2020年02月26日

2/26世界犯罪叢書 第二巻!

一日をバタバタと過ごし、何処にもお店には行けぬ始末。代わりと言っては何だが。午後三時過ぎに「古書コンコ堂」(2011/06/20参照)に不要な古本を売りに行く。懇切丁寧にその場で店主・天野氏に査定してもらい、交渉成立。そして家に戻ると、鉄扉のポストに郵便の不在通知票が挟まっていた。これは、楽しみにしていたヤフオク落札品!とすぐさま電話機に齧り付き、再配達の依頼を行う。そして午後七時半過ぎ、働き者の郵便屋さんが、分厚い封筒を届けてくれた。ご苦労さまです。息を整え中身を取り出す。天人社「世界犯罪叢書第二巻 變態殺人篇/江戸川亂歩」である!
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おぉ、大亂歩の犯罪実録物!傷みがアリ、函ナシだが、1920円で落札。逸る読書欲をグッと抑えて、まずは自己流に修繕を施す。待ち時間の長いカップラーメンの出来上がりでも待つように、しばらく本を開くのを我慢して、心を別なことに差し向けて誤摩化す。そして三十分後、どうにか通常の読書に耐える状態になってくれた本を撫でさすり、パラパラとページを捲る。『絹帽の男』『美少女の妄想』『寝䑓下の男』『白眼鬼』『人間ゴリラ』…あぁ、たまらんなぁ。こういう実録怪奇犯罪物は、松本泰や牧逸馬の十八番だが、よもや亂歩でも読める日が来るとは。全く持って幸せである。一編ずつ大事に、血を凍らせながら読むことにしよう。そして巻末の天人社の自社広告を眺めていると、谷譲次「モダーン讀本」が混ざっているではないか。一度「盛林堂書房」(2012/01/06参照)で現物を見せてもらったことがあるが、函入り手帖サイズの、モボモガのための素晴らしいコント集であった。いつかこの手にし、通読したいものだが、この広告でこの憧れの本のサイズが『モダン型』というイカしたものであることを知る。う〜む、恥ずかしいくらいに尖端的だ!
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posted by tokusan at 21:33| Comment(0) | 追記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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