2020年02月13日

2/13東小金井唯一の古本屋さんは三月末に閉店!

夕方前に下連雀の南に流れ着いたので、ちょっと遠いが頑張って「りんてん舎」(2019/03/30参照)までトボトボ向かう。アンダーパスで線路下を潜り、玉川上水を越え、トボトボ…だが、残念なことにお店は閉まっていた…ぉぉぉぉぉぉ、非常に楽しみにしていたのに…まぁこういうこともあるか…と、涙がちょちょ切れそうになりながらも、グッと堪えて「水中書店」(2014/01/18参照)に救いを求める。文春文庫「建築探偵述入門/東京建築探偵団」(永遠の名著!)集英社文庫「ショートショート全集 泥棒/結城昌治」を計500円で購入し、落ち着きを取り戻したところで、東小金井「BOOK ノーム」(2009/02/13参照)が三月末閉店を宣言し、セールをやっていることを思い出し、二駅移動して駆け付けることにする。いつの間にか時刻はすでに夕暮れ。ママさんたちが子供を引き連れ、商店街で買物をしている。そんな生活的に賑わう道を南下して行くと、「ノーム」がいつも通り営業している姿が見えて来た。嗚呼、ウィンドウには大きく『閉店SALE 全品30%オフ!』と貼り出され、他にも35年の愛顧に感謝を捧げつつ、三月末まで閉店セールを行う旨が貼り出されている。
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ここはそれほど特色のない、街の小さな新刊系古本屋さんであるが、こういう街の隙間と言うか、緩い柔らかさが消えてしまうのは、とても切ないことである。取りたてて何か買えたと言うわけではないのだが(それでも思い出を挙げるなら、オカルト系のレア本「七次元よりの使者 第0巻(大霊感)/五井野正」を100円で買ったことだろうか)、ふとした時に立ち寄れる、心休まる空間であった…さらに嗚呼…。願わくばこのひっそりと抜ける穴が、穴としてそのまま街に残ったり、スクエアなチェーン店で埋められないことを、祈るばかりである…。店頭店内をじっくり吟味して、東京創元社「推理小説の歴史はアルキメデスに始まる/フレイドン・ホヴェイダ」を30%オフの350円で購入する。閉店までまだしばらく時間があるので、またブラリと訪れます。
posted by tokusan at 19:01| Comment(4) | 古本屋消息 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「閉店」の貼り紙には、ドキッ衝撃波を食らった次にじわっと切なくなりますね。自分の住まいの近くにも、古本屋ではないけど、いわゆる町の個人経営の本屋さんが今春いっぱいで閉店するらしく、すでに営業は止め、店は真っ暗でした。
紙の本がなくなる訳ではないけど、やっぱり何か寂しいですよね。個人経営の本屋さんが閉じられた跡に、古本屋さんができないかなぁ…。
Posted by ヘイスティングス at 2020年02月13日 22:15
新刊書店のち、古本屋さん。いいですね。棚もそのまま使えますし。倉庫に眠っていた本をドバドバ出してもらい、そこに忘れ去られていた、素敵な本が紛れ込んだりしていたりして。などと都合の良い妄想をしてしまいます。
Posted by 古ツア at 2020年02月14日 16:08
そうですねぇ……と感傷に浸っていたら、来週と来月下旬、地元で二つの古本市開催のニュースが! そのうち一つは小規模ですが、それでもやっぱり嬉しいです。春ららら〜、市ららら〜♪と石野真子っちゃいたくなりましたf(^^;
Posted by ヘイスティングス at 2020年02月15日 15:39
古本市…古本好きが古本市に行ってやることは、たった一つ…古本を、買って買って買いまくれ!
Posted by 古ツア at 2020年02月16日 16:24
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