2018年07月07日

7/7小さく刻んで村山知義と安泰を入手する。

今日は国立に流れ着いてしまうが、即座に離脱して、お祭りのように街が賑わっている吉祥寺で所用をこなす。当然ついでに古本屋さん巡りも敢行。「古本センター」で調子良く、河出文庫「植草甚一ジャズエッセイ1」角川ホラー文庫「新青年傑作選 怪奇編 ひとりで夜読むな」TOTO出版「アーバニズム宣言 東京都市学校1/榎本了壱編」を計560円で購入する。「アーバニズム宣言」の藤森照信の項目をつまみ読みすると、信州の松本は近代になりビルが建てられるまで、街中に松本城を模した建物が建っていたそうである。地元の人が「今はこれしか残っていない」と案内されたのが、かの「青翰堂書店」(2010/10/11参照)だったそうである。その小さな城だらけの街、見てみたかった!続いて「バサラブックス」(2015/03/28参照)に飛び込み、中公文庫「イザベラね/田中小実昌」を250円で購入し、バスに追い立てられながら通りを進んで井の頭線の高架を潜り「よみた屋」(2014/08/29参照)へ。店頭では昭和三十二年五版の小冊子、島根新聞社「松江に於ける八雲の私生活/桑原洋次郎」を引っ張り出し、店内ではシクロの復刻版スクール文庫「宮沢賢治童話選 猫の事務所」を見つけて計900円で購入する。

一旦家に戻って仕事をこなしていると、とてつもなく重いデータが届き、ダウンロードに恐るべき時間のかかることが分かり、気持ちがグンと沈み込む。そこでこの待ち続ける時間を有効に生かし、コンピュータを放置して古本を買いに行くことにする。テクテクテクテク歩いて高円寺へ。立ち読み客が店頭に整列している「古書サンカクヤマ」(2015/02/02参照)では、店頭の箱の中からちょっと中綴じ表紙の背が傷んではいるが、福音館書店「こどものとも おはがきついた/中川正文作・村山知義」の1959年オリジナル版を見つけ、100円で購入してお店に大いに感謝する。そのまま商店街を突き抜けて、「西部古書会館」の「西部展」二日目に飛び込む。民俗学や歴史&風俗資料の多い、ちょっと硬めな会館展である。だが、大好きな安泰が挿画や見返し絵や扉絵を口絵を手掛けた、昭和十八年刊のフタバ書院成光館「シートン動物童話 ぎざ耳兎/唐澤道隆 内山賢次補」を発見し、出品していた「とんぼ書林」さんに感謝しながら、春陽堂日本探偵小説全集「蝶々殺人事件/横溝正史」とともに計500円で購入する。気付けば閉館十分前の午後五時五十分。古本屋さんがぐるぐると通路を歩き始め「「西部展」二日目は、午後六時に終了致します」とアナウンス。それを聞いて心なしか焦り、最後の通路を駆け抜けて精算した次第。家に戻れば、ちゃんとダウンロードは終了していた。ふぅ。
gizamimi_murayama.jpg
何はともあれ今日の収穫の二冊である。…今さらながら思うが、俺は可愛い動物の絵が、好きで好きでたまらないんだな……。
posted by tokusan at 20:13| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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