新庄3丁目様。期せずして読みやすくなってしまいました。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by 古ツア at 2014年03月25日 18:01
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