今日は雨の西調布に濡れそぼり流れ着く。だが、先ほど偶然見かけたお店に向かわねば!と気力を振り絞り、歩を進める。駅北口から北東に駅前通りを進み、『西調布駅入口交差点』を東へ。またもやグングン歩いて信号をひとつ越え、さらに次の信号に到達すれば、北側の歩道沿いに、そのお店を発見出来るだろう。表に百均のファイルや帽子が出された、土地のリサイクル店である。中は表から見るより広い感じで、様々な激安物品が整理整頓され渦巻いている。レコードもLP・EPあるのか。そしてやはり古本もある。入口入って右側のボックス棚に、六十冊ほどが並んでいるのだ。値段はどれも十円である。はっきり言って全然期待していなかったのだが、ほぅ!ソノラマ文庫「読者への挑戦シリーズ 悪魔の玉手箱/斉藤栄」があるじゃないか。この一冊が手に入っただけで、このお店に来た甲斐があるというものである。さらに下段から、新潮少年文庫2「ユタとふしぎな仲間たち/三浦哲郎」を引っ張り出し、計二十円で購入する。
家に戻って色々片付けてから、日曜日の古本フリマの準備を進める。…だが、前回の「みちくさ市」からひと月も経たないのに、素人が完全新作で臨むのは、一苦労だなぁ…とか自分で宣言したのに恨みつつ、あちこちから引っ張り出し、色々諦めたり思い切ったりして、徐々に古本の暈を増して行く…まぁどうにかなるだろう。今日買ったレア・ソノラマ文庫「悪魔の玉手箱」も、さっさと読んで出しちゃおう!

