2019年05月08日

5/8『アポロ作戦ワールドゲーム』を薦められる。

GW明け早々、ちょっと嬉しいデザイン仕事が舞い込み、朝からアタフタと過ごす。午後に昼食を摂ってから中野に外出。所用を済ませてから「古本案内処」(2015/08/23参照)に飛び込む。店内のそこかしこに結束本の山が生まれ、レジ台には値段札が散乱している。何か大きな催事の準備中であろうか…。壁面文庫棚の夏目漱石の並びに、春陽文庫「若き日の漱石/小泉譲」が挿さっているのを発見。値段を見ると嬉しい300円だったので、即購入する。お店を出たら『早稲田通り』を渡り、地面がツギハギだらけの商店街『薬師あいロード』へ。おっ、今日は「Anteiqueスピカ」(2015/11/04参照)が開いてるじゃないか。久しぶりに洒落た古い物品が飾られた通路的店内に飛び込んでみる。奥の年代物ガラスケース帳場前の古本ゾーンは健在。なんだかいつの間にやら、つげ義春が幅を利かせているな。一通り目を通した後に紙物棚をガサゴソ漁る。旅行案内・絵葉書・附録本・説明書などなど。その中から、洋書パンフレットSCIENCE SERVICE「MOON」というのを見つける。1970年に出版された、写真豊富な月のガイドブックである。写真以外にも月面上の想像図が色々掲載されており、なかなかに楽しい。中でも『Locke Moon Hoax』という物語を描いた、有翼人たちが暮らす月面の様子は初めて見るもの。400円で購入する。「どうも〜」とお店を出ようとすると、店主が後からついて来て「アポロとかお好きなんですか?」とにこやかに聞いて来た。「いや、そう言うわけでもないんですが、この時代の宇宙の絵とかって独特で格好良いじゃないですか」と返すと、棚の上を指差し「こんなのがあるんですよ。エポック社の『アポロ作戦ワールドゲーム』。アポロ計画当時に販売されてたものです」「ど、どんなゲームなんですか?宇宙飛行士を操作したりとか?」「ボードゲームですよ。地球から出発して月に行き、帰還するらしいです」。おぉ、それは素敵。だがそれほど宇宙に目がないわけではないので「お金が貯まったら買いに来ます」とお茶を濁して、お店を後にする。
0508_moon.jpg
下が『Locke Moon Hoax』の月面の様子。水もあり、目を凝らすとフラミンゴの様な鳥類や偶蹄目みたいな動物も確認できる。
posted by tokusan at 17:48| Comment(0) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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