2015年10月26日

10/26識語署名ツアー&極私的フェアスタート

昨日は松江から戻るや否やパソコンに齧り付き、旅の調査結果と楽しい思い出を青色吐息でアップする。するとあっという間に午後二時になっており、慌てて「盛林堂書房」(2012/01/06参照)に連絡して迎えに来ていただき、それなりの量の古本を西荻窪へ運び込む。お店に到着してからは「古本屋ツアー・イン・首都圏沿線」と、こちらもついについについに発売になった「古本屋ツアー・イン・ジャパン それから」に、識語署名&特製スタンプ押印作業。三時間の作業を終えて朦朧となりつつも、続いて『古ツアフェア@盛林堂みたび!』の棚造りに取りかかる。およそ三段にフレッシュな古本をドカドカ詰め込み、フゥと一息。そして最後に血と汗と涙の結晶である識語署名入り(識語はそれぞれの新刊で四種類ほどあり)の新刊を並べ、最後に今回初の試みとなる、ある意味目玉企画な『どひゃっほう本祭り』の精鋭本十冊を、フェア棚最上段に飾り立てる。ブログを始めてもはや七年。そのハードな旅路を慰めるほどに、『どひゃっほう!』と叫ばせてくれた奇跡の掘り出し物たちを、手書きの『どひゃっほう本コレクション』メモを付けて販売!メモはパラフィンをかけた本の裏表紙側に巻込まれていますので、立ち読み気分でお楽しみ下さい。お買い上げの際はメモをそのままプレゼントいたします。というわけでフェアはいよいよ明日27日から西荻窪「盛林堂書房」左側通路の手前側壁棚でスタート。古本屋情報満載の新刊とともに、みなさまのご来店をお待ちしております!作業前に店頭箱より春陽堂長編探偵小説全集6「遊星人M/香山滋」(函ナシ蔵印)ミリオン・ブックス「浮草/川崎長太郎」を計200円で購入する。

そのようにハードな作業を終え、気を抜いて軽く打ち上げ食事をしていると、本の雑誌社編集さんより連絡が入り、「音羽館」(2009/06/04参照)が「首都圏沿線」のサインを待っているという情報が飛び込んで来た。疲労のために、物凄く早くアルコールが体内を駆け巡ってしまっているのだが、すわ一大事!と駆け付けて、さらに朦朧としながら十五冊に識語署名押印する。こちらもオリジナル識語の上、嬉しいことに「それから」の方も近日入荷予定…また署名しに来ます!国書刊行会「瀬戸内海の惨劇/蒼井雄」新潮文庫「「死の棘」日記/島尾敏雄」創樹社「第七官界彷徨/尾崎翠」を計700円で購入する。

明けて本日は夕方に椎名町の「古書ますく堂」(2014/07/20参照)を訪れ、伝言でぼんやりと伝えられた「署名とともに猫の絵を描いてほしい」「何かおもしろい言葉を書いてほしい」などの奇妙な依頼に応えつつ、ますく堂オリジナル識語を十種類は書きまくる。何はともあれ、識語署名ツアーが出来るなど、それで古本屋を訪れることが出来るなど、誠に嬉しいことである。もしまだ、古本屋についての新刊を取り扱いたいという奇特な古本屋さんがおられましたら、ぜひ各出版社にご連絡ください。識語署名押印に駆け付けます。文藝春秋社小學生全集80「飛行機と潜水艦/長岡外史・日高謹爾」(さほど珍しい本ではないが状態が良く、表紙絵がとにかく鮮やかで美しい。それもそのはず、版画家・前川千帆の手によるもので、サーチライトとビルディングの窓の灯りに、未知の都市を垣間見る)ソノラマ文庫「タイム・エスケープ1945/加納一朗」ブックローン出版「絵本ジャーナルPeeBoo 1991 5」を計1100円で購入する。
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というわけで、どうにかこうにか二冊の新刊が、ついに無事に世に出たわけである。後はただひたすらみなさんに手を取っていただき、読み込んでもらうのみなのである!ちょっと感慨深くなり、今までに出した本と合わせて並べてみた。左から、長兄・次兄・親戚の伯父さん・二卵性双生児の兄弟といったところか。おぉ、この並びと分厚さを見ていると、大それた夢の「日本古本屋大全集」への道が、少しずつ伸び始めている気がして来たぞ。
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posted by tokusan at 20:11| Comment(4) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。はじめてコメントいたします。現在小山さんの本を買い集めていたのですが、どうしても野呂邦暢古本屋写真集だけが手に入らない状況になっています!なんとか5冊コンプリートしたいと思っています!少しでも希望と可能性があると思い今回コメントさせていただきました!
Posted by ゆっけ at 2015年11月14日 20:08
コメント&お買い上げ、ありがとうございます!まさかコンプリートに向けて動かれているとは。感謝です。その最後の一冊は、もはや確かにハードルが高いですね。ちょっとまだあるかどうか家捜ししてみます。
Posted by 古ツア at 2015年11月15日 20:34
「古本屋ツアー・イン・ジャパン それから」をたまたま見つけて買い、京都の「水明堂」のくだりなど懐かしく読みました。誤植がありますので、2刷以降、修正していただければ幸いです。

特別付録33頁下から7行目
★ねこじたゴリラ堂
× 小金井市 → ○ 小平市
Posted by ふるの at 2015年11月27日 12:58
ふるの様。「それから」お買い上げ、誠にありがとうございます。「水明洞」さんは、残念ながら今年の七月いっぱいでお店を閉められたとか。なのでその記事も滑り込みセーフでした。誤植のご指摘、ありがとうございます。本をたくさん売って重版がかかり、どうにか直せたらと思っております。
Posted by 古ツア at 2015年11月27日 23:41
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