2016年01月14日

1/14千葉・市川真間 移転開店!春花堂

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そろそろ頃合いだろうと、すでに移転済みのはずの元通路古本屋さん「春花堂」(2008/09/20参照)を見に行くことにする。駅から南に出て『真間駅前通り』を南に下ると、左手の「春花堂」の入っていたビルは、まさに取り壊しの真っ最中である。さらに南に50mも進めば、右手に一階が通り抜けられる小さな商店街になったビル『プラザピコ』が見えて来る。すかさずその通路に入り込むと、左手に古雑誌のラックが!ここに移転したのか…近付くとやはりそれは「春花堂」であった…だが看板に『古書・古本』と共に『レンタルスペース』とあるのだが、これはいったい?引戸を開けて中に入ると、フロアは前後に二分されており、手前が古本屋さん、奥が引戸で仕切られたレンタルスペースらしい。戸の向こうから、賑やかに麻雀牌をかき回す音が聞こえて来る…。お店は少し横長で、左右の壁沿いに本棚、真ん中に背中合わせのスチール棚が二本置かれた構成である。そして突然足元に忍び寄って来たのは、首輪をしたアジ虎猫!か、可愛い!「アウ〜ン。アウ〜ン」と鳴き、もはや離れようとせず足にソフトアタックを繰り返し、何処までも付いて来るので、その天鵞絨のような毛並を撫でまくりながら、古本を眺め始める。あまり夢中になって触り過ぎると、猫が興奮状態に陥り鳴き止まなくなるので、ほどほどに、ほどほどに…。左端通路は壁棚に、旧店舗では奥の部屋にあった古書・日本純文学・随筆・全集・海外文学評論・文明がズラリと並び、向かいに新書・選書・詩集・戦争が収まる。中央通路は、左に児童文学・海外文学・登山・映画・音楽・レコード・日本文学、右に絶版文庫・海外文学文庫・一般文庫。右端通路は手前が広くなっており、そこに100均文庫・ミステリ&エンタメ・廉価コミック・時代劇文庫が集まり、奥でコミックと一般文庫が向かい合っている。当然の如く以前より本は少なくなったが、俄然その分明るく見易くなっている。カオス感も霧消しているので、今のところ猫のいる普通の古本屋さんとして楽しむのが良いだろう。本に巻かれた白帯に書かれた、独特な書体は健在である。店主に猫と共に近付き精算をお願いすると、足元から離れぬ猫を見て「すみません」と一言。角川文庫「ビュビュ・ド・モンパルナッス/フィリップ」四季新書「酒徒交傳/永井達男」を計800円で購入し、猫に涙の別れを告げる。

お店を出た後は「智新堂書店」(2008/09/20参照)を見に行くが、タイミング悪くお休み。なので線路際からぐるっと回り込んで「即興堂」(2011/11/23参照)へ。古書棚に出物はないかと漁り、ジリジリ帳場方面に近付くと、店主さんから優しく話しかけられ、哀れ正体が見破られていたことを知る。その後も所々に潜む古書に心を奪われ、モダニズム写真家・堀野正雄の作例たっぷりな技法書にうっとりするが、結局ウィンドウ際の児童文学列に挿さっていた、講談社「空中都市008 アオゾラ市ものがたり/小松左京・作 和田誠・絵」に惹き付けられ、函から本体を引き出すと、24版だが3000円とちょっと安値だったので、ええい!欲しかった本だ。この際買ってしまえ!と購入する。
posted by tokusan at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 関東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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