2018年07月23日

7/23夜の西荻窪にて。

またも昨日の話から。ほぼ終日家に閉じこもり、休息をとる。そして夕方になっても決して涼しくならぬが外出。「盛林堂書房」(2012/01/06参照)にて岡崎武志氏と落ち合う。今年もようやく動き出す二人の古本屋本のための企画会議を行うのである。お店では母岩社「詩と芸術の総合誌 ぴえろた VOL.2 1970.MAY」を100円で購入する(特集は『シュールレアリスム』で、滝口修造を中心に組まれ、土方巽・暗黒舞踏の写真も多数掲載)。では飲みながら打ち合わせを、と外に出ると、岡崎氏の様子がどうもおかしい。実は昼から祝いの席で聞こし召し、もうずいぶんと酔っ払ってしまっていたのだ。なので「まずは珈琲を飲みに行こう」となるが、何故か酔い覚ましに「古書音羽館」(2009/06/04参照)→「にわとり文庫」(2009/07/25参照)と巡ってしまう。氏は酔眼をぎょろつかせ、「「にわとり文庫」は何処だ〜」と、ほぼお店の前で小さく叫ぶ。そして店に入るや否や、奥に座るにわとりさんに話しかけ「古ツア君が本を必ず買ってくれるで」と勝手に宣言してしまう。苦笑しながらこちらもにわとりさんとお話しし、クーラーがようやく今日から動き始めたことや、「本の楽市」(2018/07/16参照)の動向などを伺う。六興推理小説選書「探偵コンティネンタル・オプ/D・ハメット 砧一郎訳」を1500円で購入する。その後ようやく珈琲を啜りながら、本の打ち合わせを少々。すっかりエネルギーを使い果たしてしまった岡崎氏のお尻を叩き、河岸を変えて飲み屋に腰を据え、ビールをようやく喉に流し込む…この一杯まで、長い長い道のりだった…。盛林堂・小野氏が所用を片付け駆け付けたところで、岡崎氏は乾杯して早々に帰宅する。おつかれさまでした!その後はビールやハイボールを飲みながら、古本屋と古本の話や『盛林堂ミステリアス文庫』出版計画についてあれやこれやお話しする。

そして今日は、朝早くのまだ涼しいと思えるうちから仕事を片付け、午前十一時半に溶けそうなアスファルトの上を滑って、午前十一時半の「ささま書店」詣でへ。尾崎一雄・川崎長太郎・外山繁・庄野潤三の函入り本がまとめて出されている。と言うわけで、講談社「すみっこ/尾崎一雄」エポナ出版「抹香町/川崎長太郎」ワニの本「因果鉄道の旅/根本敬」神戸新聞出版センター「ジャパン・クロニクル紙 ジュビリーナンバー 神戸外国人居留地」新宿書房「プラハ幻景 東欧古都物語/ヴラスタ・チハーコヴァー」を計540円で購入する。
continental_op.jpg
これは昨日の収穫「コンティネンタル・オプ」。『六興推理小説選書(ROCCO CANDLE MYSTERIES』は流用装丁で、文字と上の帯色が本によって異なる。西日が当たるカーテンをバックに写真を撮ったら、こんなソフトフォーカス気味になってしまった。これを収穫として飲みの席で小野氏に見せると、パラパラと捲りながら「1500円、安いじゃん……あ、栞がないからか。人物表の栞がないんだよ」とバッサリ。古本屋さんは冷徹である。いいもん!人物表がなくたって、覚えるもん!
posted by tokusan at 17:32| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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