2018年10月25日

10/25四冊の貫録

素晴らしい秋晴れの空の下の上連雀に流れ着いたので、まずは端正な「水中書店」(2014/01/18参照)を覗く。ついついドバッと、ちくま文庫「東京つれづれ草」「私の東京万華鏡」「東京おもひで草」「雑踏の社会学」すべて川本三郎を計400円で購入する。なかなか良い出だしである。ツラツラ歩いて吉祥寺に到達し、続いて「古本センター」(2017/03/06参照)を回遊。扶桑社文庫「昭和ミステリ秘宝 火の接吻/戸川昌子」を250円で購入する。偶然にも装画の木版は、先ほど買ったばかりのちくま文庫三冊の装画木版と同じ、森英二郎の手によるものであった。ここまで来たなら当然井の頭線の下も潜って「よみた屋」(2014/08/29参照)に顔を出す。店頭棚に前屈みのおじいさん達が鈴なりになっている光景は、なかなか他では見られない、いぶし銀の活気を『井の頭通り』に放っている。そんな彼等の背後から、白髪頭越しに棚に目を凝らして行く。するとちゃんと箱付きの早川書房 日本ミステリー・シリーズ6「翳ある墓標/鮎川哲也」が、新書サイズ故に奥まりながらも呼んでいたので、100円で購入する。

家に帰って来て相変わらず嬉しいのは、やはり「青春18きっぷ古本屋への旅」が出来ていること。パラパラと読んだり、物質感を味わったり、手触りを楽しんだりしているが、やはり今までの古本屋本シリーズと一緒に並べると、特に興奮してしまう。四年に渡り、岡崎武志氏と編著して来たおかげで、バラエティ豊かな古本屋さんへのアプローチが(古本屋写真集&古本屋地図&古本屋紀行)、奇妙な貫禄さえ醸し出し始めている。誠に幸せである。これからも古本屋さんに、様々な角度でアプローチすることを、改めてここに誓います!
yonsatsu.jpg
posted by tokusan at 18:01| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: