2017年07月23日

7/23東京・吉祥寺 ホホホ座吉祥寺店 1日限定の本屋さん

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京都「ホホホ座」(「古本屋ツアー・イン・京阪神」P45参照)の山下賢二氏が上京し、本日だけの「ホホホ座吉祥寺店」を、ひとり出版社の『夏葉社』で開店するとのこと。古本も売られるらしいので、午後に様子を見に行くことにする。「ホホホ座」は緩くて奇妙なフランチャイズ展開を続け、現在西日本を中心に七店を数えているが、これがもしや東京進出の布石となるのだろうか…(ちなみに今年の二月には、新宿の『BEAMS JAPAN』で限定ショップを開いたことも(2017/02/05参照))。北口の雑踏を擦り抜け、『PARCO』前から『吉祥寺通り』をグングン北北東に進んで行く。雨がポツポツ落ち始めて来たが、本降りになりそうな気配はないので、構わず歩みを進める。『八幡宮』の白壁前に、スマホを操作しながら集まるたくさんの人を目撃し、「昆虫屋台やってま〜す」と呼び掛ける『昆虫食』イベントを開くギャラリー前を通過して、やがて『武蔵野第四小学校バス停』を過ぎると、マンション半地下の店舗ウィンドウに「ホホホ座吉祥寺店」と白い紙が貼り出されているのが目に飛び込んで来た。おぉ!駅前のワンルームマンション(以前の社の様子の一部は2013/08/29参照)から引っ越した夏葉社は路面店…いや、路面社になったのか!とその出世ぶりに感心し、しばし何処から入ったらいいのか逡巡した後、素直に左端の磨りガラス扉を恐る恐る開けてみる。するとそこに立っていたのは笑顔の夏葉社・島田氏で、お客さんが輪になった店内では、なんと世田谷ピンポンズさんがライブの真っ最中…うわ、失礼しました。慌てて右壁に寄り添うように逃げ出して、そのままピンポンズさんの熱唱に耳を傾けながら、壁棚を目力入れて注視する。社に備え付けられた壁棚の、最上段&最下段以外を使って、山下氏の古本が並べられている。文庫と単行本と雑誌が主で、ジャンルはカルチャー&サブカル・純文学・海外文学など、硬さと軟らかさがセンス良く交錯している。値段はかなり安めなので、とても嬉しい。フロア中央には雑誌類やリトルプレスや新刊が面陳され、左端には夏葉社の本も勢揃いしている。ライブ終了と同時に三冊をスパッと選び、奥の社長机で精算をお願いする。山下氏とは別府以来の挨拶を交わし(2011/11/27参照)、「ずいぶん頭が白く…」と言われる。あれからあっという間に六年…色々色々あったので、すっかりブラックジャックみたいな半分白になってしまいましたよ…。小学館入門百科シリーズ9「プロレス入門/監修■ジャイアント馬場」角川文庫「横溝正史読本/小林信彦編」旺文社文庫「アンクル・トリス交遊録/柳原良平」を計800円で購入する。島田氏とは最近の「大河堂書店」(2009/03/26参照)での功績の話をひとしきりしてから、新社屋の案内をしていただく。「前々から、ここで何かやりたいと思っていたんですよ」。確かにほとんどお店のような感じで、イベントを行う広さも充分にある。「ホホホ座吉祥寺店」で、イベント開催に先鞭を付けた夏葉社には、今後は出版物とともに、社屋の動きにも要注目である。
posted by tokusan at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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