そのようにハードな作業を終え、気を抜いて軽く打ち上げ食事をしていると、本の雑誌社編集さんより連絡が入り、「音羽館」(2009/06/04参照)が「首都圏沿線」のサインを待っているという情報が飛び込んで来た。疲労のために、物凄く早くアルコールが体内を駆け巡ってしまっているのだが、すわ一大事!と駆け付けて、さらに朦朧としながら十五冊に識語署名押印する。こちらもオリジナル識語の上、嬉しいことに「それから」の方も近日入荷予定…また署名しに来ます!国書刊行会「瀬戸内海の惨劇/蒼井雄」新潮文庫「「死の棘」日記/島尾敏雄」創樹社「第七官界彷徨/尾崎翠」を計700円で購入する。
明けて本日は夕方に椎名町の「古書ますく堂」(2014/07/20参照)を訪れ、伝言でぼんやりと伝えられた「署名とともに猫の絵を描いてほしい」「何かおもしろい言葉を書いてほしい」などの奇妙な依頼に応えつつ、ますく堂オリジナル識語を十種類は書きまくる。何はともあれ、識語署名ツアーが出来るなど、それで古本屋を訪れることが出来るなど、誠に嬉しいことである。もしまだ、古本屋についての新刊を取り扱いたいという奇特な古本屋さんがおられましたら、ぜひ各出版社にご連絡ください。識語署名押印に駆け付けます。文藝春秋社小學生全集80「飛行機と潜水艦/長岡外史・日高謹爾」(さほど珍しい本ではないが状態が良く、表紙絵がとにかく鮮やかで美しい。それもそのはず、版画家・前川千帆の手によるもので、サーチライトとビルディングの窓の灯りに、未知の都市を垣間見る)ソノラマ文庫「タイム・エスケープ1945/加納一朗」ブックローン出版「絵本ジャーナルPeeBoo 1991 5」を計1100円で購入する。
というわけで、どうにかこうにか二冊の新刊が、ついに無事に世に出たわけである。後はただひたすらみなさんに手を取っていただき、読み込んでもらうのみなのである!ちょっと感慨深くなり、今までに出した本と合わせて並べてみた。左から、長兄・次兄・親戚の伯父さん・二卵性双生児の兄弟といったところか。おぉ、この並びと分厚さを見ていると、大それた夢の「日本古本屋大全集」への道が、少しずつ伸び始めている気がして来たぞ。


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★ねこじたゴリラ堂
× 小金井市 → ○ 小平市