昼食を摂って表に出ると、強過ぎるコントラストが、街を残酷に切り刻んでいる。しかしその光による区分が、街の異なる表情を浮かび上げ、正反対だがほんの少しだけ雪の日のような驚きを、与えてくれている。相鉄線の現代的な駅舎から外に出ても、そんな印象は変わらない。剥き出しの跨線橋を渡って、線路の向こうの南口。『西横浜交差点』から街をナナメに切り裂く直線道『水道道』を南東に進む。途中信号を通過して、そこから二本目の角に雑草生い茂る空地のある脇道を西へ。するとすぐに開けた三叉路があり、南に入ってすぐのモルタル建築一階に、大倉山から移転して来た元「BOOK APART」(2013/11/26参照)が新規開店していた。『7月11日オープン』の立看板があり、大きな黒い矢印が入口であるサッシ扉を示している。前店舗が入っていた妹島和世設計の建物に比べると、えらく庶民的な店構えになった。まぁこっちの方が遥かに好みだなと思い、カチャリと中に入る。するとそこは白く四面を塗装し、白木の棚が設けられた充分なお洒落空間。正面右奥のカウンター帳場で、「BOOK TRUCK」(2012/05/26参照)で名を馳せる店主・三田氏がユラリと立ち上がり、「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。入ってすぐ右側には白い大判のファッション&カルチャー雑誌が集まり、帳場上のカルチャー・食を経由して、奥壁の「暮しの手帖」など再びの雑誌棚に到る。左壁には六段×八列の棚が控え、海外文学・日本文学・絵本・児童文学・現代思想・セレクトコミック・旅・紀行・建築・写真・アートをこだわって揃えている。値段は普通〜ちょい高。今は古本だけが販売されているが、ゆくゆくは“商店”の名に相応しく、食品や雑貨も扱うらしい。而立書房「シュールレアリスム宣言/加藤直」を購入。しかしこの相鉄線沿線は、古本屋さんが消失する一方だったのだが、ついにそれに抗うように新たな古本屋さんが出現した!西横浜の裏路地というなかなかシブいロケーションだが、切なる繁盛を願いたい。
2015年07月14日
7/14神奈川・西横浜 三田商店
昼食を摂って表に出ると、強過ぎるコントラストが、街を残酷に切り刻んでいる。しかしその光による区分が、街の異なる表情を浮かび上げ、正反対だがほんの少しだけ雪の日のような驚きを、与えてくれている。相鉄線の現代的な駅舎から外に出ても、そんな印象は変わらない。剥き出しの跨線橋を渡って、線路の向こうの南口。『西横浜交差点』から街をナナメに切り裂く直線道『水道道』を南東に進む。途中信号を通過して、そこから二本目の角に雑草生い茂る空地のある脇道を西へ。するとすぐに開けた三叉路があり、南に入ってすぐのモルタル建築一階に、大倉山から移転して来た元「BOOK APART」(2013/11/26参照)が新規開店していた。『7月11日オープン』の立看板があり、大きな黒い矢印が入口であるサッシ扉を示している。前店舗が入っていた妹島和世設計の建物に比べると、えらく庶民的な店構えになった。まぁこっちの方が遥かに好みだなと思い、カチャリと中に入る。するとそこは白く四面を塗装し、白木の棚が設けられた充分なお洒落空間。正面右奥のカウンター帳場で、「BOOK TRUCK」(2012/05/26参照)で名を馳せる店主・三田氏がユラリと立ち上がり、「いらっしゃいませ」と迎えてくれる。入ってすぐ右側には白い大判のファッション&カルチャー雑誌が集まり、帳場上のカルチャー・食を経由して、奥壁の「暮しの手帖」など再びの雑誌棚に到る。左壁には六段×八列の棚が控え、海外文学・日本文学・絵本・児童文学・現代思想・セレクトコミック・旅・紀行・建築・写真・アートをこだわって揃えている。値段は普通〜ちょい高。今は古本だけが販売されているが、ゆくゆくは“商店”の名に相応しく、食品や雑貨も扱うらしい。而立書房「シュールレアリスム宣言/加藤直」を購入。しかしこの相鉄線沿線は、古本屋さんが消失する一方だったのだが、ついにそれに抗うように新たな古本屋さんが出現した!西横浜の裏路地というなかなかシブいロケーションだが、切なる繁盛を願いたい。
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池袋店閉店するのですね…随分お世話になっただけに残念です