2020年01月31日

1/31「修文書房」がいつの間にか古本屋遺跡に…。

めんどくさい用事で新宿の家電量販店へ。四半時で片を付け、表に出ればそこは新宿西口高層ビル街の足元である。そうだ、久しぶりに「修文書房」(2010/06/08参照)の様子を見に行くか、と『小滝橋通り』を北上して行く。大ガードを通り過ぎると、通りの両端にあるのは、ほとんどが飲食店となり、どこも良い匂いを路上に漂わせ、道行く人のお腹をグウグウ鳴らしている。やがて『税務署通り』も通り過ぎ、段々と大久保が近付いて来る。『北新宿一丁目交差点』前の脇道にフイと入り込むと、おっ「修文書房」の看板を発見する…だが、様子がおかしい。慌てて近付くと、元は古本棚が並んでいた店内は、別の会社に為り変わり、大小さまざまなダンボールを積み重ねているのであった…あぁ、これはもう古本屋さんじゃない。果たして移転したのか閉店したのかは不明だが、この様子だと随分前にここから撤退してしまったようだ(私が最後に訪れたのは、恐らく2016/01/27である)。ただ、看板だけが、古本屋遺跡として残されているのみなのである。新宿近辺に、唯一残っていた正統派の古本屋さんだったのに…。
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古本屋さんの消滅を確認してしまった心の寂しさを埋めるために、俄然古本が買いたくなってしまった。というわけで急ぎ足で新大久保駅に向かい、池袋まで西武池袋線に乗り込んで保谷駅へ。あるかなきかの歩道を車に気をつけて伝いながら「アカシヤ書店」(2008/12/17参照)へ。そして店頭棚に目を凝らし、古書を掴み取って行く。南江堂書店「學校内救急處置/葛西明」毎日新聞社「ダンヒルたばこ紳士/アルフレッド・H・ダンヒル」ポイントライン「吉野繁樹作品集」東宝株式会社 東宝シナリオ選集「浮雲」を計440円で購入する。表紙周りが傷んでいるが、成瀬巳喜男監督の「浮雲」シナリオが嬉しい。表紙絵の女性像が、主演の高峰秀子というより、なんだか原節子に見えなくもない。
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posted by tokusan at 18:56| Comment(4) | 古本屋遺跡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
新宿といえば、評論家の浅羽通明氏が「BAKENEKO BOOKs ふるほんどらねこ堂」という店をやられているらしいです。
私も行った事はないので詳しい事は分からないですが、新宿御苑駅近くの吉岡ビル七階にあるようです。営業時間・定休日などもはっきりとは調べられませんでした。
Posted by 冬の枯れ木 at 2020年02月01日 21:40
し、知らなかったです。浅羽さん、「ささま」でも良く見かけますし、「みちくさ」でも本を買ってもらったりしています。まさかお店を開いていたとは…。慎重に偵察に行きたいと思います。いつもタレコミありがとうございます!
Posted by 古ツア at 2020年02月02日 17:36
ふるほんどらねこ堂、知りませんでした。

大井町線尾山台駅にて新店を発見したのでご報告します。
桜書店といって、駅を南に出てすぐのビル角地です。おもしろい造りをしていて、店内というものがなく、路面にボックスを出すだけの営業形態です。以前はドット本という名前で営業をしていたらしく、ネット検索するとその名前で出てきます。定休日は水曜と書いてありますが、火曜日にも休むことがあるみたいです。また、荒天時には早々に閉店になります。
Posted by 杉江松恋 at 2020年02月03日 14:38
杉江松恋様。ほほぅ、尾山台にそんなお店が。そういうアウトローな営業形態は、非常に大好物です。近々偵察に行ってみます。タレコミありがとうございました!
Posted by 古ツア at 2020年02月03日 17:18
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