大きな古本屋さんだった「ブックセンター山遊堂」(2010/09/07参照)が姿を消し、隣接している同系列のレンタルDVD屋に、古本棚がギュウッと押し込まれているとのタレコミあり。埼玉高速鉄道で慌てて現場に駆け付ける。駅から『岩槻街道』を北上し、新芝川を越えると、橋のたもと右手の大きなレンタルDVD屋『will』に、新たに「山遊堂」の看板が架けられている。。旧店舗は、ダーツなどが遊べる遊戯場に成り果てていた…。高圧電流鉄塔を仰ぎ見て、自動ドアから大きな倉庫的店内に進むと、そこは廉価コミック棚とレジ&作業場の脇で、右手に高い棚が整然と林立している。通路の多くをセルDVDとコミックが占領しているが、手前から二番目の通路奥に100均文庫&単行本棚があり、右奥のアダルトゾーン仕切り壁にミステリ&エンタメ単行本が並ぶ。五番目の通路右奥に文庫とノベルスが集まり、最奥通路のレジ側に暮らし・女性実用・住宅・映画・音楽・スポーツ・歴史・カルチャー雑誌・コンピュータ・資格・辞書・新書・ビジネス・文明が集まる。以前のような古書の影はなく、新しめの本で作り上げられた少数リサイクル店的構成。何とも味気ない気分を噛み締めつつ、扶桑社文庫「横溝正史翻訳コレクション 鍾乳洞殺人事件/二輪馬車の秘密」ちくま文庫「定本 二笑亭綺譚/式場隆三郎・藤森照信・赤瀬川原平・岸武臣・式場隆成」(また見つけてしまった…)を計950円で購入する。
せっかくなので近くの古本屋さんの消息確認に参ろうではないかと、芙蓉の花が咲き乱れ、ついでにオートレースのマークシートが舞い散るサイクリングロードを、長閑に歩いて歩いて「しん理書房」(2010/11/14参照)へ。くぅ、シャッターが下ろされ、そこに「所沢古本まつり」のポスターが貼り出され、さらにその上に一枚の白い紙が貼られている。『出店の為5/25〜6/2休業』…そうか。タイミングが悪かったな。しかし“休業”とあるからには、それはお店が開いている証でもあるわけだ。
そこから鳩ヶ谷駅方面に長々と歩き、「あゆみ堂」(2010/03/03参照)も見に行くが、看板がようやっと見えて来ると同時に“木曜定休”のショッキングな文字が飛び込んで来た。…連続でやってしまったか…。
そんなこんなで阿佐ヶ谷まで帰り着き、北口の「千章堂書店」(2009/12/29参照)店頭で100均単行本に視線を落としていると、アーケード通路の方から「こんにちは」と穏やかな挨拶が降り注ぐ。顔を上げると、そこにはTシャツ姿の夏葉社・島田氏が!二冊同時発売の新刊(黒田三郎と田村隆一夫人の本!)の営業で「コンコ堂」(2012/06/20参照)に行った帰りとのこと。二人して少し顔を赤らめながら少し立ち話。「野呂邦暢古本屋写真集」を褒めていただき歓喜する。うぅ、見ていてくれて、ありがとうございます!なんだか分からぬが、無闇に勇気を分けていだいた心持ち。よし、引き続き色々がんばろう!


「山遊堂」も、一時期は5店舗ぐらいあったのですが、いまじゃ見る影もなしですね。残念です。
店舗は小さいものの、古書店っぽさはまだ残っている感じでした。
雑誌なんかは、お客さんから見えない状態でw棚の上に積んでありました。
アオイ書店の本店にも行きましたけど、店舗の半分は電気を消してました、
どうやらお客さんがそちらの方に動くと電気をつけるようですw
それにしても、通常なら2階の位置まで棚があり、下からは殆ど見えない状態で、なかなか面白いお店でした。
どちらも探索したらお宝が出てきそうな雰囲気です。