2017年07月15日

7/15 KITKAT!!

本日は上祖師谷の奥地に漂着したので、住宅街から『祖師谷通り』に脱出して、当然のように「祖師谷書房」(2009/03/05参照)に駆け付ける。どうしたことか店内に迷い込んでいた勇気ある母子と交代するように、極狭の店内へ。そしてそのまま集中的に右側ゾーンの児童文学コーナーを攻め、牧神社「パタシュ星をとる/トリスタン・ドレーム」を300円で購入する。本文挿絵ともに青一色刷りの洒落た児童文学本である。「ありがとうございました」の甲高い聲に送られ表に出て、そのまま通りを下って行くと、「DORAMA祖師ケ谷店」のド派手な100均&五冊400円ワゴンに惹き付けられる。丁寧に各ワゴンに視線を走らせると、ぬっ!創元推理文庫「火葬国風景/海野十三」が紛れてしまっているではないか!と小さく喜ぶ。このようなリサイクル店では、分相応なこのような小さな喜びに巡り会えるものなのだ…と充分に満足して、他に買う本を見出せずにその一冊だけを108円で購入する。
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小田急線に乗り込み、疲労の溜まった身体をシートに落ち着け、ホッと一息。そのままのんべんだらりと新宿に運ばれるはずだったのだが、急に何かのテレパシーを感じ取り、気まぐれに経堂で途中下車してしまう。すると水飲み場に、一羽の鳩がジッと止まっているではないか…水が飲みたいのであろうか。この暑さである。まったく以てしょうがないと、ゆっくり近づいて蛇口を捻ると、鳩は逃げもせずに、流れ出た水に嘴を押し付け、一心不乱に水を吸い始めた。
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おうおう、存分に飲むが良い。その代わり。しっかりと私に渇きを癒した恩返しをするのだぞ。と呪いのような念を鳩に送り、ほどほどのところで蛇口を閉める。そして駅構外に出て、南の商店街の坂を下って「大河堂書店」(2009/03/26参照)へ。店頭で美濃の蜜蜂養蜂業者の小型本を一冊掴んで、店内を徘徊。右から左へと巡り、いまいち色めきたつ本が発見出来なかったので、来たルートをなぞるようにして右側へと戻って行く。あの流氷の絵本でも買って行こうかと、微妙な諦めムードが流れていたところに、通路棚手前側最下段の詩集コーナーにも丁寧に屈みながら目を凝らすと、無造作に本の列の上に突っ込まれていた本に、『北園克衛』の名を見出す!これはっ!と興奮しながら取り出すと、宝文館「北園克衛詩論集 黄いろい楕圓」であった。値段を見ると驚愕の五百円!どひゃっほう、どひゃっほう!と心の中で連呼しながら、ありがたく購入させていただく。これはあの駅にいた鳩の恩返しなのか?いや、最近本当にスゴいぞ「大河堂書店」!!!!!!!そして憧れの垂涎のKITKAT(北園克衛)、どうかこのままお家へおいで下さいませ!
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posted by tokusan at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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