2015年02月20日

2/20古本屋さんの巨人たちと呑む!

昨日の夕方は神保町に赴き、「小宮山書店」(2014/05/31参照)店脇100均文庫列で角川文庫「人民は弱し官吏は強し/星新一」を。「八木書店」(2013/07/24参照)店頭の安売り箱からは、創元社「酔眼竹生島/田邊茂一」集英社「不作法紳士/吉行淳之介」を計600円で購入し、『三省堂書店』にて古本屋さんと待ち合わせ。混み合う店内に姿を現したのは、「古書 赤いドリル」さん(2013/08/13参照)と「月の輪書林」さん(2012/03/19参照)である。三年前にドリルさんと二人で月の輪さんのお店を訪れた時に始動した、月の輪さんの最新古書目録「ぼくの青山光二」(2014/11/28参照)の上梓を、遅ればせながら祝う会を開催しようと目論んだのである。『靖国通り』を歩いていると、色んな古本屋さんが月の輪さんの久々神保町出現に驚き、声を掛けて行く。おぉ、いつもとはひと味違う神保町が、扉を開いている。そのまま近所の居酒屋に流れ、後はひたすら五時間に渡り古本屋話!途中嬉しいサプライズで「石神井書林」さんも同席!そこに飛び交った言葉を書き連ねて行くと、「お店を始めた当時は、どの店の棚も自分の店の棚より面白かった」「目録は活路ではないけど、ワクワクする道!」「一回の目録でやれることなんかたかがしれてるから、それを続けて行け!」「古本屋さんは“場所”じゃなくて“時間”なんだ!」「紙の弾丸を見せて、撃て!」「毎日市場に来なさい!」「心はみんなハイエナだ!」「記録したい!残したい!」などの実践的&哲学的な話の他に、その昔に石神井さんと月の輪さんが札幌にセドリ旅行をした話、赤いドリルさんがついに目録を製作!という楽しみな話、「なないろ文庫」田村さんの話、「中野書店」の話、「万歩書店」の話、阪神タイガースキャンプ中継の話など、あっちこっち飛び回りながらの刺激的な会話を、楽しくしたたかに酔っ払いながら拝聴する。わははは、愉快愉快。古本屋さんでないと分からない話も多かったが、巨人たちの思想や覚悟やハングリーさに触れられたのは、とても貴重な体験であった。というわけで未だに酔っ払いながら、これを書いているわけですが、この不思議な会は、これからも不定期に存続することが決定。気が付けばすっかり夜の更けた神保町。酔いと不思議な熱に浮かされた頭を揺らめかせ、古本街の暗闇に、それぞれが散らばり帰宅する。みなさまありがとうございました!
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左から「古書 赤いドリル」那須氏、「石神井書林」内堀氏、「月の輪書林」高橋氏。

※お知らせ
2/20発売の『週刊読書人』のワンコーナー『著者から読者へ』に「古本屋ツアー・イン・神保町」についての記事を寄稿しました。改めてこの本について書くのに苦労しましたが、我ながら不思議な文章に仕上がったと思うので、一読いただければ幸いです。
posted by tokusan at 01:17| Comment(2) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
巨匠たちの飲み会、楽しく拝見いたしました。内堀さんは「ボン書店の幻」の著者でいらっしゃるわけですね。みなさんほんとうに人生を楽しんでいらっしゃるご様子、こちらにまで歓びが伝わってまいります。昨年末森下のらくろーど(一箱古本市)でおめもじたまわりました。(ドジブックスさんお隣)
Posted by k.kuro at 2015年02月23日 09:43
その節は寒い中ご苦労さまでした。二人の巨人と巨人に憧れるドリルさんと私でありますが、こんな風に人生が一瞬交錯するとは、非常に幸せな時間でした。今後も色々あがき苦しみながらも、まだまだ楽しみ続けたいと思います!
Posted by 古ツア at 2015年02月24日 18:18
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