2015年06月07日

6/7東京・西荻窪 「西荻ガレージマーケット」+「mondobooks 2days again!」

昨日は午後遅くに西荻窪入りし、「第6回西荻一箱古本市」を見て回る。「OKAPOP」「書肆から羽」「マラッカ書房」などがマニアック&テーマ性強く惹き付けられるが、自然科学本ばかりを並べ自らアウェー状態を作り出して安く孤高に販売する「銀河交流堂」さんに古本心を撃ち抜かれる。というわけで、大森望似の店主に『古本屋ツアー・イン・ジャパン賞』を進呈。そして夜は『西荻ブックマーク』で『角田光代 × 河野丈洋トークイベント《西荻でふたり、ほろ酔い語り》』の司会モドキを務める。開演直前の事前打ち合わせで、三人共々アルコールという名のガソリンを体内に補給。その場でお二人からNG質問がないという言質を取ったので、本番では緊張しながらも、普段は聞けないようなこと&誰も聞かないようなことをビシバシ質問してしまう。結果、なんだかゲスい芸能記者のようになり、自己嫌悪に陥りながらも高揚。いや、お二人が、優しく楽しく仲良く格好良く、面白い夫婦で助かりました。そんな感じで何とか大役を果たし終え、情けなくも一日のエネルギーをずべて使い果たし、夜を終える。

nishiogi_garagesale.jpg
そして今日、何の因果か三日連続で西荻窪を訪れる。駅南口から『西荻南中央通り』を一方通行になってもひたすら南下し、古い建屋の『銀盛会館』に到着。おぉ、路上には100均文庫台や100均箱が出され、ガレージ内には左壁に木箱で組み上がった古本棚が設置。奥にアンティークゾーン、右壁にお茶ゾーンが設けられている。商店街の三店が手を組んだ、本日限りのガレージセールで、古本を出品しているのはいつも様々にお世話になっている「盛林堂書房」(2012/01/06参照)である。足元には講談社学術文庫・ちくま文庫・探偵小説文庫などがズラズラ大量に並び、22の木箱には野呂邦暢・小島信夫などの純文学から、海外ミステリ・探偵小説・大衆小説・推理小説・児童文学・幻想文学などがキリッと粘っこくこれでもかと並ぶ。プレミア本も間々に頻繁に現れるが、みな驚くほど気持ち悪くなるほど、古本的既成概念を疑ってしまうほどの安値なのである。喜んでいいはずなのに、ブルブル震えながら、本の背に目を血走らせて行く。そして大変控え目に、ロマン・ブックス「大豪記/宮本幹也」ソノラマ文庫「仮面城/横溝正史」偕成社「ゼンダ城のとりこ/ホープ 三橋一夫」を計1000円で購入する。上気して会館を脱出し、「盛林堂書房」に立ち寄り「街角ミニミニ古本市」に補充を行う。

駅方面に戻り、『平和通り』を東に進み、小さな焼き菓子屋さん「Maeuschen」の扉を潜る。お店はまだ開店前だが、お姉さんの優しい微笑みに見送られ、狭く急な木の階段をゴトゴト上がる。レコードがテロテロかかる二階では「mondobooks」+「文庫善哉」+「湊商会」の古本+雑貨市が慎ましくも華やかに開かれているのだ。完全なる女子的空間なのだが、誰もいなかったので頬を赤らめずに店内を探索し、オーバーオール姿のヨンネさんとしばしお話しする。善哉さんは午後の対策のために本を取りに戻っているらしく、お会い出来ず残念。熱いお茶をいただき、古本と手製本ヨンネ「ばかな汽車/豊島与志雄」岩波文庫「はるかな国 とおい国/ハドソン」、それに100〜300円ミニカーの中からマツダコスモスポーツをベースにした『帰ってきたウルトラマン』のMATビハイクルを見つけ出し、女子世界からの救出に成功。計1800円で購入する。

上記の二つの市はどちらも6/7までの開催である。
mat_cae.jpg
ミニカーはわりと粗悪で、ウィンドウは黒塗りでドアは開かず、あるべきはずのウィングも無い。車底にはちゃんと『円谷プロ』の刻印があるが、果たしていつの時代の物であろうか…。
posted by tokusan at 16:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古ツアさん、こんばんは。今日はあの女子世界への階段をのぼっていただきありがとうございました!お会いできず無念です(自分の選書が想像以上に女子向けでないと思い知らされ、一旦帰宅し選書し直しておりました…)。また何処かでお会いできるのを楽しみにしております!
Posted by 善哉 at 2015年06月07日 22:56
こんばんは。マットビハイクルは、恐らくですが、2011年秋に出た缶コーヒーのBOSSのおまけ「ウルトラマンシリーズコレクション」という中の一つかと。
Posted by 練馬区在住 at 2015年06月07日 23:31
古ツアさん、6日夜「西荻ブック」の司会進行、おつかれさまでした。ぼくは後ろで聞いていたけど、文学と音楽という別々のファンがいて、神経つかったろうけど、とってもいい進行だったと思います。みんな、満足されたのでじゃないかな。角田さんと丈さんの生活ぶりや、人となりが、好ましく出ていて、ぼくは興味深く聞いていました。打ち上げ、失礼してごめんなさい。なにしろ長い一日だったものね。また青春18期、何か考えましょう。
Posted by 岡崎武志 at 2015年06月08日 00:31
善哉様。くぅ、お会い出来なく残念です。しかし何処かでまた必ずお会い出来るでしょう。恐らく善哉さんの棚で、気になった本が一冊あったのですが(ビニールカバー本)、値段が付いてなかったので(こちらが見落としたかもしれません)購入にいたらず。何処かでまた、その本とも出会いたいものです!
Posted by 古ツア at 2015年06月08日 19:43
練馬区在住様。ぬぉ!素晴らしい!ありがとうございます!結構新しいものだったんですね。
Posted by 古ツア at 2015年06月08日 19:44
岡崎武志様。お忙しい中、聴いていただきありがとうございました。そう言っていただけると、本当に嬉しいです。お二人に近い所にいた故の地の利を生かし、どうにか乗り切った次第であります。これからも錬磨研鑽して行きますので、何とぞよろしくお願いいたします。青春18計画、ぜひまた始動させましょう!楽しみです。
Posted by 古ツア at 2015年06月08日 19:47
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