2018年09月04日

9/4当店のベストスリー

台風が関東に猛威を奮い出す前に、どうにか豪徳寺に流れ着く。ならば「靖文堂書店」だなと心を決め、ちゃんとサッシドアを開けたお店に飛び込む。入口横の児童文学棚を腰を屈めて見ていると、チャイルド社おはなしチャイルド第31号「がんばれねずみたち/作・山元護久 絵・高橋透」を見つける。作者はテレビ人形劇「ネコジャラ市の11人」(2017/09/16参照)や犯罪アクション童話「ピストルをかまえろ」(2017/10/22参照)を手掛けた人物である。これも恐らく奇天烈な物語なのだろうと頁を開くと、案の定ギャングの悪だくみを聞いたネズミが、あらゆる乗物に乗り込んで逃げると、ギャングたちがあらゆる乗物で追いかけて来ると言う、スピードアクション絵本であった。もちろん買うことにする。他に集英社コバルト文庫「ふしぎBOOK/グループMUSS編」講談社「衆妙の門/金子光晴」人文書院「物の見えたる/安東次男」を選び、計500円で購入する。

この「靖文堂書店」のサッシ扉には、「五反田遊古会」のポスターや営業時間などが貼り出されているのだが、その中になんだか見慣れぬ一枚を発見する。タイトルは『当店のベストスリー』とあり、●レコード・LP1枚100エン●洋書 オール1冊100エン●書道関係となっており、最後に■店の三分の一は文庫中心とあるのだ。…これは、何のベストスリーであろうか?売り上げなのか、得意分野のベストスリーなのか?…まぁ値段が書かれているのと、最後に文庫について書かれているので、“お店の売り”ベストスリーなんだろうなぁ。ウフフフフ、何だかアサッテの方向を狙っているようなアピールが、愉快ではないか。
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posted by tokusan at 16:24| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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