2018年08月22日

8/22クマゴロウからアカシヤへ。

またもや太陽が二つになったような暑さが戻って来てしまった。うんざりしながらも、全身をその暑さに容赦なく包まれながら、ヒタヒタ歩いて中村橋。「古書クマゴロウ」(2018/03/21参照)に避難する。だが、外棚を眺めていると、日射しが容赦なく身体の背面をジリジリ焦げつかせ始める。
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むぅ…と涼しい店内にひとまず逃げ込み、一周する。棚のジャンル分けが、以前より細かく丁寧に進んでいるようだ。冷房でどうにか身体が冷えたところで外に再び飛び出し、ハァハァ喘ぎながら三冊を選ぶ。角川mini文庫「さよならごっこ/俵万智」ハルキ文庫「吉野弘詩集」KKロングセラーズ「井上ひさしを生んで育てて夢を見た!/井上マス」を計324円で購入すると、整理中の本の山に囲まれた店主さんが、一瞬お釣りを渡すのを躊躇しながら、覚悟を決めたように話しかけて来た。「あの、間違っていたらすみません。もしかしたら小山さんじゃないですか?」。うわっ、クマゴロウさんにまさかバレてしまうとは!途端に気恥ずかしくなってしまうが、店主と幾つか言葉を交わし、ちゃんとこのお店が好きであることを告げておく。なんたって、今日も面白い本(「井上ひさしを生んで育てて夢を見た!」井上ひさしの母による、波瀾万丈の人生と息子ひさしとの交流を描いた、なかなかにアナーキーな本)が無事に安く買えたのだ。やはり良安古本発見のアベレージは高めなのだ!なのでここはもはや立派な定点観測店なのである。続いて西武池袋線に飛び乗り、大泉学園の「ポラン書房」(2009/05/08参照)は定休日なので保谷へ一直線。「アカシヤ書店」(2008/12/17参照)店頭にたどり着くと、今日は古書薄めな店頭百均棚である。だがしっかりと二冊つかんで、続いて店内の百均壁棚に取りかかると、初っ端に良い本を発見!宝文館「民藝図鑑/監修・柳宗悦 編集・日本民藝協会」である。芹沢_介の装幀挿画が渋く輝き、多数の民藝品写真を収録しているこの本が、なんだかすでに民藝品の趣である。エヘエヘしながら、実業之日本社「与平の日記 波勝崎に野猿と生きる/肥田与平」人文書院「世界の湖/滋賀県琵琶湖研究所編」を計324円で購入する。
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posted by tokusan at 16:31| Comment(2) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく拝見しています。
昨日、五反野の四季書房の前を通ると、シャッターに貼り紙があり、
「近々店をたたむ予定」とのことでした。
ここしらばらくお店はほとんど開いていなかったようでしたが。
残念です。
Posted by はくちょう座ブラックホール at 2018年08月22日 21:04
「四季書房」が!?私も先日訪れた時、貼り紙はありませんでしたが、シャッター半開きで営業しているのかしていないのか分からぬ状況でした。困りましたねェ。たたむ前に、どうにか店内に入り込みたいものですが…。
Posted by 古ツア at 2018年08月23日 16:34
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