2018年08月20日

8/20東京・荻窪 リニューアル「ささま書店」


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月曜恒例の「ささま書店」(2008/08/23参照)詣でであるが、少し出遅れて午前十一時四十分に店前に到着する。だがいいのだ。今日は、大幅にリニューアルしたお店を、ツアーするためにここに来たのだ!百均天国の店頭に変化はなく、右に文庫棚が二本、左に単行本棚が二本直列し、入口左横には300均単行本棚が泰然と構えている。長細く奥深い店内に入ると、棚のレイアウトなどはそれほど変わっていないのだが、入口側ゾーン・中央帳場ゾーン・最奥ゾーンのうち、最奥ゾーンに変化が認められる。以前は少しナナメに配置されていた通路棚二本が、動線と並行に置かれるようになったのだ。なので店内の見通しが増した感覚がある。入口側ゾーンは壁棚に挟まれるようにして、長い平台付きの背の低い通路棚が置かれている。右壁には映画文庫・美術文庫・音楽文庫・五十音順日本文学文庫・海外文学文庫・古い小型本少々・海外SF&ミステリ文庫・学術系文庫がズラッと収まっている。向かいの通路棚には自然科学・経済・東京などが集まり、裏側には最近刊文学・古本&本関連・エッセイ・文学評論・歌句集が集まる。左の壁棚には、今まで奥に籠っていた日本文学・日本近代文学・ミステリ・SF・幻想文学・海外文学・詩集が大移動。これまで奥で必死に目を凝らしていたジャンルが、明るい入口付近にあるのは、なんだか意表を突かれた珍妙な感じである。中央帳場ゾーンには大きな動きはなく、右の凹んで広がるスペースに二本の絵本&大判本・ビジュアル本棚が置かれ、その周りを取り巻く壁棚には、児童文学・神話・昔話・日本伝統文化・古典文学・芸能・演芸が並んでいる。帳場正面の棚脇には、ビニールに入ったプレミア本が展示され、今は亀鳴屋の「稚児殺し/倉田啓明」の特装本が強力に輝いている。最奥ゾーンに進む前に立ちはだかるナナメの通路棚には、民俗学と美術・音楽が揃えられている。左の帳場脇から延びる行き止まり通路には、店員さんが箱を組み立てる作業の真っ最中で、どうも入り難い。遠目に棚を伺うと、鉄道関連があるのを確認出来た。そして以前映画関連が収まっていた右壁棚は奥まで一直線となっており、今は近現代史・歴史・古代史を集めている。最奥ゾーン通路棚右側には、仏教・中国関連・哲学・思想・社会学が並び、左側には世界文化&歴史・音楽・映画・演劇となっている。奥の壁棚は東洋文庫・全集類・政治関連が収まり、左奥に出来た作業場横の棚から帳場横までは、カルト&セレクトコミック・風俗・性・世相・写真・美術などが並んでいる。前後が大きく入れ替わった形だが、しばらくするとこの状態にも、いつの間にか慣れているのだろう。店頭の豊潤な百均と、眺め渡せば必ず欲しい本が見つかってしまう深い棚があれば、それでいいのだ。店頭ではリブロポート「春歌 小林恭二 初期句集」を。店内では大移動した映画棚で、同文館「外国の映画界 その映画をつくる人、演ずる人/植草甚一」を見つける。植草の譯著・共著以外の、初単行本である!値段を見ると二千円で、相場の半額!これを買わぬ手はない!と己を即座に説得し、計2268円で購入する。こんな本がホロリと見つかるので、ついつい悪魔に囁かれ、財布の紐が緩んでしまうのである。
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新書サイズで装幀は花森安治。カラフルなリールの絵がとてもプリティ!
posted by tokusan at 15:15| Comment(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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