まずは北口に出て「三宅書店」(2009/04/06参照)を目指してみるが、すでにお店は煙のように消え失せていた。かなり長い間見に来なかったからなと、パトロールしなかったのを軽く反省し、そのまま以前と変わらぬ泰然自若な「五一書房」(2009/04/06参照)に入る。
店主とお客さんの『船橋の方で古本市があった…』などの地元情報に、ついつい耳をそばだててしまいながら、鶴書房「新奇術/千田松緑」を600円で購入。続いて裏通りの「文福」(2011/02/09参照)が健在なのも喜び、凍るような寒さの店内を眺め回して、ちくま文庫「文豪怪談傑作選 柳田國男集/東雅夫編」を430円で購入。
そのままさらに東に足を延ばし「一草洞」(2013/04/12参照)との再開も目論むが、あえなくシャッターに弾かれてしまう。続いて線路下を潜って南側に出て、本日のメイベントである「書肆久遠」に向かうが、こちらでは残念ながらカーテンに弾かれてしまう…定休日か。一月四日から営業する旨の貼紙が出されたままなので、しっかりと営業していることだけは確認。…よし、こうなったら隣りの亀有の古本屋さん事情も探って行くか。
結果からいえば、以前ツアーした亀有のお店は壊滅状態であった。北口のビルディング一階にあった「古書アーバンブックス」(2009/06/09参照)はカフェと化しており、「ブックセンター亀有」は消滅。学校前のクリーニング屋兼業の「ブックセンター亀兎」のあった場所にも、なにやら事務所が入ってしまっていた。ふぅとため息をつきながら、道の先に視線を飛ばすと、ビルの壁から電光掲示板が飛び出し、ピロピロと文字を映し出し流し出している。どうやらこの通りの『亀四商店会』の宣伝掲示板らしく、次々と通りに並ぶお店がスピーディーに宣伝されて行く。そこに突然「ブックセンター亀兎」もピロピロと出現!『年中無休』『名作 古本』『クリーニング』『カメトウ』(マニトウみたいだ…)などの言葉が、俺の心を惑わせる!
お店、あるのか?移転しただけなのか?そう掲示板に思わされ、通りと脇道を行ったり来たりするが、店舗の姿は影も形もない…これはどうやら、無くなったお店の広告も、そのまま流しっ放しにしているのであろう。現役感満点の電子の世界の古本屋遺跡に、砂上の楼閣のような虚無を感じ取る…。
最後に駅北口の古本も扱う特殊新刊書店「栄眞堂書店」(2013/12/10参照)にヨロヨロとたどり着き、至文堂「人身売買 海外出稼ぎ女/森克己」旺文社中一文庫「わんぱく中学生/原作トーマ」を計1200円で購入し、本日の彷徨にどうにか決着をつける。


自分は本人もブログも仮死状態ですが今年もよろしくお願いします。
一草洞は自分も何度か行ってみましたがあいてません。最近は古書展かAmazonを利用することが多く個人のお店に行く機会が減って残念です。久遠には入り浸っていますが^^;
相変わらずのご活躍でお忙しいことと存じますがいつかお会いできればと思っております。