2019年06月03日

6/3東京・早稲田 「丸三文庫」が一階路面店に!

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早起きして原稿をまとめ上げ、早めの昼食を摂ってから外出する。まずはテクテク歩いて荻窪に赴き「ささま書店」(2018/08/20参照)にて定点観測。店頭に詩歌関連が多く、店内文学棚に大量の長谷川四郎ゾーンが出現し、ちょっとした新鮮な風が吹いている。土曜美術社「評論集 機械的散策/関根弘」天平出版部「詩集 夜陰/北川冬彦」青英舎「楽園紀行/松山猛」日本近代文学館「死刑宣告/萩原恭次郎」を計432円で購入する。そのまま荻窪駅で電車に飛び乗り、総武線→東西線と乗り継いで早稲田に出る。地下駅から上がり、『早稲田通り』を西に進んで坂をグングン上がる。『西早稲田交差点』を過ぎ、100メートルも南側の歩道をさらに進めば、おぉ!ビル一階の「谷書房」(2018/02/28&2011/07/04参照)があったところに、「丸三文庫」(2010/05/31参照)が引っ越して来ている!九年間の二階店舗営業から、堂々一階路面店に出世したわけである。青い真新しい看板には、店名が艶やかに輝いている。広々とした店頭には、「鉄道ジャーナル」箱・少女漫画雑誌付録箱・安売文庫ワゴン・大判本ラック・単行本&漫画ラックが並ぶ。値段は100〜300円が中心である。店内は壁際にスチール棚が張り付き、中央に背中合わせのこれもスチール棚があり、広々とした日本の回遊式通路を造り出している。奥にはこれもスチール棚に囲まれた帳場があり、お手伝いの男性がパソコンとにらめっこ中である。入口左横には手塚治虫全集と児童文学が集まり、折れ曲がった部分には時代劇文庫や一般文庫が集められている。そのまま日本文学・竹中労・ミステリ・充実の映画関連(特に台本)・近代風俗・鉄道・歴史と奥に続いて行く。向かいには郵便&通信関連・講談社学術文庫・岩波文庫・ちくま文庫・新書が揃い、入口正面の棚脇には新刊の「名画座手帳」とともに、古めの奇妙な雑貨が集められている。右側通路はアメコミ箱を下に置きながら、通路棚に図録・美術作品集・アートが並び、向かいに海外文学・世界・社会・思想関連が続く。奥の帳場脇には、何枚も漫画の原画が張り出されている…などと観察していたら、帳場から「あぁっ!」という声が上がる。驚いてそちらを見ると、ついこっちも「あぁぁっ!」と声を上げてしまった。何とそこに立っていたのは、二月に閉店した「古書信天翁」(2019/01/25参照)の店主・山崎氏だったのである。聞けば閉店後の失意の日々から脱却し、他にもお仕事をしながら、ここで週三日働いているとのことであった。いやぁ、まさかまた古本屋さんでお会い出来るとは、何とめでたい!山崎氏はとても元気そうで、今は都電でここまで出勤しているとのこと。車中の読書も、面影橋駅からお店までの道のりも、そしてあれほど苦しかった古本データのパソコン入力作業も、すべてが楽しくてしょうがないと笑顔で語る。醒めてしまった愛が、一旦距離を置いたことにより、再び燃え上がったようなものだろうか。あぁ、それにしても驚いた。文春文庫「諫早菖蒲日記/野呂邦暢」創元推理文庫「文豪怪談名作選/東雅夫編」を計400円で購入する。その後はテクテクさらに西に歩いて谷へと下り、「古書現世」(2009/04/04参照)へ。新しく左側に据え付けられた催事の時は運び出される安売棚から、林書店「モデルガンの楽しみ/川野京輔・郡正史」(川野はテレビマンの推理小説作家。ひたすら本物気分を味わうためのモデルガン論が面白い!こんな本を出していたとは)を見つけて喜び、300円で購入する。向井氏から新宿支部新店の情報などをタレ込んでいただきながら、ニャオニャオ鳴きまくる店猫のコトにも挨拶し、いつものように楽しく愉快に長話する。
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posted by tokusan at 16:32| Comment(0) | 東京 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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